旅先レポート


「ここは、動物の楽園だったのだ!」

1997年8月21日〜22日 青森県尻屋崎

 21日の夜のこと。下北半島の東海岸の先っちょを尻屋崎というが、尻屋崎にだいぶ近づいた所で、道の真ん中でキラリと何かの目が光った。なんだろうと思ってスピードを落としながら、近づくと、きつねだった。でも、何か普通のきつねと違うような気がする。写真だけでしか見たことなかったが、そう、キタキツネ(写真右:北海道で撮影したもの)にとても似ている。いや、こいつはキタキツネだ。間違いない。なんで、こんなところにいるんだろう?ここは、北海道ではないのに・・・・・・。まてよ、この海を渡ると北海道だよな。まさか、海を渡ってきたんじゃ?(流氷で渡るキタキツネの話は聞いたことがあるが、それはちょっと違うかな?)
 寝る時間を割いて、「夜の動物ウォッチング」を開始した。海岸を探索した。道がなかったので4WD(4輪駆動)にして海岸を突撃ぃ!いるわ、いるわ、キタキツネが!キタキツネを見つけて、夜中にはしゃぎまわっていた、俺たちであった。あと、馬も発見。ただ、どんな野生動物がいるかわからないので、ちょっと怖かったな。こういうところに幻の「○○のこ」とかいたりして、襲って来るんだよなぁ。(何?それはないって?)
 ちなみに、尻屋崎の岬へはゲートが閉まっていて行けなかった。なんで、こんなところにゲートがあるんだ?やっぱり、夜は危険なのか?
 昨晩は、尻屋崎には行けなかったので、ゲートが開く時間に翌朝、もう一度、尻屋崎に向かった。ちゃんと時間になると係の人がやってきて、ゲートを開けてくれたので、中に入ることができた。
 中に入ってちょっと走ったところで、また、俺達は驚くことになる・・・・・・。なんと、前方から黒い何かがいっぱいこっちへ迫ってくる。なんだ、あれは!牛だ!立派な角まであるぞ!いかにも突撃するぞって感じで迫ってくる。攻撃されるとやばいぞ!と、挑発しないように車を静かにとめて、車の中から写真を撮ったのが右の写真だ。
 いやあ、ほんとにびっくりしたなあ。昨晩のキタキツネはびっくりしたが、路上で角のある牛に包囲されるとは思わなかったぜ。こわかったし・・・・・・。

 緑の草原で草を食む馬(寒立馬(かんだちめ))がいた。左の写真。のんびりと草を食んでいる。そうか分かったぞ、ここは、のどかな「動物の国」なんだ。きっと、そうだ!
 ちなみに、冬になると、ここは吹雪と荒波の世界になる。そこは、もう、人間が足を踏み入れることができないほど厳しい世界になってしまう。冬には本当に動物だけの世界になってしまうのだ。


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