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BECK OHLLA

★★★★★ WELCOME TO BECK OHLLA ! これは 「BLACK HOLE」 のスペルを任意に並べ替えて創った造語である ★★★★★

あなたは「あの世」

       存在することを知っていますか?




SINCE AUG. 20, 1999



 
私達は「現世」3次元の世の中にいるが、「あの世」とは4次元以上(高次元)である。
この「あの世」の存在が明らかになったのは、アインシュタイン博士が唱えた「時空元の歪」である。
そして、この3次元の空間が曲がっているとすれば、4次元以上の空間の存在を示唆している。
「現世」3次元から「あの世」4次元以上を想像することは不可能である。 しかし、「あの世」から
「現世」を眺めることは簡単である。



目次   index

   
(1)空間が曲がる
   
(2)時間が変化する
           文中特殊相対性理論クリック→特殊相対性理論page3)へ
      
文中一般相対性理論クリック→一般相対性理論page4)へ
      文中邪馬台国クリック→女王の都邪馬台国page5)へ
   
(3)時空がゆがむ(空間の次元と時空の次元は異なる)

      
page1  
   
(4)次元を一つずつ下げて考える

      
page2  
    (5)地球を考えて、宇宙を想像する




(1) 空間が曲がる

ニュートンの時代では、光は直進すると考えられていたが、最近では、光は「重力」により曲げられると言
われている。1919年にアフリカのギニアで実施された皆既日食時に観測された太陽の周りの星の位置
と太陽のない同じ場所の写真を比較した実験では、星の位置がズレていたのが確認されている。
太陽の後ろにかくれて全く見えないはずの星が、皆既日食の時には見えるという太陽重力による光の屈
折が明らかになった。(屈折角1.75秒)
屈折角2θ=(1+γ)・4GM/2cb(radian)で表される。1秒=4.848x10ー6radian、G:重力定数
 M:太陽質量、c:光速、b:太陽半径である。
γ=1(一般相対性理論)とすると、2θ=(4GM/cb)/
 4.848x10
ー6=(4x6.672x10ー8x1.989x1033/((3x1010x6.96x1010))/4.848x
 10
ー6=1.75秒)
ある星から発せられた光が強い重力場を通過すると光の屈折が大きくなり、 重力レンズという現象が起
こる。その星が二つ(複数)に見えたりアーク状に見えたりするが、光源による星と強い重力場(重力レン
ズ)と観測者が完全に一直線上に並び、屈折する角度が立体的に完璧に同じであるとき、アインシュタイ
ンリングという「リング状の輪」が見える。
この重力レンズは重力場によって、空間が曲がっているために引き起こされるものだと考えられている。
最も強い重力場を持つブラックホールでは光でさえも外に出さず、すべてをのみ込み、 ここに捕らえられ
た物質は永遠に落下して行く。また、入り口付近では、物質間のすさまじい摩擦のため、多量のX線を放
射している。(降着円盤」)
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(2) 時間が変化する(加速度=重力)
アインシュタイン博士の相対性理論によれば、時間も慣性系による
特殊相対性理論と加速度系の
一般相対性理論とによって、変化する。ただし、光速が一定であるという条件がある。
一般相対性理論では、厳密に言えば、地球上においても、私達、各個人が受ける重力(加速度)はそれ
ぞれ違うはずであるから、時間の進み方は異なり、互いに相対的に時を刻んでいる。
もちろん、月も、地球も、火星も、太陽も、惑星も、星も,ブラックホールもすべてが時間は異なり、互いに
相対的に流れている。
例えば、 ブラックホールに足を踏み入れたとすると、通常は、ロケットなどは押しつぶされてしまうが、押
しつぶされないと仮定した場合、遠くから観測すると、ロケット内の時計が止まっているように見える。
しかし、 ロケットの内側では、時間は普通に刻んでいるのであるが、 すべてがその環境に同化している
ため、時間が遅れていることには、気がつかないのである。

日常的な例は非常に難しいが、重力に関係しないが、蝉の一生とか、犬や猫の一生、人間の一生が心
拍数によって左右されているとすれば(私達の心拍数を猫と同じにした場合猫の寿命になるかは分から
ないが、 もし、 そうだとすれば重力ではなく、心拍数に対して、猫の
座標系(時空元または、世界) に従
わなければならない。 この場合は、人間の寿命に対して、短い猫の寿命の方へ変化したと考えることが
できる。 また、逆に、猫が人間の座標系の方へ移動したとする(猫の心拍数を人間と同じにする)と、人
間と同様に長生きできるようになり、それぞれ互いに相対的に時を刻むことになるが、そのようなものと
考えてください。(ここでの心拍数とは、1分間当たりの心拍数をいう)
一般相対性理論では、 重力環境によって、あらゆる座標系の「一秒の長さ」や「寿命」は普遍(絶対的)
ではなく相対的に変化する。 また、光(電磁波)は、いかなる場合でも、光速(30万km/sec)と振動数
(周波数)は一定であるので、時間が延びる〈遅れる)と、光の波長も延びる。いわゆる
重力赤方変移
いう現象が起こる。(30万km/secは延びた時間の1秒、光速は波長が延びた分遅くなる)

(光速は正確には2.99792458x10
m/sec(理科年表)であるが、ここでは、30万km/secまたは
30万km/秒と表現する。cm単位では、3x10
10cm/secまたは3x1010cm/秒とする)
光は赤外線、可視光線(7色(虹色)、紫外線に分解できるが、重力によって、光のエネルギが減少し、
赤色の波長の方へ移動する。これを赤方変移という。 強い重力場の影響を受けると、もっと波長の長い
電波の方へ変移し、光を感じることさえできなくなる。また、時間が延びた(遅れる)場合の光速は地球か
ら観測すると1秒より長くなるので光速は遅くなる。
例えば、γ線の実験では、地球上空1万km地点を通過する光と、重力が強い地上すれすれを通過する
光の場合、後者が100億分の4だけ時間が延びる(遅れる)のが確認されているが、光速も遅くなる


