ほらふきだんしゃくてきぐこーろく

莞爾のお話と申しますより、64Edition導入のお話カモ(笑)。

 

2007年02月01日

 

さて、『 がんばれ!カンジくん! 』 の巻

(指定BGM: がんばれ!タブチくん! / WAOH! )

 

 

――して、吾が家にて莞爾の獅子奮迅ぶりは目覚ましく、『ああ、いい買物ができましたナァ』 と感動しきりの幸福な日々を送っておりますほらふき男爵でございます。

 

起動時のみ冷却ファンがターボ・チャージャーよろしく豪回転いたしますのと、Gateway社謹製の光学マウスがケッコウ握りにくいのがやや気になりますが、他のBTOショップでは同価格帯にての組み合わせが不可能な超絶スペックは、吾が輩を満足させずにはおりませぬワイ。

 

 

環境設定から必要な個人持ちソフトウェアのインストールまでをひと通り終えましてから、さっそく Vista アップグレードの登録をいたしましたのは、ことさらに申し上げますまでもございますまい。今回無償でいただけますのは Home Premium になりまして、登録完了のメールには必要書類としましてショップの請求明細か保証書を、受付センターに郵送ないしはFAXするように、とありますがが……オヤ

 

 

メールの書き出し部分にございます、“32Bit−DVD” とは何のお話にございましょうか。吾が家のコンピュータは正真正銘64Bit機にございますゆえ、斯様な型遅れOSなど必要ございませんが……何やら悪しき胸騒ぎとともに “Vista一家” のラインナップをば調べてみますと、意外にも64Bit対応版が入っておりますのは一番高価なUltimate のみ

 

『えぇ?この次世代CPU普及期に臨みまして、未だに32Bit機が主眼とはこれいかに?』

 

と、吾が輩歯噛みして悔しがりましたことはこれまた申し上げますまでもございませぬが、吾が輩が独り自宅にて息巻きましても致し方ございませず、 『しょうがございますまい……何よりタダでございますし』 と、泣き寝入りますほかはございませぬ有様。まさしく“タダより高いモノはない”を痛感いたしました次第。

 

 

――マァ、じつは申しますほどクサってはおりませぬが、やはり現状では64Bit機の普及率はまだまだ微弱ということでございますかナ。こうなりましたら莞爾に殿様のXP x64 Edition を入れまして、逆にVistaを殿様に入れましょうかという……名付けましてオペレーション “転OS” 俺がお前でお前が俺で をば考えておりますが、マァそちらはいずれのお話。

 


 

 

こ うして 『64Bitなのに32Bitショック!』 から立ち直りまして、莞爾の具体的な使い勝手に言及していく所存にございますが、グラフィックはGeForceでマァ美麗ではございますものの、オンボー ドなうえにメイン・メモリに依存しておりますためか、動画を操作しておりますとたまさか瞬間的に画面が暗転いたしますことがございます。こちらはいずれグラボを導入いたします予定にございますが、マザボのスロットがこれまでのAGPなど洟(はな)も引っかけていただけませぬPCI系オンリーにございますので、スペア・パーツのRADEON8500のスライド使用は叶いませんなんだ。

 

またグラボを購入いたしますならいっそメイン・メモリを足すのも建設的かとも思われますが、画面の暗転は心理的な負荷が少なくございませんのでまずグラボかと。また、スペアに取ってあります40GBのHDD も無駄に遊ばせずに取り付けます予定でございましたが、7,200rpmとは申しましてもただのATAにございますので……ハテ、こちらももしかしましてマザーボードに端子そのものがございませんかも。

 

 

中身はもう初日にざっと拝見しておりますが、側面パネルには封印シールが “乙女の純潔” よろしく貼られておりましたのを、『マキのこと、大事にするから』(注1) といわんばかりに引っぺがしました事は申し上げますまでもございますまい。さすがにメーカー製だけに内部はすっきりと纏められおりましたが、HDDの熱対策がいかがなものかは興味の湧きますところ。

 

