出産 |
10ヶ月(38週目)
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’99 9月1日 (金)
ダァのお父さんとお母さんと一緒に検診に行った後、「さと」にてお昼ごはん。
やたらお腹がパンパンになり、歩くのがしんどいような気がした。
夜ご飯の時間になってもお腹の満腹はとれず、座ってるのもしんどいくらいだった。
「今日はあんまり動いてないからかなー」なんて思いつつ寝る前にストレッチをして寝た。
’99 9月2日 (土)
朝、お腹の圧迫感のためあんまり眠れず、ダァのお弁当を作って送り出した後シュークリームと牛乳を飲みお昼ねタイム。11時半ごろのどの渇きで目が覚めてお茶を飲んだ後トイレへ。
その後、昨日の晩からやたらと腰が痛かったのでマッサージ棒で腰をぐりぐり押してたらウンチをもようしてきた。
トイレに入ってしばらくすると何かがタラリと出てきた
嫌な予感がしてふき取って見ると血!。
「おしるしか?!」とあわててナプキンをしいたとたん後から後からすごい出血が!
お産用ナプキンも間に合わずバスタオルを当てひとまず横になりダァにすぐTELした。その次病院へ。「すぐに来てください」との事でタクシーの運転手をしている私の父に連絡をし、その間に歯磨きを忘れてたことに気づいてのんきにバスタオルを股にはさみながら歯磨きをして父を待つことに。
その間に本来なら40分はかかるであろう道のりをダァは20分という奇跡にも近いスピードで到着!
続いて父とすでに出戻ってシングルマザーとなっていた姉が到着!
病院に着くとあまりの出血の様子に車椅子にて産科へ移動。
診察台に上ると担当の先生以外に他の先生や助産婦さん、看護婦さんなどがよってたかって覗いていた。
先生の内診で手を入れたり出したりするたびに破水と共に出血がドボドボと出る。
でも私はそんな状況の中でも怖いとは思わず、のんきに「どーなるんだろう」と思っていたように思う。
その後、エコーや超音波で「胎盤早期剥離か」とか色々調べてもらっていたけどその異常はなくどこかは解からないが出血をしている模様だという。
結局タンカで陣痛室へ向かい点滴やら機械をたくさんつけられしばらくお産の状況を見ることとなった。陣痛がジワジワとやってきた。
出血も相変わらず出続け、皆も血相を変えて心配していた。
今思えば先生からいろんな状況になった先の話を聞いていたのかもしれない。
当の私はタマタマ私についていた研修生と雑談をして笑ったりしてたんだけど。
そのうちダァのお父さんとお母さんが到着。
私が病院に着いてから1時間後くらいでした。
先生が出血がなかなか納まらないため帝王切開をした方がいいでしょうと皆に話していた。「ご主人と2人でどうするか決めてください」といわれ当然手術をすることに。
決めた後はすぐに手術の用意が始まった。
皆の心配顔を横目に見ながら意外と冷静にいろんなことについて考えた。
陣痛は5分間隔、タンカに乗せられ手術室へ。
体を丸くして(これがしんどい)背中に麻酔を入れすぐに下半身に感覚がなくなった。
冷たい感触だけが足に伝わる。
お腹をまさぐられてるような感覚がした後すぐに赤ちゃんの声がした。元気に泣いてた!助産婦さんが「女の子ですよー」て言う声が聞こえた。何だか今までの緊張の糸が切れてほっとして涙が出た。
「早く顔がみたい!」て思っていると10分後くらいに連れてきてくれた。
顔を一瞬見たとたんすぐに連れて出て行ってしまった。・・・どうやら結構血を飲んでいたらしくしばらく保育器に入れられるようだ。
でも、本当にかわいい顔をしてたよ。 |
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11年9月2日 |
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