ほらふきだんしゃくてきぐこーろく

( ´―`)oO( まだカセット内の電池、生きてますかナァ…… )

 

2005年04月01日

 

さて、『おひとよしのきゅうせいしゅよ、の巻

(指定BGM: 女神転生U / チェックマン間でのワープ時BGM )

 

 

『またあおう!』――ということで、このたびも前回に引き続きまして、吾が心の名作RPG 『女神転生U』 ならびに前作、さらにその後のメガテン・シリーズに言及していきます所存にございます次第。

 

そも、こちらのゲームをプレイいたしますうえでネックとなっておりますのは、何はなくとも 『悪魔との会話』 システム。Uの段階なれば容量の関係からか、さほど多岐にわたります “話術” の活用までに至りませんでしたが、マァ第一作 『女神転生』 と比しますれば格段の進歩は当然。第一作はストックに空きがございますものの、さりとて仲魔に加えますニーズのございません親性悪魔とは、最終的に一戦交えます以外にお別れします手段がございませんでしたからナァ……そちらに代えまして、宝玉がワンサ(注1)と手に入りましたが。

 

Uからは会話の妙と悪魔との関係により重点を置かれまして、不可視パラメータとして “魅力度”(注2)が設けられましたので、宝玉欲しさに親性悪魔に非道を働きますれば、のちのち仲魔集めに泣きを見てしまいます寸法。後継はさらにこのあたりが進化いたしまして、特に敵対行為をとらなければ仲魔として連れているだけでも友好度が上がっていったような気がいたしますナ。こちらはUでもその基礎となりますような “友好的行為” がいくつかございまして、例を挙げますれば界通 “マッカ” やマグネタイト、それぞれが所持します宝石などを置いていったり、プレイヤーを治癒してくれたりも(ヒロインだけだったかも)しましたナ。

 

後継ですと無償で参加してくれたり、さらに後継ですと向こうから自分を売り込んでくるまでに進化しました次第。 また、敵性悪魔の中には甘言を弄して油断を誘い、不意打ちを仕掛けてきますくせ者や、会話がまったく成立せずに、出会いましたら退散か先制攻撃をとりますかの二者択一を即断いたしますしかない 『性格破綻者』(注3)などもおりましたナァ……。

 

ちなみに会話パターンで吾が輩がいちばん気に入っておりましたのが、『デビルサマナー』 から登場してきました“狂人”系。その中でもシンプルかつビミョーにファンタジーなフォルムから来ますギャップがなんともステキな、『夜魔・ザントマン』 がとりわけ印象に深く残りまかと。狂人系は会話の端緒をつかみますのがとにかく難しく、ようやく相手の名前を聞く機会に浴しますれば、

『オレの名前は ザントマンなんだようっ!ザントマン なんですぅっ!

というように繰り返し名乗っていただけますばかりか、かつ二度目は丁寧語にあらためていただけますほどの気の配られよう。さらには交渉成立にて仲魔に加わっていただけますれば、

『オレはぁっ、夜魔夜魔夜魔夜魔ッ。ザントマンザントマンザントマン!

 

というこの上なく激しいアッピールにて、自己紹介ならびに意気込みにつきまして念を押されます始末。もちろんこのすぐ後に、魔獣合成(注4)の材料にしてしまいますなどと、吾が輩口が裂けても申し上げることなどできますテンションではございませんでしたワイ。

 

また、夜魔つながりでもう一点をば。たしか 『真・女神転生』 に登場します夜魔・ヴァンパイア。こちらのご面相どちらかと申さば “黄金バット” のほうがより近いような、およそ吸血鬼らしからぬフォルム。やはり “吸血鬼=ドラキュラ” というイメージが強すぎますゆえ、高名なるクリストファー・リー氏の御姿をば思い起こしてしまいがちなのは吾が輩も否めませぬ……されどこちらのATLUS版ヴァンパイア、じつは意外なルーツがあったのでございますワイ。

 

と申しましても、オカルト映画通のお方でしたらすでにご承知かもしれませぬが、吾が輩がこちらの “禿頭ヴァンパイア” に邂逅いたしましたのは、かのヴェルナー・ヘルツォーク監督の映画にて。もちろんヘルツォーク監督作品と申さば、あのクラウス・キンスキー氏が主演されておりませぬはずがございませぬ……さよう、要しまするにこのお二人のコンビ作品 『ノスフェラトゥ』 にて、キンスキー氏が扮しましたるドラキュラ伯爵こそが元ネタのご様子。さるにても、世に数ありましょう吸血鬼映画から、なにゆえにヘルツォーク作品をチョイスなされましたのか(注5)……あるいはステレオタイプな “ドラキュラ” 像から一線を画したいという意図のあわられでございましょうか。

 

 

 