さらに具体的なところでは、DivXの圧縮速度がいかほど縮まりますかという点にございますが、こちらを先日テレビ東京は “シネ・バラ” にて放映されましたジェット・リー氏主演映画 『マスター・オブ・リアル・カンフー』 をサンプルに使用してみましたら、CMカット編集後の本編一時間三十分を、なんとほぼ一時間覚悟 作業完了という韋駄天ぶり。恒例の “タモリ倶楽部” ではだいたい20分前後でございましたゆえ、かつて殿様がほぼ本編に準じました時間(注2)で圧縮しておりましたのと比較しますれば、おおよそ五分の四から三分の二ほどのお時間で済みますと申しますから、まったくをもちまして 『そこにしびれる、あこがれるぅ』 にございますワイ。

 

 

莞爾のOSは WinXP のMedia Center Edition 2005 にございまして、外観も従来のXPと若干異なりますものの、いささか“なんちゃって となくサイバー” な感じ。それでも雑誌で垣間見ましたVista の一新されましたデザインにはほど遠く、中継ぎ感ただよいますその様はかつてのWin ME を彷彿とさせられますナァ……時期としましても当時のWindows完全32Bit移行と似ておりますし。

 

さるにても、OS はこのまま Windows の独り勝ちでよろしいのでございましょうか。その昔、Windows互換のフリーOS “Freedows” というネット上のプロジェクトがございましたが、いかがなりましたものでございましょうか。オープン・ソースにて有志がアイディアを持ち寄りまして開発を 進めます方式でございましたが……ただ難点としましては、ファイルやデータ面での互換は可能でも、ソフトウェアやドライバが自己責任コンパイルではお話になりませぬものナァ。

 


 

ともあれ、吾が輩の頼もしき参謀・莞爾の活躍には大いに期待いたしますところでございますが、とは申しましても仮に64Bit版Vista が導入できましたとしましても、そのメリットのほどはいかがなものにございましょうや。

 

斯様に問われますれば、64Bit版は当然のことながら64Bitハード・ウェアの制御能力が向上いたしますので、全体の処理効率が30%ほどアップいたしますのだとか記事で拝読した覚えがございます。さればこそのx64Edition購入でございましたが、吾が輩の実感としましては、私家版DVDを焼いております際に通常のXP Professional (注3)でございましたら、DVD ドライヴにBurn Proof機能がついておりますにも関わらずやたらと負荷がかかりまして不安定になっておりましたのが、さしたる懸念なしに作業するようになりました点でございましょうか……マァ、通常XPでございましょうとも平素からそちらの動作で当たり前なのでございますがナ。

 

されど、デメリット もとい制約の方と申さば意外に多うございまして、まず対応ドライヴァが極端に少なくなりますことと、使用できなくなりますソフトウェア(特にセキュリティ関係)がこれまた多々出てまいりますこと。

 

こちらは殿様にXP 64Edition をインストールした際のお話になりますが、当時吾が輩がかねてより愛用しておりました無料ファイャー・ウォールと申さば Zone LABSさん“Zone Alarm”。されどこちらは64Bit版には(未だに)非対応にございまして、あわててネットを検索しまして無料ファイヤー・ウォール中唯一対応しておりました“Ghost Wall” を導入いたします事で間に合わせております次第。が、なにゆえ間に合わせかと申しますれば英語オンリーの表示とざっくりとした機能設定にイマイチ不安感がぬぐえませず、早くZone LABSさんに対応版を作っていただきたいものと切に思い募っております次第。

 

また、もっとも慌てましたのはウイルス対策ソフトウェアのほうでございまして、64Edition 導入時点の吾れらがノートン先生はまったく面識のございませんOSに顔面蒼白の態で、さすがに泣き言はおっしゃいませんでしたものの、ナミダ目で歯を食いしばられましたまま、お宅から一歩だにお外に出てこられませなんだ。

 

そのため急ぎ雑用 メイン機にて対応ソフトウェアを確認し、avast!4 Home Editionを入手。こちらがまさに“ケガの功名”にございまして、avast!4 の無料ソフトウェアとはまるで信じられませぬ高機能ぶりに、吾が輩ただただシャポーを脱ぎますばかり

 

なにより特筆いたしますべきは、その飢えたる虎のごとき凄まじいウイルス検出能力にございまして、こちらはその使い勝手の良さから雑用 メイン機にもインストールいたしまて主要ドライヴをスキャンさせましたところ、それまで宿六 ノートン先生が鼻クソをほじりつつ見過ごしておりましたシステム系のウイルスを、あたかも戦前の特別高等警察もかくやと思わせます容赦なき摘発ぶりにて続々と検挙そして拷問 削除(注4)という大車輪の活躍ぶり。

