早春のある日、一羽のイスカがトウヒの木にとまり、浪費家のこの鳥がついばみながら落としてしまうある幸運なトウヒの種子。
 さまざまな偶然を経て川沿いの森に根付いたトウヒの種子は、いつしか一本の大木に成長する。長い歳月の中で、川の侵食は少しずつ森を削ってゆき、やがてその木が川岸に立つ時代がやってくる。ある春の雪解けの洪水にさらわれたトウヒの大木は、ユーコン川を旅し、ついにはベーリング海へと運ばれてゆく。そして北極海流は、アラスカ内陸部の森で生まれたトウヒの木を遠い北のツンドラ地帯の海岸へとたどり着かせるのである。打ち上げられた流木は木のないツンドラの世界でひとつのランドマークとなり、一匹のキツネがテリトリーの匂いをつける場所となった。冬のある日、キツネの足跡を追っていた一人のエスキモーはそこにワナを仕掛けるのだ・・・一本のトウヒの木の果てしない旅は、原野の家の薪ストーブの中で終わるののだが、燃え尽きた大気の中から、生まれ変わったトウヒの新たな旅も始まってゆく。
   (文藝春秋刊  旅をする木 より)


旅をする木というのは、私に大きな影響を与えた今は亡きカメラマン星野道夫氏のエッセイのタイトルを勝手にお借りしたものです。自らの意志で動けない木も長い長い年月のなかで、やはり旅を続けているのだと知りました。星野氏の残された写真と文章はこれからも私たちに多くのことを教えてくれるでしょう。



現在制作中につき不備がありますがご了承ください。

写真家であり、作家であった星野道夫氏。


知らない国に行くほどワクワクすることってないかも。
旅先で撮影した写真と想い出。

旅行が大好きな方たちといろんな情報を交換したいです。
今はまだ通りすがりの観光客でしかない私ですが、いつか星野さんのいう本当の旅ができるようになりたいです。そのためにも、皆さんの貴重なご意見をお待ちしてます。

6月のテーマはずばりアラスカ!!

大好きな人星野道夫氏に、勝手に宛てた手紙形式の私日記。

現在工事中


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