ほらふきだんしゃくてきぐこーろく

あんな専制君主じみたOSなんぞ、こちらから願い下げでございますワイ!!

 

2007年06月29日

 

さ て、『 こんなモノいらない! 』 の巻

(指定BGM: 白竜 / 誰の為でも無い )

 

 

もう二ヶ月にもなりますが、吾が輩が莞爾を購入いたします際の目玉のひとつにございました、“Windows Vista無償アップグレード”用DVD がやっとこさ手元に届きましたのが四月も末に差し掛かりますあたりにございました次第。


それこそA/T互換機に手を伸ばしました吾が輩の“自作寒ブリ カンブリア期”には、起動させますれば必ず一度は “ブルーバック画面” にて仕事を投げ出しますヘタレっぷりに、こちらも怒り心頭のあまりの顔面蒼白にて癇癪を起こさざるを得ませんでした Win95〜Me の、いわゆる “16bit OS”
(注1)を経まして、一変して動作の安定しました32bitOS Win2000 からMS社をやや見直し、さらにXPにてデフォルト仕様での使いにくさ(注2)に遭難いたしまして今日に 至るのでございますが、それでも以前と違いましてブルーバックを表示いたしますことも滅多になくなりまして、ヴィデオキャプチャ・カードを使用しながらの マルチ・タスク処理には溜飲を下げますとともに重宝いたしましたもの。


さらには64bit・CPUの普及に伴い、XP 64Edition が出ました際は、セキュリティの堅牢化によりファイルの扱いに若干の制約が加えられましたものの、CPUの性能に応じました作業効率の向上は、実際使っておりますうえで手に取るように理解できまして、かくございますれば次世代OS・Vista にも俄然期待が高まりましょうというもの。


た だ、無償アップグレード対象でしたのが 32bit版DVD のみと申しますGateway側の対応は全く腑に落ちませんものがございますが、ともあれタダで ございますゆえあまり強く、『64bit版DVDにしてけろじゃあ!
(注3)と申せませんのがチト痛いトコロ。


マァ 取り敢えずはまずインストールしてみまして、Vista の使い勝手ならびに機能のひと通りを学び、
さんざ遊び尽くしてからボロ雑巾のように捨てる もとい あらましを知り尽くしましたうえで、その性能に得心がいきますれば64bit版を自腹購入いたしましょうとまで考えておりましたのでございますが……。





まずインストールに費やされますお時間が短めでしたのはよろしいとしましても、時計やら動画のモニタやらをゴッチャリとデスクトップに並べますのは断じまして不必要のひと言しかございませぬ。


また、以前はアイコンにてカテゴライズされておりましたコントロールパネルも、アイコンよりも文言を優先させましたためにどこでどの機能設定ができますやら皆目見当がつきませず、物凄く使い難うございますことこの上ございませぬ。


また何よりも煩わしゅうございますのが、どんな些細な動作を起こしましても
(注4)確認ダイアログが出てまいりまして作業が中断されます点にございましょう。



こ ちらはMS社サイドの言い分としましては、遠からずウィルス実行ファイルなどをを不用意に動作させませんがための警告のつもりなのでございましょうが、そ の文言からはただ便宜的な注意を促しますのみで、『俺は確かに警告したんだから、後の責任は全部お前さん持ちだぜ』 と、却ってMS社のセキュリティに対し ます抜本的な無策ならびに“やっつけ施策”感禁じ得ませんでしたワイ。


セキュリティの強化を謳いますのでございますれば、やは りユーザーが開きました文書ファイルやWクリックしました実行ファイル、ひいてはバックグラウンドで動いております怪しげなソフトウェアそれぞれをOS自 身で分析し、駆除していただくくらいの機能はございますべきものと吾が輩は愚考いたします次第。


そもそもWindowsにファイ ヤーウォールが付加されましたのに、安全対策上もっとも肝心のウィルス駆除ソフトを導入いたしませんのは、後者の専門メーカーからはMS社に “みかじめ 料”みたいな何かを納め、前者はきっぱりと断りましたがための“仕打ち”ということでございましょうか。“Windows Update”という便利でもございません迷惑千万 な機能が備わっておりますくらいでございますから、常時のウィルス・チェックなど屁の河童でございましょうに……。