 

そうしますと、これまで信頼を寄せまして購入し続けて参りましたノートン先生の無芸徒食ぶりとはこれいかに? こちらを伊集院光氏お得意の言い回しにて表現いたしますれば、『タダで飯食わしてんじゃねぇぞ!』 にございましょう……いやマジ(注5)。いくら吾が輩が 『仏のほらふき』 へと好感度アップ・キャンペーン中でございましても、ドジっ子メガネが許容できますのは、それが女の子でございますからこそ。インテリゲンチャ面した中年男におきましては……それも、訴訟社会アメリカ生まれでございますれば、とうてい看過できませぬワイ。

 

 

さらにはスパム・メールのチェックもかなり投げやりでございました事も発覚し、まさしくプロ野球界におけます “ポンコツ外国人助っ人” そのものの穀潰しぶりにはモウ呆れますやら腹立たしいやら、果ては 『さてはあの腐れメガネの奴め、ウイルス業者と馴れ合ってマッチ・ポンプしてやがりますナ』 と、あらぬ疑念まで浮かびだし、早々に市中引き回しのうえ遠島を申し付けました次第。もちろん今後も吾が家の花の64キョーダイン“殿ンゼル&莞爾ゼル”の身辺に近付きませぬよう厳に申し付けました次第。

 

 

 

他ではヴィデオ編集ソフトウェアが問題なしに動作しておりますところがひと安心でございますが、サテ 『64Edition はイイけど Vista はどうかな?』 でございますとかなり困りモノ。さらにはアーキテクチャも開発されましてまだ日が浅いからにございましょうか、64Bit版は意外と不安定なる記事も拝見いたしましたりで、吾が輩のココロも 『32Bit版のほうが無難にございますかナァ』 と、可憐な乙女よろしく揺れ動たり動かなかったりでございますワイ。

 

 

――ときに、何だかマイクロソフト社がPCギョーカイ人を対象に行われましたアンケートというのを拝見したことがございますが、要は連中の魂胆とはとどのつまり 『芋づる式に売り上げを伸ばしたい』 という期待感ばかりが先走り、Vista そのものの機能向上におけます信頼感や新機軸の活用などのお話が本当に二の次でしたのには、なりふりを構っておられませぬギョーカイの切迫感がひしひしと伝わりまして、

 

『確かに一般人でしたら、耐久消費材なみに買い替えませんでしょうしナァ』

 

と、却ってギョーカイの皆様がたのアテがいかほど的中いたしますのか気の毒になりますワイ。吾が輩千里眼ではOSそのものはDPS版でございますればケッコウお買い得感がございますゆえ売り上げはよろしいものと愚考いたしますが、サテそちらがハードウェアそのものの新規購入にまで波及いたしますかははなはだギモンにございますナ……だいたいOSの入れ換えという、家電製品でしたらついぞ必要の生じません行為そのものが、一般家庭では認知ならびに許容されがたい事象と思われますワイ。

 

 

マァそんなこんなでVista64Bit版への興味は以前ほどはございませなんだが、そちらよりもまずキチンと吾が家にアップグレードDVDが届きますかどうかのほうが、ずっと気になります今日このごろにございますワイ。

追伸……その後、“莞爾” のオンボード・グラフィックボード(しゃれ)におけます画面の暗転は、吾が輩手持ちのモニター切替え器腐っていただけでございましたことが判明。あたかもGeForce6100の不具合のごとき印象を与えてしまいましたことをお詫びいたしますとともに、NAKAGAWA NETWORK社さんのCPU自動切替器をオススメさせていただきます次第。お値段はなんと2台切替えで2,480!!本体もコンパクトなうえにケーブルもすっきり纏められましたデザインはまさにお買い得にございますゾ!

 

 

 

 

注1:契約不履行

注2:“タモリ倶楽部” 本編24分でございますれば、圧縮におよそ24分必要でした

注3:ちなみにわざわざXP Professional を購入いたしましたのは、Home Editionの共有設定が簡単すぎる(セキュリティが甘そう)に見えましたため

注4:削除の選択はマニュアル

注5:ほんと “マジ” で

 

 

 

 

おいおい、そっちじゃないぜ!

 

 

2007.02.01 (C)Mephistopheles von Münchhausen

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