ほらふきだんしゃくてきぐこーろく

すこし時間をみまして、再プレイしてみましょうかナァ……。

 

2005年04月08日

 

さて、『なんだ、きゃくか……の巻

(指定BGM: 女神転生U / 悪魔に遭遇した直後のBGM )

 

 

吾ながらまさか三週にわたりまして思い出をつづります事となりましょうとは、ついぞ考えてもみませんでしたこちら 『メガテン』 シリーズ(注1)。今回をもちましてようやく〆を迎えることと相成りました次第。とりあえずは 『こんごともよろしく』 でございますワイ。

 

そもそも、グラフィックにつきましては、『真〜』 よりスーファミにハードが移行しましたので解像度の向上もさることながら、“電脳悪魔絵師” こと金子一馬氏の参加でさらに磨きがかかり、いっそうリアルに洗練されていきましたのでございますが、『抱かれると壊れそうなささくれたが好き』(注2)でございました吾が輩としましては、贅沢なれどそちらの点が却って不満でございました次第。

ついでばかりに忌憚なく申しますれば、全体としましても画質がクリアになりました反面おどろおどろしさが極端に減ってしまいました感じがいたしまして(吾が輩感覚比)、ヴィジュアル面ではイマイチ受け入れ難く思っておりましたことも隠しませずに申し述べておきますワイ。

 

ちなみにこちらの 『メガテン』 におけますあまたの女性悪魔たち。そのルックスたるや男子中学生でございますればどんぶりでご飯何杯でも!と申しましても過言ではないくらい過激なエロティシズムを纏っておりますが、その“カティン・コティン”(注3)な描写が許されました理由とはこれなん、彼女らがなべて “人間” ではございませぬ “悪魔” でございますからこそ。要しまするに人間以外の 『クリーチャー』 でございますれば途端に規制が甘くなりますので、それゆえおおよそのデザインがOKとなりますのだとか。こちらのお話は 『真〜』 発売当時のファミ通にて、金子氏がインタビューにお答えされておられましたの記憶しております次第――まぁそちらよりも、『魔王・マーラ』 のフォルムのほうがよっぽどでございますが……。

 

また、主人公キャラがレヴェル・アップいたしますと、能力値を随意にひとつ増やすことができますが、吾が輩はRPGなればオーソドックスに体力、腕力、機敏さを軸に割り振っておりますが、こちら 『女神転生U』 では中〜後半部からの装備におけます “能力補助” 効果によりまして、特に男性主人公などは腕力が異様なまでに上がりますので、吾が輩もっぱら “運” に加算しておりました次第。さて一方のパートナーはなかなか知力を補助してくださいますアイテム等もございませんでしたので、セッセと知力を高めますかたわら、『運のインセンス』を集中的に焚きしめてあげたものでございます。

 

さるにても、魔獣合成に関しましては 『画期的』 とは思いましても 『背徳的』 とまでは思いませんでしたナァ。まぁ邪教の館がやたらに儀式めいていましたり、悪魔交配時の表現が念入りに呪術めいておりましたら、さすがにどうかとおもいますがナ。あちらは “錬金術的テクノロジー” の延長に置かれましたから巧くいったものと愚考いたしますワイ。 ところで、『真』 より合成にて幾つかの “特別種” を生成できるようになりましたものの、吾が輩におきましてはタダの一度だに拝見しました憶えがございませぬ状況。たしか 『魔人』 でございましたかと。

 

こちらは合成時の悪魔の組合せが肝となっているのではございませんで、飽くまで “事故” の名の下(もと)の偶然が重きを為します、“不確定要素” こそ必須材料という、出現するのを見るのが早いか年末ジャンボ宝くじに当選するのが早いか天文学的確率の運に見込まれないことには出会えません仲魔。やはり特定の条件下にてフラグが立ちましてから合成を開始しますとか、ないしはコントローラUのAボタンかBボタンを押しながら、十字ボタンを右9、上2、左2、下9の順に押さないといけませんのでしょうか(注4)……事故でありますれば、『デビルサマナー』 にて幽鬼・オシチがいきなり出現しまして、その当時パーティー内の魔法能力が低めでしたことから実戦投入。存外な使い勝手のよろしさから、“レベル上げ合成” までいたしまして一軍登録させておりましたナァ。

 

ならびに、吾が輩は連れてあるきますには “魔獣” が好みでして、その何故はらの仲魔が持ちます特殊能力 “ほえる” がけっこう有効でありますコト。敵パーティーの何体かがバインド状態に陥りますれば、戦闘がことのほか楽になりますからナ。

 

ちなみにメガテン中もっとも高名でございましょうキャラ “ジャック兄弟”。吾が輩はフロストのほうをより頼りにさせていただきましたナ。その何故(なぜ)を申しますれば、氷系の魔法には “氷結” 効果がございますので、戦闘がグッ(注5)と有利に運べますから。そして蛇足ながら吾が輩がいちばん嫌いな悪魔と申さば……やはり、“ジュク(新宿)のビーメ” になりますでしょうかナァ……。

 

また、主人公が渡り合いますのは悪魔たちばかりではございませんで、『U』 にて狂人でしたのが、『真』 以降では “メシア教徒” ならびに “ガイア教徒” の二派に分かれての登場。一神教を奉じますメシア教徒はバリエーションこそあれ、その外見はやはり “一統された” ラインがございまして面白味に欠けますが、混沌こそすべてのガイア教徒は種々雑多という言葉が似合いますとおり……と申しますか、あまり信仰に縁がない、昔で(あるいは現代社会で)ございますれば、ゴアあたりでガンジャをキメてハッピーな連中のほうが近いような感じがいたしますのは吾が輩だけでございましょうか。 どちらかと申しますれば規律がアバウトそうな、ないしは在(あ)って無きがごとしのガイア教徒のほうが親しみ易そうに見えますが、連中にはクンダリーニ・ヨーガの流れを汲みます 『真言立川流』(注6)の求道者もいらっしゃいますからナァ……やはり、『君子危うきに近寄らず』 よろしいのかもしれませぬナ。

