データ型は変数名で明示しておいたほうが後々わかりやすいです。 変数やオブジェクトのデータ型などをわかりやすくするために、 変数名またはコントロール名に以下のような接頭辞(プリフィックス)を用いることが推奨されています。 (MSDN ライブラリ及び VBScript チュートリアルより抜粋)
データ型 | プリフィックス | 例 |
ブール型 (Boolean) | bln | blnFound |
バイト型 (Byte) | byt | bytRasterData |
Collection オブジェクト | col | colWidgets |
通貨型 (Currency) | cur | curRevenue |
日付型 (Date) | dtm | dtmStart |
倍精度浮動小数点数型 (Double) | dbl | dblTolerance |
エラー値 | err | errOrderNum |
整数型 (Integer) | int | intQuantity |
長整数型 (Long) | lng | lngDistance |
オブジェクト型 (Object) | obj | objCurrent |
単精度浮動小数点数型 (Single) | sng | sngAverage |
文字列型 (String) | str | strFName |
ユーザー定義型 | udt | udtEmployee |
バリアント型 (Variant) | vnt | vntCheckSum |
オブジェクト | プリフィックス | 使用例 |
3D パネル | pnl | pnlGroup |
アニメーション ボタン | ani | aniMailBox |
チェック ボックス | chk | chkReadOnly |
コンボ ボックス、ドロップダウン リスト ボックス | cbo | cboEnglish |
コマンド ボタン | cmd | cmdExit |
コモン ダイアログ | dlg | dlgFileOpen |
フレーム | fra | fraLanguage |
水平スクロール バー | hsb | hsbVolume |
イメージ | img | imgIcon |
ラベル | lbl | lblHelpMessage |
ライン | lin | linVertical |
リスト ボックス | lst | lstPolicyCodes |
スピン | spn | spnPages |
テキスト ボックス | txt | txtLastName |
垂直スクロール バー | vsb | vsbRate |
スライダ | sld | sldScale |
載せといて何ですが、私は必ずしもこの名前づけ規則に従う必要はないと思っています(^^;
なっ、なぜにユーザー定義型にも必要なの?
コモンダイアログも dlg ってなってるけど、「ダイアログ」って読めるし、
コモンダイアログ定数とかぶるけど cdl のが絶対にわかりやすい気が・・・
ソースを公開するわけではなければ、自分がわかりやすい名前をつけるのが一番いいと思います。
Visual Basic のランタイムライブラリ
Visual Basic で作成されたアプリケーションは、
Visual Basic(以下 VB) のランタイムライブラリがインストールされた環境でないと動きません。
VB にも数多くのバージョンがあり、
そのソフトが開発された VB と同じバージョンのランタイムライブラリをインストールしなければなりません。
どのようなランタイムが必要になるかは、そのソフトの Readme.txt などに明記されています。
未確認情報なのですが、Windows 98 には VB5.0 の基本ランタイム Msvbvm50.dll などがはじめからインストールされているため、 特殊なコントロールを使用しない VB5.0 アプリケーションなら、 特にランタイムをインストールしなくても動くのだそうです。
2000/06/26 現在、確認しているランタイムの入手先一覧です。(実際にはまだまだいっぱいあります)