小平市内の残存用水路 こだいらしないのざんそんようすいろ
Left brooks in the Kodaira-shi, Tokyo
最終更新 05.1.4

ここでは小平市内の玉川上水の分水路を取り上げる。小平市は用水路を極力残す方針のようで、現在も多くの水路がそのまま残っており、その一部は今も水が流れている。
大変に複雑だが、現存する主な流路を辿っていきたいと思う。なお今回は玉川上水の南側を流れる砂川用水および北側を流れ痕跡がほとんど残っていない関野用水は省略した。またいくつかの名称不明水路の名については読者の方々のご協力をいただいた。
また、これらの水路のいくつかは途中から小平排水と名を変えて東久留米方面へと流れ、黒目川の支流・楊柳川へと注いでいる。

※写真はクリックすれば拡大。

小川用水 おがわようすい
Ogawa-yousui brook

小平市の西端に近い小川橋付近で玉川上水から分かれ、立川通り沿いから青梅街道沿いへ向かい、途中から二つの水路に分かれて同街道の南北を流れ、小平駅の近くから北へと向かい小平霊園付近へ至る。

地点、小川橋の少し上流に位置する玉川上水からの分岐点。取水口は見えないが近くには井戸のようなものがあり、中は見えないものの大量の水が流れている音が聞こえる。(右) 小川橋から下流側。水路敷は広めに取られており、野火止用水のような感じである。(99.11.27)
地点、西武バス小平営業所前から。この付近は川幅が狭まりコンクリート蓋水路みたいになってしまう。(99.11.27)
地点、バス [梅70] の小川一番バス停前。水門があり2つの水路に分かれ、左の青梅街道の南側へと流れる方が本流の小川用水である。手前の水路は青梅街道北側へと回り小川用水と平行に流れ、名称不明だが両者とも小川用水と呼ばれているらしい*1。(99.11.27)

*1 小平市用水路活用計画 (http://www.city.kodaira.tokyo.jp/new/yousui2.html) による。
地点、南側の用水、JR新小平駅前。(00.1.8)
地点、北側の用水、同じくJR新小平駅前。これは駅入口の目の前を流れており、賑やかな駅前と長閑な土堤防の水路がアンバランスな感じである。(00.1.8)
地点、南側の用水、小平駅前のあかしあ通りから上流側。一部暗渠になっており導水管から流れ出てくる様子が見られる。この少し下流で2つの用水は合流して北へ向きを変える。(99.12.30)
地点、回田道沿いから少し西に外れた部分。この付近は完全な暗渠になっている。立て札には「ここは国有地 (用水路敷) です」と書かれており、通常ならこのクラスの水路は市町村の管理だが、国有と書かれている点に注目されたい。だが地方分権一括法により01年4月からこれらの用水路は小平市の財産となったため*2、現在は立て札は取り除かれた。また、この周辺には用水跡を利用したという親水公園が設けられている。(00.1.9)

*2 小平市用水路活用計画 (http://www.city.kodaira.tokyo.jp/new/yousui2.html) による。


99.11.23

03.7.19
地点、多摩湖自転車道から下流側。上流側のあじさい公園には池があるが、湧水なのか小川用水を利用した溜池だったのかは不明。ここから下流側は最近まで手を加えていない古い水路が残っていて、水路をそのまま通路として使っていたようだが、改修され昔の面影は失われてしまった。清流が戻ったのはいいが、親水公園風の手を加えた水路では魅力も半減である。

99.12.30

03.7.26
地点、西武線を越えた小平駅北口近く。古いままの水路でいい雰囲気であったが、ここも清流復活の際に醜く改修されてしまった。

99.12.30

03.7.19
地点、小平駅北口自転車駐車場から。この付近も改修工事が行われている。現在は流れが復活している。この先、北へ少し向かったところで再び水路を見失うが、小平霊園前で突然のように現れ、一旦霊園内に入り、東へ向きを変える。清流復活の際に新設の導水管で一部ショートカットしている模様。
地点、ここで道路下へと流れ込んでおり完全に流れを見失う。この先はどこへ流れているか不明であったが、再び東へ向きを変えて新青梅街道の向こう側へと続いていたようだ*3。(99.12.30)

*3 小平市用水路活用計画 (http://www.city.kodaira.tokyo.jp/new/yousui2.html) による。

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