旅先レポート



「ついに見た!これぞ間欠泉!」

1998年8月11日 北海道知床

 今まで見たことがなかった間欠泉のウォッチングにチャレンジ!
 ここの間欠泉は、昔は頻繁に出ていて、長いこと噴出しつづけたというが、今は、2、3時間に1回、それも数分程度しか噴出しつづけないらしい。しかし、何事もチャレンジだ!
 国道沿いにある広ーい駐車場に車をとめて、いざ間欠泉へ!駐車場からちょっと歩いたところに間欠泉がある。朝飯とおやつを持っていった。食べながら間欠泉を見張るのだ。(熊のことを考えると、食料はもたないほうがいい)
 間欠泉の周りには、柵があって、立ち入り禁止なのだ。間欠泉は98度もあるらしい。いつ出るか分からない間欠泉が、いきなりシュパーっと噴出したら・・・・・・。重症だ!入って、間欠泉の中をのぞきこんでみたい気もするのだが・・・・・・。(噴出するのを目撃してからは、怖くてそんな気が起きなくなったけどね。)
 間欠泉の噴出口に小さな水溜りがあるが、ポコポコと小さな泡が出ている。朝飯を済まし、ポリポリ、ポッキ−を食べながら、泡を見ていたが、一向に異変が起こらない。つ、ついに、ポッキ−が切れてしまった!
 トイレに行きたくなったので、自分のカメラを預けて、車で羅臼ビジターセンターのトイレにかけこんだ。用を足した後、ビジターセンターの人と間欠泉の話をした。間欠泉は、出る前に泡が激しく出て、その直後、一気に噴出するとのこと。最近は、短いので、2つのカメラで写真を撮っている余裕などないらしい。早く戻らないと、もうすぐ出るかもしれないよ!と言われて、慌てて間欠泉に戻った。
 それから、ずっと出るのを待っていたが、なかなか出るような気配がない。日もずいぶん高くなって、暖かくなってきた。
 しばらくすると、他の観光客が見に来た。「出ますか?」と聞くので、「40分ぐらい待っているけど、全然でない」と答えると、そそくさと帰っていった。今までずっと出てないのだから、もうすぐ出るのではないかと思ってくれないのだろうか?
羅臼の間欠泉
 もう、1時間近く待ったと思う。もう、帰ろうかなあと思いかけた頃だった。ボコっと大きな泡が出て、水面が大きく盛りあがった。「来るぞ!」と、思った瞬間、「シュパーっ」と一気に間欠泉が吹き上げた。すごい、勢いだ!!!!!!!
 突然のことで、気が動転しながらも撮ったのが右の写真。予想以上に高く吹き上げたので、間欠泉が画面から余裕ではみ出てしまった。しばらく、噴出し続けた後、しだいに勢いが衰え、ついに、ぴたっと止まった。その後も、しばらく湯気がただよっていたが、しだいに消えていき、もとに戻った。
 出ていた時間が短かったが、十分感動した。というより、動揺した。「もう、しばらくは出まい。」と、思いつつ、立ち去った。


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