ほらふきだんしゃくてきぐこーろく

お金は天下のまわり物!! いずれはいずこかで還元されましょうぞ!

 

2006年08月11

 

さて、『 64物語 其の弐 の巻

(指定BGM: 女神転生Uの“邪教の館”BGM )

 

 

さて、いかに致しますればこの “裁きの日は近い” のような状況を改善できますやら……CPU、マザボ、メモリのいずれが怪しいのかの切り分けが肝要となりますが、電源そのものが入りませんとなりますと、ハテサテ――現時点で予測できますのはマザボかあるいはCPUとなりましょうが、メモリはまだ旧弍号機に挿しまして動作確認が叶いますものの、939ソケットはこちら新品の一対のみ。

 

仕方なしに明日には新品一式を両手に提げましてアキバに向かいますべく臍を固めまして、山谷ブルースを口ずさみつつ空箱の整理を始めたのでございます……その時ふと気が付きましたのはネットの情報。自作マニアでございますれば自HPも持っておりませぬはずもなく、制作時の成功譚や失敗談すらも得意げに もとい貴重にも披露してくださっておられますはず。 さっそく数件ヤフって(注1)みますれば、そのうちのとあるサイトにて気になります一文が……

Q:『ファンが少し回るが電源が入らない』
A:『マザボとケースがショートしている』

 

ショート……確かに奇態 いびつなケースではございましても、しばらくは弍号機の装甲板として使用に耐えておりましたケースでございますゆえ、まさか……こうは疑いつつも、こちらが真の原因でございますればマザボ類はセーフ。そうでありまして欲しいような欲しくないような気持ちに板挟みにされつつ、試しにすべてのネジを外して電源を入れてみますれば――

『ほぅらお父さん、元気な玉のような男の子ですよ!』

 

なんと、微塵の不信感すら抱かせません快調さで起動開始。BIOS画面にはまだ微調整しておりませんのにAthlon64 X2 3800+の表示が。 こうなりますと安堵いたしますやら呆れますやら。されど募りきたりますはふつふつと滾ります憤り。

『うぬが!その身に5`鉄アレイをぶつけてほしいか!』

 

と、白土三平氏中期の画風にてケースに睨みをきかせました次第。それからさらに正常動作をしております初号機も中身を抜き出しまして、完全完璧なる換骨奪胎がいよいよ始まりましたのはもはや夜中の24時を過ぎましてから。 ……して、一様の換装が済みましたのは深夜の2時をかるく過ぎました頃。新型機はまさに健康優良児として申し分ございません起動っぷりにございますが、一方で 『俺をこんなブタ箱に入れやがって、ただで済むと思うなよ!』 と言わんばかりにテンション大暴落なのが初号機。すっかり拗ね者と相成り果てまして、ケースの定位置ではネジ留めいたしませんでもタヌキ寝入りの始末。

 

さるにてもこちら激安ケースの出来損ない具合と申しましたら、いっそベニヤ合板や段ボール箱でも用が足りますような気がいたしませんでもございませんが……。ただ愚考いたしますに、すでにメモリもスロットも旧品中の旧品にございますこちら初号機。そもそもAthlonの初期モデルでございますゆえ、もし壊れましたらCPUはメモリアル・オブジェといたしまして、そちら以外は思い切りまして一斉廃棄といたしましょう……そう決を下しまして床に就きまして、インストール等は睡眠をとりましてのちといたしました次第。

 

 

 

とりあえず初号機のマザボは中に固定せず、たてかべ和也 もとい立て掛けて使用いたしますに留めまして、さっそく弍号機のインストールをば開始。もちろん何の支障も生じませずにすべて片付きましたものの、やや手がかかりましたのはAsrock 939Dual−SATA2のサラウンド設定。吾が家には5.1ch対応スピーカー・セットがあるのでございますが、Asrock 939Dual−SATA2のオンボード・サウンドカードは何故か2、4、6、8の偶数セットにしか対応してございません変わり種。こちらをどうにか工夫いたしましてそれらしく調整いたしましたのでございます。

 

動作といたしましてはリテール品のファンも割り合い静かでございますし、使い勝手のよろしい決戦演算機が出来ましたナーなどとホクホク顔で過ごしておりました2006年。ふと何気なしに 『価格COM』 さんを覗いてみますれば……。 『ドシー!』 と、思わず故・谷岡ヤスジ氏の画風にて驚愕してしまいましたのでございます。

 

 

いま最先端の流行語を用いますところのこちら “ぶったまげーしょん” の理由と申しますれば、画面上のAthlon 64シリーズが軒並み2万円代に下落しておるのでございますワイ。 その翌日の会社帰りにアキバに寄りまして、とあるショップにて店員さんにそれとはなしに原因をば尋ねてみますれば、

『インテル社のコア・2・デュオのせいですよ』

とのこと。要しまするにインテル社の新製品が廉価で発売されます旨が発表されましたために、AMD社が対抗手段としてダンピングまがいのセールに打って出た……という顛末らしいのでございますワイ。まこと、かつての自作時代のように密なリサーチをば行っておけばというお話でございますが、実際その店員さんも寝耳に水の出来事でしたご様子で、『いや〜少し前に939のを組んだばっかりなんですよ』と残念がられておられましたのを拝見しますれば、確たる予想は難しかったようでございますナ(注2)

 

『じゃあ、これを機会に新しいのを組んじゃおうかナ!』

 

と快活に話を締め括ってはみましたものの、まさに吾が輩の心のBGMは作曲:山本直純氏、歌唱:渥美清氏によります 『男はつらいよ』 の一節。まさしく、

“♪意地を張っても心の中じゃ、泣いているんだ兄さんは〜”

でございますワイ。

 

 


 

 

……そんなこんなで、何やら釈然といたしませぬ気分をエルビー社・シントー(パインピーチ味)をば飲みつつ、

『この度のPC作製に関しまして、お金の事は二度と考えますまい

 

と、おいしさとともに飲み下し、気持ちをば整理いたしました次第。そうして、久しく空位となっておりました吾が家の最高級PCモデルに与えられます称号 “Sturmgott” いわゆる “烈風の神” 授与は取り止めといたしまして、新たに“殿様”と命名させていただきます所存(注3)

 

 

要しまするに以後アップ・グレードのためならば、お金を湯水のように注ぎ込みますことをためらいません意志のあらわれでございますワイ。いずれはグラフィック・ボードも高位機を導入いたしましょうかナー、などと目論んでいたりいなかったりの現在でございますが、さるにても……

 

『値崩れいたしますにも程がございますでしょうに……(注4)

 

さすがに購入決意一週間で、実質購入三日にての壱万参千円もの下落は精神的にキツうございましたワイ。まぁ一方で使うあてのございませぬまま貯まっていく一方のの結婚資金” もございますゆえ、お金の出入りはまこと儘なりませぬものでございますナァ、ヤレヤレ…(´-` )

 

 

 

 

 

注1:Google はHPが殺風景なので使用しておりませぬ次第

注2:事前に情報を得ておりましたアキバのショップ間で、期限付きの価格談合があったとかなかったとか……。

注3:イメージ・キャラ=人生(JIN-SÄI)時代のピエール瀧氏

注4:店員さんも、『どんなにAMDがぼってたかって話ですよね』 とおっしゃっておられましたワイ

 

 

 

 

 

 

おいおい、そっちじゃないぜ!

 

 

2006.08.11 (C) Mephistopheles von Münchhausen

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