ほらふきだんしゃくてきぐこーろく

ケータイも、機能の六割はおそらく活用しておりませぬし……。

 

2005年05月13日

 

さて、『便利か無駄かの巻

(指定BGM: Honey Bane / Girl On The Run )

 

 

『過ぎたるは及ばざるが如し』 というお言葉がございますが、こちらは浮世におけます数少ない真理ではございますまいかと吾が輩は愚考いたしますナ……飲酒しかり、食道楽しかり、巨乳しかり、そして 『電子機器』 もまたしかり。括りが 『電子機器』 では、いささか範囲が広うございますが、マァいわゆる “ケータイ” や “パソコン” を軸に話を進めていきます所存にございます次第。

 

そも、吾が輩が現在使用しておりますケータイもパソコンも、導入時よりはや二年を優に経ておりまして、昨今の“機器寿命” からいたしますとすでにロートルの域に両足を突っ込み、かつ腕には点滴用のカテーテルが刺さっております様なもの――でございます故に、どちらも雑誌の広告などで “ローエンド機” として紹介されておりますお品のほうがスペック的に “ハイエンド” でございます事などはもはや当たり前。

 

とは申しましても、いくら高性能なパソコンでございましょうとも、日常で使用いたしますCPUの仕事量など知れたもの。たとえDVDを5.1chサラウンドにて視聴されましても、あるいは七面倒臭うございますうえにはた迷惑なウィンドウズ・アップデートを行っております際でございましても、CPUが100%フル稼動しておりますような状態はまずございませんかと……マァ360°全方向視点フルポリゴンのゲームにでも興じられますか、ないしは円周率の小数点以下二十五京ケタまで速攻にて計算させますともなりますれば、確かにCPUパゥワー(注1)が必要となりますでしょうが。

 

それこそ現在の吾が輩なれば、いずれ汎用主力機がオシャカにでもなりますれば遠からず、

 

『いずれかのメーカーさんの中古(ちゅうぶる)間に合わせましょうかナァ……』

 

などと、かつて “自作男爵” として世田谷中にその名を知らしめました吾が輩とも思えませぬ判断を下しかねませぬ有様。まさに、『人は、変わっていくものなのね……』(注2) でございますワイ。そんな吾が輩でございます故、ケータイもQVGA画面でSDカード対応のJ-SH53で十二分でございます次第。いちおうカメラも100万画素でございますしナ。 この上このように小さな端末にてテレヴィジョンを観ましょうなどとは露とも考えませなんだ……ハテ、そう言えばケータイにおけます“受信料”とは、各ユーザー持ちになるのでございましょうかナァ。

 

また、液晶画面の解像度が上がりましたとは申しましても、“手のひらサイズ”の縮尺にてウェブを閲覧しやして、それほど用が足りますものでございましょうや……まぁ、出先で交通機関の乗り換えが不案内な場合などでございますれば、『駅すぱぁと』 を利用されましたり、通勤の間の暇つぶしに電子ブックを読まれたりというご利用でございましたら、吾が輩も合点がいきませんでもございませんが。

 

さりとてあの様にせせこましい画面にてネットサーフィンをばなされて、そのうえ通信料まで取られましては、まさに 『踏まれたり蹴られたり』 ではございますまいか……いくら使えば使うほどパケット料金が安くなりましても、支払わねばなりませぬ使用料も確実に上がっておりますのもまた事実。CMコピーを額面通り鵜呑みにされまして、『おトクだね!』 などとはしゃがれておられますのは、かなりお目出たき御仁と申し上げねばなりませぬナ。

 

もちろん、そちらを“通信料”ではなく “情報料” として考えればよろしいのやもしれませぬが、出先でそのように不案内になります前にあらかじめ備えおかれますのがフツーの常識人ではございますまいかと愚考いたします次第。そのような行き当たりばったりの生活で、まことよろしいのでございましょうや……。

 

 

――このように、吾が輩におきましては斯様な程度の存在でございますケータイ。されど最近では、とある機能において非常に重宝しておりますのも隠れました事実。

 

昨今では、電車内にてノートパソコン、ないしはキーボード形式のモバイル端末をご使用されております姿を拝見いたしますのは、もはやさほど珍しい光景でもなくなりましたが、その風体から察しますところ(時間帯の差もありましょうが)学生さんやオフ日の社会人よりかは、圧倒的にスーツ着用の “企業戦士” が多くお見受けいたします次第。

 

かの企業戦士たち。かつてのCMコピー 『24時間戦えますか?』 などとという、『奴隷ですら睡眠時間くらいございますでしょうに……』 と、いかにも消耗品然としました生活には身を置かれておりませんでしょうものの、いかんせん 『そうまでして仕事を詰めませんと立ち行かないのでしょうかナァ』 と、“遣り手のビジネスマン” でございますのかある意味 “ダメ人間” でございますのか、判別が難しいところでございますワイ。マァいわゆる 『ワーカホリック』 でありますことには間違いございませんが。

 

そちらはともかくも、他にも仕事の簡便を図りますアイテムとしましては、PDAなんかもございますが、吾が輩かの機械の利便性がいずこにございますか皆目判りませんで、『あちらなれば、ただの手帳でも事足りますのでは……』 と、わざわざ大枚はたきまして購入します気にもなりませねが。遠からずご進呈いただきましても使用いたします機会も気概も無きかと。

 

そんな吾が輩も、まれに電車内にて小説を読みます気になれませず、さりとてぼんやりと車窓からの眺めに視線を遊ばせますにも、地下鉄なればそれも叶いませぬ。そんな折りには、さしもの吾が輩とて手軽な記録手段が欲しくなったりしますのも人情。されど、わざわざそのためだけにひと散財しますのでしたら、G☆AのDVDでも購入しましたほうがどれだけ日々の暮らしのうるおいになりますものか……そも、ノートパソコンでは座れませんことには何をいたしますにも画面すら開けませぬし、そのためだけに持って歩きますにはチト重すぎ。PDAは長文作製には不向きな感じ。なれば……ということで、吾が輩いささか頭をひねってみましたところ、最も身近な 『文書作製アイテム』 に気が付きました次第。

 

それこそが、“ケータイ” にございます。携帯のメール機能でございますれば、立っておりましょうが座っておりましょうが、片腕一本で文章を綴りますことが可能。マァHTML文書のようなに細かい作り込みまでは望めませぬが、こちらのコラムの下書きにはまっこと重宝。書き綴りました文書はわざわざメールなどに飛ばしませんで、内蔵のSDカードに書き込みましたら、PCにてファイルを変換するのでございますワイ。こちら携帯メール・ファイル“.vmg”をPCにおけます電子メール・ファイル“.eml”に変換してくださいます 『VMGtoEML』 なるフリーソフトがございますので、吾が輩と同じ携帯活用をお考えのお客様はお探しありますのも一興かと。

 

 

 

 

 

 

注1:無闇なネイティヴ発音。

注2:ファースト・ガンダムはセイラ・マス女史の発言?

 

 

 

 

 

おいおい、そっちじゃないぜ!

 

 

2005.05.13 (C)Mephistopheles von Münchhausen

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