ほらふきだんしゃくてきぐこーろく

今回は、ちょっと “いい” お話でございますワイ。

 

2005年09月16

 

さて、 『磁性帯が紐解く想い出』 の巻

(指定BGM: 原マスミ / ピアノ )

 

 

先日吾が輩の所持しますアナログ地上波受信チューナー付きヴィデオ専用モニター……別名テレヴィジョンとHDDレコーダーの両方にD1端子が付いておりますことに気が付きまして、社用で足が向きましたついでに秋葉にてケーブルを購入。

 

吾が輩ケーブル系はつねに “ココ!” と心に決めておりますお店がございまして、そのお店とはこれなんコンピュエースさん。およそケーブルというケーブルがお値打ち価格で販売されておりますこちらは、蔵前橋通りに面しておりますので、アクセスは旧国鉄秋葉原駅からよりは、旧帝都高速度交通営団銀座線・末広町駅のほうが格段に近うございますナ。

 

このたびは秋葉原駅側からのアクセスでございましたゆえ、お店にはしばしの距離が。行き着きますあいだに品名を忘れませぬよう、『D1端子ケーブル、D1端子ケーブル』 と声に出して歩いておりましたが、途中にございました小川を 『どっこいしょ』 とばかりに跳び越えてしまいましたのが運の尽き。ようやくコンピュエースさんに着きましたのはよろしいのでございますが、お店の方に 『すいません、どっこいしょ有りますか?』 と尋ねましてもラチがあきませんでしたのは、吾が輩がことさらに申し上げますまでもございませぬナ。

 

――そこはどうにかアルファベットが頭に着いた商品名でございますことを思い出し、買い物は事なきを得ました次第。さるにてもこちらのお店。店内狭しと品揃えされております各種ケーブルと肩を並べます、リカバリー品とおぼしき型の古いPC群と、呪術めいたインセンス&グッズ類。そのうちCDはヒーリング効果があるモノと推測されますが、深い詮索はこの際ナシ……して、ついでとばかりにステレオ音声ケーブルも購入。

 

こちらはコンポのヘッドフォン端子とPCのライン端子を結びますための、双方が35_ピンジャックとなっておりますケーブル。要しまするにこちらを使用しまして、カセット・テープに録りました貴重な音声データをMP3ファイルに変換して保存しましょうという魂胆にございますワイ。

 

 

音楽アルバム系……いわゆる懐かしの塩化ビニール盤音源を録音しましたテープは、ジャンルを問いませず後々CD化されました際にそちらを再購入しておりますので度外視といたしまして、やはり記録しますべきは 『エアマスター』 エアチェック系。

 

一応簡単にラインナップを挙げてみますれば――サンプラザ中野のANN(注1)最終回、デーモン小暮のANN・100回記念&最終回、ANNうにトロライヴ有頂天vsたま、大槻ケンヂのANN等々(注2)。120テープでございますゆえ中間の断絶が勿体なくはございますが、いずれも現在では非常に貴重なトークの数々。

 

もちろんFM番組のエアチェックもございませぬはずもなく、先の愚考録 『好きだけどキライなモノ』 にて言及いたしました、悪名高き(!?) “坂本龍一のサウンド・ストリート” を始めとしまして、メジャー・デビュー直後の有頂天や筋肉少女帯などのライヴ(注3)や、細野晴臣氏の活動開始からYMO散開までをまとめた音楽的半生記など(三回中後半二回のみ)、どちらかと申しますれば期せずしてテクノ系がメイン。

 

とりわけ、“サウンドストリートテクノポップ特集” なる番組がございまして、こちらは元ZELDAのベーシスト・小嶋さちほ女史をパーソナリティに迎え、テクノポップ盛況時に一世を風靡いたしました有名どころを集めましたるちょっとしたテクノ博覧会のような番組。当時まだYMOとクラフトワークあたりしか存じておりませんでした吾が輩にとりまして、ゲイリー・ニューマンやウルトラヴォックスに出会えましたこちらのプログラムは非常に重宝いたしました次第。

 

――して、録音しつつそれら未来を予感させますテクノの名曲の数々に耳をば傾けておりますれば、

 

(いきなりヴィスタ・ヴィジョンで)……。Aさん(注4)、お元気でらっしゃいますか。あっしは、相も変わらず糸の切れた凧みてぇに、あっちへこっちへフラフラしておりやす。――ああ、いけませんや。『だからあの……』 なんて、そう怒らないでくださいましよ。いっそ、いつまでも馬鹿な男と、嗤ってやっちゃあくださいませんか……」

 

 

――と、故・渥美清フェイスに寂しげな笑いを浮かべつつ、チトおメートル、もといおセンチ(注5)なりますことしばし……。

 

 

“音楽は、記憶のポストイット” とは、伊集院光氏の深夜の馬鹿力内のコーナー、『青春時代・糞ミュージック・ボックス』、におけます迷コピーでございますが、どこから引用されましたのかは知れませぬものの、けだし名言かと。このプログラム(←テクノポップ特集)をよく聴いておりました当時、吾が輩は人生最初の彼女姫とお付き合いが始まりましたころでございましたため、くすぐったくなりますような可愛らしさや初々しさとともに、清く美しい想い出が蘇って参るのでございますワイ。

 

……ちなみに華奢で色白でした吾が彼女姫は、桂正和氏の 『ウィングマン』 におけます布沢久美子森本桃子の髪型にしたような感じでございましょうか……ご多分に漏れませず、彼女姫が “めがねっ娘” でございましたことは、今更ながら申し上げますまでもございますまい。

 

センスとひらめきは、これまでに知り合えました女性の中でもピカイチでございましたナァ。『あすこで意固地になりませなんだら……』 などと悔やんでみましても詮無きこと。まさにシャア大佐がおっしゃいますところの若さゆえの過ち。ビールの銘柄で申さばアサヒさんのほろにが。万年筆はプラチナ、司会は巨泉、服地はミユキ――と申しますところで気持ちをば切り替えまして……

 

 

また楽曲としましても、いまでは廃盤となりまして久しいばかりか再発の予定すらもなさげな名曲なども、末尾の余白に封じておりますところがいかにも吾が輩らしいと申しましょうか(笑)。とくに今回の指定BGMにもなっております原マスミ氏の曲は、その素朴かつ欧風な洒落たアレンジが心をじんとさせますこと請け合い。どうやらAmazon.com を含めましたネット上の市場では、プレミアが付きまして発売当時の倍近くのお値段に。

 

他にもサンプラザ中野のANN内のコーナーでございました “インディーズ・フェスティバルへの道” から、三つほどインパクトの強い曲が抜き出されておりましたりと……して、詳細は次回。もちろん更新はヒ・ミ・ツ・♪!!

 

 

――ちなみに “D1端子” の映り具合は、『S-VHS端子よりも、ややキレイ……ないしは大して変わりませぬ』 という感じでございますかナ。

 

 

 

 

 

 

 

 

注1:オールナイト・ニッポンの略。

注2:まだ駆け出しでさんざんに終わった一度目のやつ。

3:当時来日していたPiL(Public Imagea Ltd.)などもございました次第。

4:“プロジェクトA子” なんかじゃございませぬゾ。

5:まさに “哀しい気分でジョーク” とはこのこと!!

 

 

 

 

 

おいおい、そっちじゃないぜ!

 

 

2005.09.16 (C) Mephistopheles von Münchhausen

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