育児雑感

育児をしながら悩む事は沢山あります。
勿論嬉しいこともあるけれど・・・
子供を育てながら親が育てられる事多いですね。
育児をしながら感動した事、泣いちゃったこと、笑っちゃった事などを
思いついたときに書いていきたいと思っています。



***幼 稚 園***

2002.10月
赤ちゃんの頃から、とってもやんちゃだったマーちゃんも5歳になりました。
幼稚園の年中組さんです。
入園した頃はまだ言葉もはっきりしなくて、教室から脱走していたマーちゃんも、最近は子供なりに色々な
悩みを抱えるようになってきました。勿論相変わらずのお調子者で、悪戯好きなのは変わらないのだけれど・・・

マーちゃんってどんな性格?と聞かれると説明するのが難しいです。明るくて元気でお調子者で、悪戯好きで・・・でもとっても繊細なところがあって、傷つきやすくもあるし、意外と慎重派だったりもします。
大胆なのか気が小さいのか分からないところは、パパ似かも知れません(笑)。
幼稚園でも先生に叱られる事が多いマーちゃんですが、叱られても平気そうな顔をしていて実は随分傷ついていたり、自分に対する負債がたまっていたりするようです。

普段通園には園バスを利用していますが、2学期からバス乗務の先生が変わりました。今度の先生は
今までとちょっと違って、バスの中でふざけたりすると厳しく叱られるようです。
ある雨の日、バスに乗ろうとしたマーちゃんが手荷物が多くてちょっと手間取っていると、先生は先に
後ろに並んでいるお子さんをバスに乗せてしまいました。自分なりに一生懸命やっていたのだから、
マーちゃんは激怒しました。「先生ひどい」と怒って席に座ろうとしないマーちゃんに、先生は「それじゃぁ
バス降りて、ママと一緒に幼稚園行く?」と言いました。(なにも切れなくてもね〜)

お天気の日ならいざ知らず、雨の日にママの自転車で幼稚園にいけないことぐらいマーちゃんも分かっています。しぶしぶ席に座ったものの、怒りは収まらず園につくまでに鼻血を出して制服は血だらけ・・・
先生にしてみれば年中にもなって落ち着かない子だとおもって、いるのでしょう。確かに落ち着かないところはあるけれど、彼にもそれなりの考え方やプライドもあって、納得できない事を我慢出来ないというのが
本当のところ。
その後も、マーちゃんなりの理由があって、どの席に座っていいか迷っていたときも、先生は切れて
「言うこと聞かれないなら、バス降りる?」とわざわざ締まっていたバスの扉を開けて脅した事もありました。そして数日後・・・

ある朝からマーちゃんは園バスに乗ると「喉が痛い」と言って、座席に顔を隠して泣くようになってしまいました。幼稚園に着いてしまえば楽しくて、帰りのバスでもとっても元気なんだけれど、朝のバスのときだけはどうしても嫌で、バスに乗る直前になると私の手をギュ―ッと握ってとても不安そうな顔をしました。

子供って言葉であれこれ言い聞かせても、それを理解して行動する事は難しい事です。まだまだ理性よりも感情や気分で行動する事が多いのだから、忍耐強く教える事は大切だけど、子供に恐怖心を与えたり威圧感を与えて言うことを聞かせるのは、いかがなものだろうか?
そんなことを考えつつ、私自身の言動も同じようにマーちゃんのことを傷つけていただろうと思うと、とても
可哀想になりました。
こちらに余裕があれば怒らなくても済む事を、そのときの状態できつく叱ってしまう事ってありがちでしょう?良くないと思っていても、母も人間だし、忍耐できないときもあります。

下の子供が生まれてから、何かと忙しくてマーちゃんと接する時間も減っていました。それだけ手がかからなくなって楽だと思っていたけれど、そうじゃないんですね。自分で悩みや悲しい事を処理できるほど
大人になったわけじゃないんだから、まだまだ手をかけてあげなくちゃいけない。
誰かに否定されても、受け入れられるところがあるし、自分には他にこんなにいいところがあると自信を
もたせてあげなくちゃ、子供は伸びていかない。

最近マーちゃんが以前から習いたがっていた英会話の教室に通わせてみました。まだまだ早いと思って
いたけれど、自分がやりたかっただけあって、とても喜んで教室のある日を楽しみにしています。
日系アメリカ人の先生は、とてもユニークでしかも経験が豊富。マーちゃんのちょっとしたいい所を見つけては、派手に(笑)誉めてくれます。
『俺はいけない子なんだ』と自信を失っていたマーちゃんにはとてもいいタイミングの出会いでした。

園バスの先生とは、まだまだ上手くいかないけれど、マーちゃんが自分でバスの中で静かに座ろうと思うようになるまで、この問題は解決しないと思います。
世の中には何でも受け入れてくれる人もいれば、何をしても怒る人もいる、話を聞いてくれる人もいれば
ぜんぜん分かってくれない人も・・・

そんな社会の中で、マーちゃんがマーちゃんらしく成長していくために、”お母さん”が必要なんだな〜と
つくづく考えるこの頃。
母も子供と一緒に成長しなくちゃね。
つづく