 

魔王クラスを抜きにしまして、吾が輩がとくに愛着を感じます悪魔といたしますれば、Uでは『幻魔 クー・フー・リン』 ならびに鬼神の四天王でございますが、『真〜』 でございますれば吾が輩迷いませず 『邪鬼・ギリメカラ』(注7)『魔神・不動明王』 の名を挙げさせていただきます次第にございますワイ。

 

ギリメカラはその属性から本来は敵側になりまして、会話では仲魔にならないのでございますが、魔獣合成にて造りますことは可能。されど敵性でございますゆえ、まさか仲魔と同列にて闘えますものとは吾が輩つゆとも考えませんで、邪教の館での偶発事故で出現いたしましたのを、シャレで前衛に呼び出しましたらマァ頼りになりますこと頼りになりますこと。まさに無冠の魔王級。

『やはり “物理攻撃反射” は伊達ではございませんワイ!』 さすがはスリランカの “裏ガネーシャ” と、吾が輩つくづく惚れ惚れいたしました次第。魔法耐性も高く、後継でもかなりアテにさせていただきましたワイ。

 

不動明王はその名にし負う密教鉄拳伝タフさを見せていただいたものでございますが、何故かムド系(呪殺魔法)に滅法弱く、さして手強くもございませぬ中堅クラスの悪魔にでもほぼ100%コロリと逝きますのには、吾が輩も 『密教の剛の者とても、密教の法には敵いませぬものか……』 と逐一リカーム(注8)をかけてあげました次第。されど、パーティ後衛の女性悪魔(かわいい系)が健気にも堪えていたりしますと、さすがにその苦手な攻撃に対します堪え性のなさ加減を見て見ぬフリもできませず、合成の材料に使いますまで放ったらかしにしたりも致しましたなぁ。

 

ストーリーにおかれましては、『真』 のT・Uが 『女神転生U』 の大掛かりな “焼き直し” に留まってしまいました観が正直否めませんでしたのが大いに残念でしたが、ゲームシステムを継承ならびにさらに微に細に発展させつつ、筋立てをそれぞれ個別独自に構築されました『……if 』 や 『デビルサマナー』 などのほうが、いっそ潔ぎのよさと作品としましての純粋な愉しみがございましたと愚考いたします次第。 でございますから、 『真・女神転生V NOCTURNE』 はかなり興味を引かれましたのでございますが、先述いたしましたようにゲームに掛けてもよろしい時間も情熱も、齢を経ますとまずそちらが 『的確な判断』 かどうか考えを働かせるようになりますもので……やはりプレイいたしません公算のほうが大でございますかナ。

 

 

『デビルサマナー』 以降はテレ東深夜に円谷プロの手によります特撮番組ができましたり、さらにはTBSにてアニメまで始まりましてからは、『もはや吾が輩の存じておりますメガテンではなくなってしまいましたナ……』 という感慨とともに、吾が輩はメガテンにつきましては “取り敢えず出たら買う” スタンスにて付き合って参りましたが、ともあれ兎にも角にも、吾が輩やはり最終的にはナムコットの 『女神転生U』 好きだったのでございましょう。

 

ATLUS版となります 『旧約・女神転生』 をプレイいたしました際に、正直なつかしさよりもガッカリ感がいたく募りましたことからでも明白。このあたりの関係をば、柄ではございませぬがなんとはなしに恋愛に通じますような……いくつも遍歴を重ねましたのは、何につけ思い出してしまいますとある女性の面影を、新たなご婦人方に出逢いますたびに知らず知らず求めてしまいましたからこそ……まぁキザになりますのでこのあたりでやめにいたしますが、それでも思い出されますのは 『楽しかった記憶』 ばかりでございますから、善しとするべきでございましょうかナ。

 

――それではキリもようございますので、『メガテン』 に関します愚考はこれまでに致したく存じ上げますワイ。 この先機会がございましたらまたぞろ新規にプレイするのも一興でございますが、ともかくこちらのソフトに関しましては、『棺桶に入れて一緒に焼いてほしい思い出の品』 のひとつでございますゆえ、末永く大事にいたしとう存じます次第。……ハテ、そちらのお客様、『あんなの焼いたらダイオキシンが出そう』 でございますか?

 

――そのくらい、男のコなら我慢ガマン♪

 

 

 

 

 

 

注1:基調は 『女神転生U』

注2:高岡早紀女史のデビュー曲より。結構ワイルド歌詞

注3:伊集院光氏風オノマトペ。『物体が硬直する様』の意。

注4:それはファミコンのゼビウス。

注5:桂三枝師匠往年のギャグ

注6:落語じゃないヨ。よい子のみんなはお父さんやお母さんにしつこく訊いてみよう!!

注7:もしかしますと、ギリメカラが使えましたのは後継かもしれませぬ。ちなみに 『U』 では誤植にて “ギリメカテ” になっていたのは有名な話??。

注8:蘇生の魔法。さるにても “魔神” のハズなのに……。

 

 

 

 

 

 

おいおい、そっちじゃないぜ!

 

 

2005.04.08 (C)Mephistopheles von Münchhausen

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