旅先レポート



「最後の清流の源流を発見!(四万十川の源流を求めて〜)」

1998年5月2日 愛媛県・高知県四万十川

 
 足摺岬を後にして、次は四万十川の河口を目指す。サニーロード(321号線)を右にそれて、海岸沿いから四万十川の河口に向かった。なかなか狭いワイルドな道で、思ったより時間がかかったが、たまにはこういうところを走るのもいい。途中で、野生の猿やウサギに出くわしたぞ!

 河口についた。河口はけっこう川幅がある。ここが四万十川の流れの終点であり、四万十川の源流を求めて走る俺達の出発点でもある。河口付近は上流から流れてきたいろいろなものが落ちている。(いわゆるゴミだが、最後の清流といわれる四万十川ではゴミという言葉を使うのは抵抗があるなぁ。) 

 最近の雨で、水が少しにごっていて清らかな流れとはいかなかったのが残念だ。でも、写真では思ったより清らかに撮れている。そこが四万十川たるところか?
 昔は、お客さんの注文があってから、アユを獲っていたとかいう話もあるほど、魚影が濃かったそう。いつまでも、そんな自然を残しておいてほしいものだ。  

 次に目指すは、佐田の沈下橋。写真左が佐田の沈下橋だ。水の量が増えると川の中に沈没してしまうから沈下橋というのだが、よく見てほしい。欄干がないのだ。なんで、欄干がないのだろう?欄干がないと、沈没しても橋が流されにくそうだし、掃除の必要もないからかな?どうだろう?
 車で渡ってもいいみたいなので、別に川の向こうには用事はないが、渡って往復してみた。これは、面白かったぞ。欄干がないので、まるで川の上を走っているようだ!感動もんだ!


 次に、沈下橋に座って四万十川をのんびりと眺めてみた。せっかく、ここまで来たんだから四万十川を満喫しなきゃね。沈下橋に座って、のんびり、のんびり、四万十川の流れを眺めていた。
  

 双眼鏡で眺めるとなかなかいい。観光船も見えた。
 カメラには望遠レンズがないので、そのままでは写せないが、双眼鏡をカメラのレンズの前につけてとる方法をここで思いついた。そうやって撮ったのが、左の写真。
  

 四万十川ののどかな流れを満喫した後、国道441号線を走って、さらに上流に向かう。一応、国道なのだが、道幅がなく、車のすれ違いが大変である。それで、思ったより時間がかかった。四国は400番台の国道は狭いと思ったほうがいいのかもしれない。
 上流を目指している途中にも、沈下橋がいっぱいあった。写真下。車で走っているので、見過ごしているのもけっこうあると思うが10個ぐらいは見たんじゃないかなあ?沈下橋の真ん中に座って、のんびりと、1日中釣り糸をたれているのもいいんじゃないか? 

 だいぶ、上流の沈下橋の上から撮った川の流れ。先ほどの穏やかさはもうない。いよいよ、源流に近づいてきたかな?
 ここから、滑床渓谷の方へ向かう。ところが、すれ違ったときに道を譲ったら、トラックのおっさんが、「この先は、崖崩れで通れないよ!」とショッキングなことを教えてくれた。それで、やむを得ず、来た道を引きかえすことになった。
 このとき、地図を見て初めて知ったが、四万十川はこっちの方は流れてないのだ。というのは、四万十川は、ここらへんから、いったん大きく蛇行してもう一度海のほうへ戻っているのだ!なんて非常識な。ずっと川沿いに走って北上してきたのだが、それじゃだめなのか、四万十川恐るべし!(ちなみに、今回の旅行は無計画&適当&行き当たりばったりなのだ。要するにちゃんと調べていないし、目的地もその時々の気分で変わる。)

 ふたたび、本流に戻るとなんと、「こいのぼりの渡し」をやっていた。いったい、何匹のこいのぼりが泳いでいるのか?これは、すごいぞ。向こうの山からこっちの山までロープを渡したんだろうけど、すごい重労働じゃないかな!いやぁ、まいった!めったに見られるものじゃないだけに、得した気分だ。
 ここで、お茶(無料)をいただいた。うんめぇ!

 道の狭さと格闘しながらも、道の駅布施ヶ坂(四万十源流の駅)に到着。そこに車を止めて、1、2分ぐらい歩くと、深い谷間があった。
 地図から推測すると、ここらへんに四万十川が流れているはずだがと思いつつ、下を見たが、川らしきものはまったく見えない(写真右)。とはいえ、ここしか考えられないので、双眼鏡を取り出して、覗いてみた。

 双眼鏡で見ると、すぐ分かった。あった、あった、四万十川!ほとんど、見えないくらい、ちょろちょろ流れている。今まで見てきた四万十川と比べると、ずいぶんと変わり果てた姿だ!
 カメラのレンズに双眼鏡をくっつけて撮った写真が、右の写真。どうだ!チョロチョロ流れているかわいらしい四万十川が見えるだろう!これが、四万十源流だ!
 これで、四万十川の終わりから始まりまで、全部見たことになる。とっても、満足したぞ!


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