ほらふきだんしゃくてきぐこーろく

ノイズが入るディジタル・データ。元がカセット・テープのMP3ファイル。

 

2005年09月30

 

さて、 『アナログ?ディジタル?』 の巻

(指定BGM: メロン / シリアス・ジャパニーズ(remix ver) )

 

 

申し遅れましたが、今回の保存&編集作業に使用させていただいておりますのが、録音に♪超録 - パソコン長時間録音機と、編集に Audacity というラインナップ。どちらもフリーウェアでございますのに、♪超録は録音しました音声を直接MP3やOggファイルに保存できますことと(注1)、Audacity はカットや結合の操作が直感的できますのが魅力。

 

これまでは一端Waveファイルにて保存し、編集を施しましたうえでMP3に変換します以外に手はございませんでしたのが、もはや現在では直接MP3ファイルに手が加えられますとは…… Audacity にはエフェクトもいくつか取り揃えられておりますので、こうなりますと音源も機材もPC一台のみでまかないますばかりの楽曲作製が、もはや十分可能となってきておるのでございましょうか。

 

――して、前回がトーク音声中心でございましたので、今回は楽曲に触れてみましょうか。
楽曲中心に集めましたテープはいくつかございますが、とりわけ目ならぬ耳を引きましたのが、小学校中学年当時から重ね録りを繰り返してきました代物。 こちらは当初吾が義妹と共同使用しておりましたので、AB両面の前半は義妹の趣味で占められております次第。

 

もちろん逐一を個別に録り分けましたが、そのラインナップとはこれなん、ルパン三世(第二期・赤い服Ver)OP&ED三種、ラムのラブソング、うる星やつらED注3、同ED のコスミック・サイクラー、さすがの猿飛OP&ED、未来警察ウラシマンOP&ED、はいからさんが通るOP&ED等々……まさに “懐かしアニメ名曲集” の趣が(笑)。

 

そんな中に、『すわ!大映ドラマ花登筐劇場か!』 と、ひと頃の胃ガン検診用バリウムのごとくにやたらと重たい、ひとたび耳にしますれば胸騒ぎを嫌が応でも掻き立てますイントロが。歌詞の第一節ですぐさまタイトルを思い出しましたのがこれなん

『頬がこけ過ぎなうえに眼もうつろで、ヒロインとしましてはいかがなものでございましょう……デイジー嬢

こと、 『太陽の牙ダグラムのOP。

 

 

もちろん懐かしさも心に沸き立ちますものの、正直に申しますれば 『こんな時代がかったOPで、子供たちの心のつかみはOK と甚だギモンに(笑)。あれでは昨今の惰弱なジャリ……もといお子様がたはおろか、お母様がたもチャンネル変えかねませんインパクトがございますワイ。しかし本編も終始あのようなノリで、よく完結まで持ち込めましたナァ……。

 

して、 『ダグラム』 が来ますれば、もちろん録音しておりませぬはずがございませぬ 『装甲騎兵ボトムズ』炎のさだめいつもあなたが。これらは今回と似たような感じで、テレヴィジョンのヘッドフォン端子注3と外部入力端子とをつなぎまして録音しましたもの。他にも 『サントリー・ローヤル ジョン・ランボー編』 や、『笑っていいとも』 にて斉藤清六氏故・たこ八郎氏両氏の歌唱が入ってございました次第。

 

 

こちらのカセット・テープにはまだ他にもございまして、坂本龍一氏&忌野清志郎氏の『い・け・な・い・ルージュマジック』と、坂本龍一氏&デヴィッド・シルヴィアン氏の合作 『バンブー・ミュージック』 が。

 

『ベイベー、Oh!ベイベー! のフレーズでおなじみの楽曲はヒットとなり、またザ・ベストテン中継時ににご両者が禁断のベーゼをなさるというスキャンダラスな話題でも巷を賑わせましたナ。一方の 『バンブー・ミュージック』 は、どちらかと申しますれば坂本氏の作品のなかではいささかマイナー系かと。

 

作風はどちらかと申しますればテクノとは掛け離れ、土俗的かつ呪術めいた空気が濃厚な一曲。そのおどろおどろしさ故に、聴きますれば一度目は引いてしまうのでございますが、やはりどうにも耳に残りまして忘れられなくなるのでございました次第。

 

そちらに続きまして録音されておりましたのが、これなん、サミュエル・ホイ氏『Mr.Boo/ギャンブル大将』。並びで考えますとチト不思議な観もございますやもしれませぬが、じつは先の 『バンブー・ミュージック』、そしてこちらも同シルヴィアン氏のヴォーカルをフィーチャーしました 『禁じられた色彩』 などと一緒に、とあるLPに封入されておったのでございますワイ。

 

