ほらふきだんしゃくてきぐこーろく

まだまだ寿命じゃねェだろうによ!!

 

2005年07月01

 

さて、緊急寄稿。 『液晶モニタ解体 の巻

(指定BGM: スパルタ・ローカルズ / ピース )

 

 

オゥ!元気でやってるか? 今日はこのおれ、クラウスコフ・キンスキーが担当だ。おれは17型液晶モニタに換えてからもう4年にもなるが、こないだイキナリ電源が入らなくなりやがって、コンセントの抜き差しを繰り返して(注1)様子を見てみたものの、どうにかON/OFFのLEDランプは点いてもPCの信号に反応しなかったり、あるいはワッと一面バックライトで真っ白になり、次第にじくじくと血が衣服に染みひろがるように黒ずんでいってそれっきりだったりと、どうにもラチがあかん。

 

これでは仕事はともかくも、最低限の情報取得しかできやしねぇ……この夏はコンタクトを買い換えようと考えていたんだが、モニタがなきゃ2台あるPCも邪魔な箱だ。おれは仕方なしにコンタクト用予算にプラスした金を握りしめ、行きつけのメイド喫茶でひと歓談してから “電脳物欲界” ことアキバの街に躍り出たと思いねぇ。

 

事前に価格.comでざっと相場を確かめておいたが、いまはそこそこのスペックでも25,000円台からあるんだな、液晶モニタってなぁ。前のモデルはそこそこ知られたメーカーで、ゲームやDVD視聴も考慮して解像度や応答速度も高めのを買ったんだが、今回はもうテキスト中心の一般作業のみを視野に入れつつ、こういったトラブル時に閉口しないよう国内メーカーの廉価品に絞って探すことにしたんだ(注2)

 

どの店でもBUFFALOのモデルが安いみたいだが、やっぱ店頭価格ってのがある。“本日のサーヴィス品”ってヤツだな。即日設置する必要性もあったが、それもまた当て込んでわざわざ来たんだから、『稲妻ヅモ』 でお買い得品を引き当てたいってモンだ。

 

こんな時、結構いい出物があったりするのがZOAだ。電脳街のやや端っこに位置してるからか、客引き効果を狙っての目玉商品をかなりの確率で出していたりする。……で、JR秋葉原駅から順繰りにめぼしい店をまわり、やはり行き着いたのはZOA。すると先述のBAFFALO製品、FTD-G741Aがなんと22,800円で売られてるじゃねぇか――10台限定だがよ。

 

おれは店員さんにさっそく在庫を訊いてみたら……もう無ぇときたもんだ。あとは目の前の展示品でどうか、っつー話だが、その場合千円値引きしてくれるらしい。もちろん箱も保証書もついてくるし、ちゃんと掃除して梱包してくれるのは当然の話だ。本来ならば 『もう一声!』 と値切るところだが、前にPC133メモリのマザボを探していた時、ソフ○ップじゃ値引きに応じないばかりか応じる素振りすらない傲岸商法だったのを思い返せばずっと良心的じゃねぇか――おれはその条件で手を打ち、金を払って引き取り時間を確認し、お約束の 『ヨヨヨイ』 を決めてから店を出たって寸法だ。

 

 

コンビニでメロンのパック・ジュースを買って水分補給をしつつ、さらにしばらく行ってから 『俺コン』 でL●電気の液晶モニタが同じく22,800円で売られていたのを見つけたのはややショックだったな。だが “国内メーカー” である前提を思い出し、自分をどうにか納得させてあきばお〜で掘り出し物を探しながら時間をつぶし……ああそうだ。前にHDDレコーダーのモートルの駆動音が台から床を伝って微妙に響く、って書いたと思うが、あれをPCの振動防止剤(注3)でどうにかできねぇものかと少し前に探しに来たんだが、あきばお〜で売っていた 『地震番』 っつー粘着性ポリウレタン樹脂が520円とシャレになる値段だったから買って帰ったら、こいつがまた駆動音のほぼ九割五分を吸収するっつー大活躍だ

 

本来の使い方は花瓶や置き時計とか、地震で倒れて困る物の底に貼り付けて転倒を防止する目的なんだが、『振動に強い → 揺れを吸収する』 はずだと踏んだのが大アタリだったな。しかしあの店は、ホントおれの心の琴線をジミ・ヘンドリックス氏なみに掻き鳴らしてくれるパンドラの箱、もとい夢のおもちゃ箱のようなイカす店だぜ!!

 

で、例のモニタを持参したキャリアで引き引き自宅に帰ったんだが、相変わらず旧液晶モニタは黒が染み出すオカルティック・モードから脱しきれねぇでいやがるから、すっぱり見切りをつけて廃棄処分にしちまうことに決めたんだ――もちろんこのおれが廃棄するってんだから、ねじの一本一本までバラバラにしてやるのが流儀だ。まぁ雰囲気で言えば平山夢明氏の 『メルキオールの惨劇』 に出てくる12(トゥエルブ)よろしくな。

 

で、外装はパッパと外してこれが液晶だ。これに電圧をかけると任意に像が浮かび上がるんだが、昔の電卓やゲーム・ウォッチみたいな黒い定型の像じゃなしに、いまは16万色フルカラーでいろんな表示が可能なんだからおったまげるよな。

 

だが、そのままじゃ液晶が映し出してる像は見えねぇから、このバックライトで文字通り後ろから光を当てるってぇ寸法だ。今回ウチのはどうやら液晶が先にイカレたみてぇだが、液晶が無事でもこのバックライトがダメにになったらもうおシャカだ――さらに分解を進めると、これが画面全体を光らせる “反射板”(?)だ。これはアクリルでできてるんだろうかな? 取っときゃ何かに加工できそうだが、生憎おれにはそんな技術は無ぇ。裏のペラペラした幕は白く光らせる効果を出すんだろうが、似たようなのがあと四、五枚くらい重なってたな。

 

光の大元はこれだ。小さな蛍光管みたいなのが板の上下についてたな。ガラスを含めてこういったクリアな板や繊維ってのは、一端に光を当てると反対側も光るってぇ性質を持ってるんだ。それを応用したのが光ファイバーだが、おそらく内側で光が反射して伝達されるんだろうな。この板もそんな感じに少ない電力で光源を作るための工夫なんだろうぜ……もちろん、もっともらしく解説はしてるが科学技術的な根拠なんかありゃしねぇぞ

 

 

――とまぁ、あとはプラスチックと金属に分別してゴミ捨て場行きだが、12みてぇに中身にキー・ワードを見つけることはできなかったな。にしても、ちょいと痛い出費だったなぁ。二万円ありゃあよ、かなり豪華なコンタクトが買えたもんなぁ……。酸素をバシバシ通してくれる過給器つきのヤツとかよ。ツイてねぇぜ、まったく――。(注4)

 

 

 

 

 

 

 

注1:主電源スイッチ無しのACアダプタ直結タイプ

注2:まぁ、もう保証期限も切れてるからどうしようもないがな

注3:おおよそ2,000円前後が相場

注4:結局使用年数も年数なんで、両眼とも買っちまったぜ。

 

 

 

 

 

おいおい、そっちじゃないぜ!

 

 

2005.07.01 (C)Mephistopheles von Münchhausen

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