その他の動作 でも、逐一が “ユーザーの使用意図に先んじて導いていく” みたいな簡便な仕様になっておりますような売り込み文句がございましたかと記憶しておりますが、 先に申し上げましたように何かにつけまして Vista からの干渉が入りますその様は、喩えますれば有能な女性秘書風マスコット・キャラが登場してテキパキ とアドバイスしてくださいます雰囲気は微塵もございませず、かの 『HELLSING』 でおなじみの平野耕太氏のデザインによります “Vistaの精”(そ れもMS社にデザイン料を値切られましてちょい投げやりヴァージョン)が現れ、例のごとく 「ハァーッ、ハァー
と荒い息をつきつつ常にいっぱいいっぱいの様子で警告を発して いる感じでございましょうか。


さらには吾が家の小規模LAN内でさえも他PC(殿様)へいちいち“セキュリティ許可”を発行せねばなりませず、こちらが例を挙げますればデジカメ画像をフォルダごと移動させます場合にはすべてに許可を付加させねばなりませんという、まるで落語の “与太郎” に買い物を頼みましたかのような馬鹿まるだしの手間がかかるのでございます。


おそらくは多世代にわたりますコピーを防止いたします予備策のようにお見受けいたしますが、己が手持ちのファイルを如何様に扱いましょうとも、OSごときに賢しらな差し手口を挟まれます謂れはございませぬワイ。


そ うして、吾が輩が Vista を見限りました極めつけは、HDDレコーダーからチャプター編集用に莞爾に移しておりましたMpeg ファイル(4GB超)があったのでございますが、こちらは 莞爾のVista  クリーン・インストールならびに再パーティションに際しまして殿様に避難させておりましたのでございますが、いざ莞爾に戻そうといたしますれば、コ ピーが始まりまして10分ほど経ちますと莞爾がブルーバックに陥りましてフリーズしてしまうのでございます。


フリーズ時の文言はお およそ 『ハードウェアかシステムのいずれかに障害がありますので、チェックのうえ問題を取り除いてください』 みたいな内容が大意なのでございますが、数時 間前のXP時代にはまったく支障がございませんでしたのですから、元凶はVista 以外の何物でもございますまい。さるにても、止まりますに事欠きまして ブルーバックとは……『Win 2000 にも出された事ないのに!』古谷徹氏ヴォイスにて叫びたいくらいでございますが、大容量ファイルの移動程度でフリーズと 申しますのもあまりに粗末


また全体の処理速度もかなり落ちておりまして、DivXファイルへのエンコードも実際の映像時間:圧縮時 間で比しますれば二割強のペース・ダウンと高性能CPUのメリットも丸潰れの態。そのくせOSの常時監視をオフにいたしますれば、『危ないからオンにしなさい!』 と役にも立ちませんくせにタスクトレイに警告バルーンを常駐させますのが許せませんほど憎らしく、こうして最終的に、“タダだから惜しくはございません か……”ということでアンインストールと相成りましたのでございます。





このような決着を迎えまして、吾が輩は腹立たしいのと同じくらいに残念でもございますワイ。またそれと平行しまして、コンピュータの行く末に暗澹たる不安を感じずにはおられませんでしたワイ。

Vista  の性能に関しましては、あるいは64bit版でございますれば如何ばかりかの本領発揮が……ございますんだかございませんのだか判りましたものではござい ませんが、斯様なユーザーのニーズをいずこなりとも汲み上げておりません、一方的なお仕着せOSが今後世界的な標準となっていくのかと愚考いたしますと、 吾が輩はメーカー製PCでございましょうともその品質への信頼が置けませぬようになってしまいますナァ……。


以後は、サポート期間が 終わりましょうともずっと自己責任におきましてXPを使い続けますことで臍を固めました次第。あるいは心機一転、Linuxを導入いたしますのもよろしい かと存じますが、セキュリティに関しましては同じく自己責任でございます点は変わりませんので、マァほぼ半永久的にXPを使っていくのでございましょう。




 

 

注1:起動途中でコマンドプロンプトっぽい画面で一時停止しますので、『根本はDos で作動』 ともっぱらのウワサあり

注2:視覚エフェクトや仮想メモリの有無など

注3:イメージ画像:土田世紀

注4:ファイルの移動レヴェルでも!

 

 

 

 

おいお い、そっちじゃないぜ!

 

 

2007.06.29 (C)Mephistopheles von Münchhausen

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