<Jaeger LeCoultre Reverso Moon>

和光のパンフレットからの写真。プロの写真は美しい。
Cal.823D
一般的な823とこちらからの見た目は変わらず
こんな文字が彫り込まれている
memoryと大きさ比較
バックルはメモリーより大きめ(長め)。
サイズは16mmで変わらないのだが。
ムーブメント
Cal.823D 6振動 手巻き
サイズ
36.6 x 26.1 mm
(Grande Taille size)
材質
PG
ダイヤル
バンド
純正黒クロコ
その他
A面:スモセコつき3針
ムーンフェイズ
ナイトアンドデイ,ハックなし
B面:シースルーバック
ホールマークなど

「Reverso Moon」〜The night watch (夜警ではない)

・Introduction
 レベルソムーン。月である。サンムーンではない。名前だけで既に夜の時計の雰囲気をかもし出している。黒顔のピンクゴールド、PGのバックル、黒クロコバンド。色(彩度があるモノという意味)はピンクゴールドと、ムーンディスクの群青だけである。このレベルソは50本限定、Model for Japanであり、銀座和光のいわゆる別注品である。サンムーンより機能が少ない(パワリザ無し)にもかかわらず高い定価のため、和光だけでは捌ききれずにすぐに各正規代理店に回ったと思われる。
 この時計は、ドイツの有名な時計宝飾店であるWEMPEが、創業125周年ということで2002年にJLCに別注した記念モデルと基本的には同じであり、それは白顔、シースルーバック、ゴシックアラビア数字であった(限定レベルソおよびリンクのページを参照)。これをベースに作られたものがこの時計であり、PG・黒顔である。この組み合わせは歴代レベルソではレベルソデコに次ぐものであり、最大の魅力となっていると思う。(余談であるがデコの黒顔PGのレディサイズもぜひ揃えたいと思っている)

・Outside
 ディテールを見てみよう。この時計はケースに合わせてハンド、月、星(!)は全てPGである。星は北斗七星になっているのは良く知られている通り。スモセコは白の塗りでサンムーンWGと同じものであり、よく批評の的になっているが見慣れると悪くない。もう少し細ければ言うこと無いのだが。ダイヤルは24時間表示とムーンディスク、インデックス内側に段があり、あとはプレーンである。フローラル数字は白の塗りで、夜光ではない。ケースはサンムーンとなんら変わるところは無いGTサイズ、シースルーバックである。

・Inside
 機械(823D)についても、見た目は通常のサンムーンに同じ。石数も23石で同じであることからノーマル822から増えた2石はムーンディスクのためだということが分かる。
 823について語りたいことは「レベルソムーブメント私見」に書いたとおりであるが、とにかく個人的には非常に好みである。
 時計そのものの外見、機械、雰囲気、巻き味や重さなどトータルで見てこれほど好みに合う時計がこの世にあるというのは、かなり凄いことだと思っている。

・Cordinate
 夜の時計、ということでこれについてはやはり合わせについて書きたくなってしまう。コーディネートのページに挙げた写真はまさに私のイメージするところ。さらにもう一歩フォーマルな場面なら本来は白またはシルバーダイヤルの金無垢時計であろうが、この時計であえていきたい。一度やってみたいと思っている合わせが、全身で色(彩度のあるモノという意味)がピンクゴールドだけ、あとは白/グレイ/黒で、というやつである。チャコールグレイのスーツに黒靴、白シャツでシルバーレジメンのタイとか。

・Summary
 機械やディテールについて書けることは多々あるが、その合わせについて、より語りたくなってしまう時計、こんな時計は手持ちではこれだけである。いつ見ても、何度見てもカッコいい。

09.Jun.2005