さらにはこちら 『メガテン・シリーズ』 はさぶ……もとい、サブ・ゲームでございますカジノの充実でも知られているようでございまして、中でも吾が輩はコード・ブレイカーならびにビッグ・アンド・スモール(注6)ことのほか愛好しております次第。こちら二つのゲームはシンプルなルールに似合わず熱中します度合いが思っております以上に高く、その場の空気と申さばまさに 『賭博破戒録 カイジ』 そのものっ!!(←もっと気楽で明るくはございますが(笑))

 

とくにコード・ブレイカーの最高賞品は、『だてんしのはね』 なるマント。マントそのものがゲーム内でもレア・アイテムでございますうえに、ひとたび羽織りますれば対悪魔 “魅力”が格段に向上するという特殊効果もございます、まさにこの春の 『小悪魔ファッション』(注7)をきらびやかに飾りますリーサル・ウェポン。されどこちらを入手いたしますには、ナンディさんが思い描いております。5ケタの数を一撃で的中させませねばなりませんというナカナカの難しさ……ですが、吾が輩じつに一度だけ見事初回予想で的中させ、ナンディさん(注8)の祝福とともに 『だてんしのはね』 をこの手に握ったのでございますが、その直後に外で遭遇しました親性悪魔をつい平素の習いでもってAUTOの歓迎をしてしまいましたのでございますワイ。

 

AUTOは使い慣れてしまいますと、物理攻撃の効きませぬ敵に仕掛けてしまい、あたら手痛い傷を負ってしまうことも少なくないのでございますよナァ――して、まったくの “業務上過失致死” のあと、吾が輩はそれはそれは悩みました次第。多いものか、あるいは少なくて済みましたものか……この過失でどれだけ魅力度を損じましたかは皆目見当が付きませぬが、平素より 『博愛主義』 で知られます吾が輩が、どうしていたいけな親性あくまをころしてへーきでいられましょうか!(いや、平気でなどいられない!:反語表現)

 

――ということで、そのあとセーブいたしませずにリセットスイッチを押しましたことは、もはや申し上げますまでもございますまい。鳴呼、さるにても思い出しますだに勿体ないことをしでかしましたものでございますワイ。

 

 

して、肝心のストーリーでございますが、まぁ始まりからおしまいまでをトータルに、忌憚のございませんところを手短にまとめますれば、 『よくぞここまで徹底なされた、よくぞここまで決断なされた』 こちらのひと言に尽きますワイ。かの領域まで “人の子” が踏み込みましてよろしいものか、まさに 『八百万(やおよろず) の神々がおわします日本だからこそ創られ、存在が許されます作品でございますワイ(注9)

 

ただ、難を申さば話の運び方にはやや強引な点がチラホラと……たしかファミ通のゲーム評でも、『ゲームバランスが悪い』 いう声がございました記憶が。そちらにつきましては、吾が輩も敢えて抗弁はいたしませぬワイ。やはりストーリー前半におけます大きな分岐点にて、パートナーが友人からとある女の子に替わりますあたりも、正直 『そうまでしてアチチ(注10)にしませんでもよろしいでしょうに……』 と思ったり思わなかったりでございましたナ。

ファミ通的には、『次にどこへ行って何をするべきかのサジェスチョンが明確でないのが不親切』 という点を指摘されておりましたように記憶しておりますが、たしかに吾が輩も、義弟のご友人よりカセットとともに攻略本をかしていただけませんでしたら、最終的なクリアには至りませんでしたこと、まさに疑いございませんですワイ(注11)

 

――そんなこんなで、まだ語り足りませぬ 『メガテン』 シリーズ。よって次回も引き続きますので、どうか宜しくご了承のほどを。

 

 

 

 

 

注1:手塚治虫先生原作のアニメではない。ちなみに宝玉はヒットポイントならびにマジックポイントをMAXまで回復してくれる(ステータス全快だったカナ?)

注2:会話がうまく進んで仲間にしやすくなるらしい。

注3:ジュク(新宿)のビーメにはまったく手を焼かされたものでございますワイ。

注4:“悪魔合体” というのが正式な名称らしいです。とある機会にファミ通の方からお聞きしました。

注5:やはりヘルツォーク作品だけに、劇中ドラマティックな盛り上がりを見せずに淡々と話が進みますワイ。

注6:前者は5桁の数字を規定回数以内に当て、後者は次に出る数字が5より上か下かで掛け金が倍になるゲーム。

注7:車の中吊り広告より。この春いったい何体の “ゴブリン” が街に出現しますコトやら……

注8:ンドからやって来たコード・ブレイカー屋のオーナー。ナマステね。

注9:海外輸出版ってございますのでしょうか? 激しく無理そうでございますが……

注1080年代のTV番組 “週刊欽曜日” の佐藤B作氏のネタ。『男女の仲が睦まじい様』 の意。

注11よほどの記憶力と注意力がございましても、真のラスボスの所在地を突きとめますのは至難の技かと……。

 

 

 

 

 

 

おいおい、そっちじゃないぜ!

 

 

2005.04.01 (C)Mephistopheles von Münchhausen

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