シクサ
 やはり、韓国と言えば食事でしょう。ご存じの方も多いと思うが、韓国のレストランではメイン料理を注文するが、それとは別にキムチなどの小鉢が3から4皿、多くは5皿以上と値段とは関係ない付け合わせがサービスされる。キムチなど店によって味が異なるため、それだけでも楽しめる。

 入る前にメニューの看板に穴が開くほどじっくり眺め、旅行本を片手に単語を調べ、食べたいものがあるかどうかを確認する。ガラス越しに中の人の様子を探る。そして意を決して入る。

 写真(万国共通だと思いますが、写真と同じ料理が出てくることはまずあり得ない。)が懇切丁寧に飾ってあったり、日本語メニューが店の前に置かれていたり、果ては”某放送局の取材を受けた云々・・・”の幕。それら全ての店がそうだとは言わないが、殆どが観光客馴れして、サービスも味もよくないとの先入観でひとり裏道へ裏道へ。

 下に挙げた店の全て旅行本なんかには載っていません。地元サラリーマンやOL御用達の定食屋。どの店でも日本人とは会わず、だからオモニに日本語が通じる訳もなく、こちらも料理名を言えるぐらい。目抜き通りでも同じ料理は食べられるでしょうが、やはり、ひと味もふた味も上ではないでしょうか。店を出る時は忘れずに笑顔と一緒に「チャルモゴッスムニダ!」


左側がマンドゥ(饅頭)W2000。10個。ゴルフボールよりちょっと小さいぐらいだが10個もあるのでそこそこのボリューム。右側がビビンメンミョン(ビビン冷麺)W3500。独特の麺に絡めるピリ辛の味噌。これでもかと言うぐらいビビンしてからすする。この店は具の生野菜がたっぷりと盛ってあった。
もち米、朝鮮人参、松の実などを鶏のお腹に詰め、丸ごと煮たサンゲタン(参鶏湯)。身を崩し、雑炊のようにして食べる。手前右側の小皿の塩でお好みに味を調整する。味としては鶏のダシと塩のみだが、皮の油もちょうどよく出ていて絶妙。W8000と韓国での1食としては少し高めだが、是非一度。
和食を思わせるサムチジョンシク(鰆定食)W3500。脂ののりも丁度良かった。ご飯に少し隠れているのが醤油にわさび。醤油もワサビも日本のそれらとは少し違う。右側の味噌汁も韓国の味噌なので、日本人には少し塩辛いかも。この店は鰆の他にコンチ(秋刀魚)もあった。焼魚定食は特に韓国の味という訳ではないが、同じアジアを感じた一品。
左側の真っ赤な鍋。具が全然見えないが豆腐がメインのスンブンドゥフチゲ(純豆腐チゲ)W4000。他にもアサリや半熟卵が入っているピリカラの鍋。汁と豆腐とご飯を一緒に頬張ればハフハフ言いながら幸せを感じる一瞬。夜は居酒屋のため、並んだ付け合わせも真ん中にある魚の味噌煮、右手前のイカの煮付けも食を進めた。
コムタンW5000。「これは代金に含まれる?」と注文のたびに思う韓国では珍しく、付け合わせは小皿のキムチのみ。奥にあるのは調味料のようにテーブルに置かれていたネギのぶつ切りてんこ盛り。写真にはないが同じくテーブルに置かれていた塩とこのネギをお好みで散らし、盛りつけ完成。

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