そのLPとは吾が養父の妹さんより頂戴しましたお品で、他にも当時国内外にて流行りました楽曲がオムニバスされておりました次第。いずれかのレコード会社さんがこさえました企画盤……には違いございませんのですが、どうやら一般に流通させましたお品ではなく、放送局向けに編集しました販促アルバムのご様子。

 

レコードの由来はともかくも、なにゆえに吾が伯母がいわゆる 『業務用』 を所持しておりましたかと申しますれば、現在は久しく第一線から退いておりますものの、彼女は音楽雑誌畑で働いておられました関係で注4、いろんな会社よりいろんなアーティストの『試聴盤』などが送られて来ておったのでございますワイ。 ちなみにこの 『試聴盤』 には、ナムコ社の 『パックマン』 が全米で大ヒットしました際に米国で作られました 『パックマン・フィーバー』 も入っておりましたナァ……まだ実家にございますかしらん。

 

他には前回もお名前の出ました原マスミ氏が、ケラ氏の“FMナイトストリート”から抜き出されておりましたことと、『ビデオ買って!』 ことヒモ・ソングでおなじみカステラアッという間に知名度を全国区にしますものの、盛り上がりました時とまったく同じ勢いでもちまして、バンド・ブームもろともやはりアッという間にスターダムから掻き消えてしまいましたアンジーの 『天上裏から愛をこめて』。吾が輩はかなりその作曲センスに好感を抱いておりましたものの、いま一つ向こうウケしませんでしたゴーバンズの 『ざまぁカンカン娘』 などが、“ANN夏休みぶっ通しライヴ” から抜擢されておりました次第。

 

 

――そんなこんなで、突然段ボールもとい一応段ボール内のカセット・テープにつきましては必要分を取り込めましたが、まだデモ・テープ界のかの名曲 “ゴジラ” が初放送されました回の教授のサンストが録音されましたカセット・テープが見つかっておりませんので、今度はカセット・テープそのものを探すために段ボールをひっくり返さねばなりませんナァ……逆に、まったく記憶に残っておりませんでした、終了が本決まりとなりまして残しますところ4回となりました頃の 『とんねるずのANN』 カセット・テープがまるまる無傷で見つかりましたのは意外でございましたワイ。

 

 

さらにもうひとついわく付きのカセット・テープというのがございまして、かつて坂本氏がサウンド・トラックを手がけましたる、かのガイナックスが最初の商業長編映画 『王立宇宙軍 〜オネアミスの翼〜』。こちらが公開となります前に、完成前の音源が “サウンド・スケッチ” として先行発売されたのでございますワイ。テクノもアニメも好きな友人が迷わずに購入、そして吹き込みましたカセット・テープを吾が輩に貸してくださいましたのでございますが、聴いて参りますうちに何やら違和感が……それもそのはずで、彼はこちらが “12インチ・シングル” でございますことに気が付かず、そのサイズから45回転ではなく33回転で録音してしまったのでございますナ。

 

もちろん吾が輩きちんと彼に回転数の間違いを指摘しましたものの、この世にも珍しき、“〜オネアミスの翼〜33回転ヴァージョン” はまたと無き貴重品。ゆえにナイショでダビングしてしまいましたのでございますが……やっぱりございましたワイ(笑)。本来的にはかなりハイ・テムポな曲調な映画メイン・テーマが、どこかしら儀式めいたゆるやさかに転調されておりますのは、もちろんい・け・な・い・回転数マジックのなします技。

 

さるにても、最後にクレジットされております、坂本氏みずからが歌唱されます “王立宇宙軍軍歌”が、あたかもコントのように異様に低くて太い声色になっておりますれば、フツーでしたら 『おかしい??』 と気づきましょうにナァ……。まぁ、あまりロック系は聴かれませぬ御仁でございましたゆえ、“12インチはみなLP” という認識しかございませんでしたのでしょうナ。

 

 

――して、このごろ吾が輩のデスクならびにMP3プレイヤーでは、これら “懐かし音源” がへヴィー・ローテーションなのは、もはや申しあげますまでもございませんナ――朝夕の通勤電車の車内にて、いやに遠い目をしているか、ないしは人目も憚らず泣きじゃくっておりますリーマンがおりましたら、そちらは間違いなく吾が輩でございますゆえ、どうかそっとしておいてあげてくださいマセマセ……。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

注1:フリー版は最長録画時間90分まで。

注2:映画第一作の直前あたり。イントロがとってもキレイ

注3:イヤホン端子だったかも

注4:もちろん名前は出しませぬが、40代以上の音楽通なら一発で判りますくらいの知名度がございます次第。

 

 

 

 

おいおい、そっちじゃないぜ!

 

 

2005.09.30 (C) Mephistopheles von Münchhausen

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