Canon iP2700 Linux用プリンタドライバのインストールをしようと思ったら入らなかったメモ


以前から使用していたプリンタが使えなくなったので新しいプリンタを導入。


機種名
Canon PIXUS iP2700


メーカーからLinux用ドライバが出ている。
http://cweb.canon.jp/drv-upd/ij-sfp/bjlinux330-ip2700.html

これを入れるとWindowsで使用する時のような色々なメンテナンス機能がLinuxでも使えるようになる。
ヘッド位置調整がLinuxでもできるというのはありがたい。

ダウンロードしたdebian用ファイルを解凍してフォルダを端末で開き、

sudo bash ./install.sh

これでインストールできるはずだがエラーが出て止まる。
スクリプトを一部書き換えて自動インストールを利用する方法と、スクリプトには手を触れず手動で登録する方法をメモする。




-注意-
使用しているのは Knoppix7.0.2 産総研版 だが、CUPSやGutenprintをアップデートしている。
アップデートをしていない素の状態では以下の作業をしてもiP2700を認識しなかった。
Debian PackagesからGutenprintを取ってくるかSynapticやapt-getで入手する必要がある。




自動インストールを利用する



http://cweb.canon.jp/drv-upd/ij-sfp/bjlinux330-ip2700.html
まずドライバをダウンロードする。
knoppixはdebを使うのでdebianの方を選ぶ。


ダウンロードしたファイルをアーカイブマネージャ等で解凍する。
 

中にあるinstall.shをエディタで開く。
例) ファイルマネージャで右クリックして、アプリケーションで開くLeafpad を選択。


エディタで開いたら


## Judge is the distribution supporting rpm? ##
と書いてある行を検索する。



    ## Judge is the distribution supporting rpm? ##
    rpm --version 1> /dev/null 2>&1
    c_system_rpm=$?

見つかった部分はこんな風になっているはずなので、



    ## Judge is the distribution supporting rpm? ##
    rpm --version 1> /dev/null 2>&1
    #c_system_rpm=$?

このように c_system_rpm=$? の先頭部分に # を入れる。
終わったら上書き保存する。



install.shのあるフォルダを端末で開く。
(ファイルマネージャでフォルダ開いた状態でF4キーを押す。またはツール 現在のフォルダを端末で開く をクリックでもよい)
端末で開いたら


sudo bash ./install.sh


と打ち込んでエンターキー押下。(sudo無しでも動いたが一応入れる)
これでインストール開始。

引数が多すぎるなど文句を言われながらも各種設定が進む。
処理が終わったらインストール完了。





その2

手動で登録する。


http://cweb.canon.jp/drv-upd/ij-sfp/bjlinux330-ip2700.html

debian用をダウンロードして解凍する。

中のPackagesフォルダから最初にcnijfilter-common_3.30-1_i386.debをインストール。
終わったらcnijfilter-ip2700series_3.30-1_i386.debをインストール。
順番を守らないと入らない。

終わったら端末を開く。
まずは

sudo /etc/init.d/cups restart

と打ち込んでCUPSを再起動する。
終わったらプリンタの登録

sudo /usr/sbin/lpadmin -p IP2700 -m canonip2700.ppd -v cnijusb:/dev/usb/lp0 -E

-p IP2700 の部分は登録する時のプリンタ名なので各自でわかりやすい物に変更してもよい。

これで終わり。





sudo /usr/sbin/lpadmin -d IP2700

と打ち込むとデフォルトのプリンターを設定できる。
必要なら行う。
プリンタ名を変更している場合は-d IP2700の部分を登録したプリンタ名にする。






インストールが終わったら端末で


cngpij -P 設定したプリンタ名
例) cngpij -P IP2700

と打ち込むとソフトが起動する。






これでヘッド位置調整して自動電源設定をした。
説明書によるとサイレントモードは本体が設定を覚えないようで電源ONの度に再設定しないといけない。(windows用はドライバ側で設定を固定できる)
用紙や色の設定などもあるが、このソフト自身で印刷する時のための設定のようだ。
印刷品質など変更しても記憶しない。





cngpijを使った印刷は

cngpij -P  プリンタ名  印刷したいファイル名
例) cngpij -P IP2700 testpicture.jpg

と入れるらしい。

これまたちなみに

cngpijmonip2700 プリンタ名
例)
cngpijmonip2700 IP2700
と入れるとプリンタの状態を表示するステータスモニタが起動する。


とりあえずインストールには成功したので一応おわり。



印刷自体はCUPS+Gutenprintのほうが高機能で良い。
アプリケーションからの印刷でCanonのドライバを指定すると画質調整のオプションメニューが出てこない。
なんでだろ。
ということでCanon製のドライバはユーティリティー専用にする。













あとがき

インストールが止まる原因は多分debとrpmの判別の部分が変だからだと思う。
debもrpmも使えない場合にエラーを出すのはいいとして、両方使える場合にも同じようにエラーと判断して止まるようだ。
Knoppix7.0.1産総研版は幸か不幸かdebもrpmも使えてしまうのでエラーになると推測。
知識がほぼ無い素人の考えでスクリプトをいじったので詳しい人から見るとスマートでない方法かもしれないが一応インストールできるのでよしとする。




新しいCUPSとGutenprintを入れた状態でiP2700をCUPSのセットアップで登録し、
その後にCanonのドライバのdebファイルを入れて

cngpij -P CUPSでのプリンタ登録名

でユーティリティーを使おうとしたが、動かなかった。
上記のプリンタの手動登録で別の名前を登録してそれを指定すると動いた。
ものぐさ失敗。




LiveDVDでこのドライバを入れる場合はDebian Packagesからcups-driver-gutenprintを貰ってきて入れる。
ファイルサイズ1.4KBなのでapt-get updateを待つより早い。
iso編集してCanon製ドライバと一緒に焼いておけば落とす手間もなし。
USBメモリ等にknoppixをインストールしてアップデートしておくのが一番良いのはいうまでもない。

新しいGutenprintを入れればプリンタは認識するようになるが印刷解像度の種類が少ない。
新しいCUPSを入れると最大600dpiだったのが1200dpiになる。