                                          地球上から出る光のスペクトル
@地球上から出る光の1秒の長さを下の矢印の長さとする       ( )内は光の波長、単位はμm)
――――――――――――――→ 距離30万km              紫外線(0.003〜0.39)
        |←波長→|                                 
紫(0.38)
                                                
藍色(あい色)(0.41)
                                                
青(0.43)
                                                
緑(.049)
                                                
黄色(0.55)
                                                
橙(だいだい)(0.59)
                                                
赤(0.64)
                                             赤外線(0.75〜100)

A強い重力場を進む光の1秒の長さは(地球上観測時2秒と仮定すると)@の2倍となり、ゆっくり進む。
―――――――――――――――――――――――――――――→ 距離30万km
        |←波長2倍にのびる→|
                                          強い重力場を進む光(波長2倍)
                                          のスペクトル(地球上観測時)
                                              紫外線(0.003〜0.39)
私達が感ずる光線は右に掲げたように分類できるが、紫の方が波長       
紫(0.38)
が短く、赤色の方へ移るほど波長はだんだん長くなる。                
藍色(あい色)(0.41)
Aの強い重力場を振り切って地球に届いた光の場合、例えば、紫         
青(0.43)
(0.38)の波長が2倍に延びると0.38x2=0.76となり、赤外線領        
緑(.049)
域へ変移したことになる((赤外線(0.75))。以下、藍色、青、緑、黄        
黄色(0.55)
色、橙、赤(紫外線、赤外線も含めて)は一連のスペクトルの波長も2       
橙(だいだい)(0.59)
倍になり、赤色の方へずれ、右記赤外線(0.76)の下側に配列される。     
赤(0.64)
このように、波長が延びることによって、スペクトルが赤色の方へ移動     赤外線(0.75〜100)
することを赤方変移という。                              赤外線(0.76)
@とAの場合で、光速を@に合わせるとAの波長が延びたということ
は、振動数が少なくなったと考えることができるので、時間が@に比べてゆっくり進んでいることになる。
太陽と地球では原子の振動数が100万分の2程違うのが見つかっているので、太陽の強い重力のもと
では光の波長が延び、時間も地球より、延びて遅れることが解る。
赤い星を見て、あれは強い重力を振り切って地球に届いた光だとか、または、ドップラ効果により地球よ
り遠ざかっていると判断してはならない。赤方変移とは、光のスぺクトル全体が赤い方へずれる(変移)
のであって、Aの場合、光全体の波長が2倍になるので、私達の目に映る可視光線(紫、藍色、青、緑
黄色、橙、赤)には、紫外線から2倍の波長が移ってくるので可視光線はそのまま残る。したがって、ス
ペクトルの強い1本の線に着目した場合、例えば、紫だとすると、波長が2倍になると上記で計算したよ
うに、赤外線領域、すなわち、赤い波長の方へずれていることが確認できる。実際は、標準のスペクトル
と比較して「ズレ」を検出する。星の色は赤方変移があっても赤色になるとは限らない。
(@とAから出る光のスペクトルと紫の強さは完全に同じであると仮定する。Aは強い重力場を通過する
 時は紫色であるが、その強い重力を振り切って地球に届くと、@と比較した結果、赤外線領域となり、私
 達の目には映らない。ただし、別の可視光線の色が私達の目に入ってくるので、赤方変移の程度にも
 よるが赤くなるかどうかは解らない。赤っぽくなる(赤に近ずく)という表現にしたほうが妥当かも知れな
 い。例えば
から藍色(あい色)に変移した場合でも、赤っぽくなるという表現になる)
(光の波長の単位は、μm(マイクロメートル)(100万分の1m(メートル))、およびnm(ナノメートル)
(10億分の1m(メートル))、またはオングストロームÅ(100億分の1m(メートル))を用いる)

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
単位は、次の10の整数乗倍を表すSI接頭語(理科年表)を用いる場合、一般的に
10以上は大文字、
10
以下は小文字を使用することが定義されている。

  1018 1015 1012 109 106 103 102 101 1 10-1 10-2 10-3 10-6 10-9 10-12 10-15 10-18
  百京 千兆 十億 百万 1/十 1/百 1/千 1/百万 1/十億 1/兆 1/千兆 1/百京
  ひゃっけい せんちょう ちょう じゅうおく ひゃくまん せん ひゃく じゅう いち 分(ぶ) 厘(りん) 毛(もう) 微(び) 塵(じん) 漠(ばく) 須臾(しゅゆ) 刹那(せつな)
接頭語 da   μ
  エクサ ペタ テラ ギガ メガ キロ ヘクト デカ   デシ センチ ミリ マイクロ ナノ ピコ フェムト アト
圧力           kPa  hPa    パスカル                
長さ           km     メートル   cm mm μm nm pm fm am
重さ         t(トン) kg     グラム     mg μg ng pg fg ag
容積           kl     リットル dl   ml μl nl pl fl al
周波数 EHz PHz THz GHz MHz kHz     ヘルツ
電気抵抗 EΩ PΩ TΩ GΩ MΩ kΩ     オーム     mΩ μΩ nΩ pΩ fΩ aΩ
メモリ容量 Eバイト Pバイト Tバイト Gバイト Mバイト kバイト     バイト
割合           1000倍 100倍 10倍 100% 10% 0.1% ppm ppb ppt    

1) 1の千倍がk(キロ)、その千倍をM(メガ)というように、以後、千倍づつ数字が大きくなる毎にG
   (ギガ)、T(テラ)、P(ペタ)、E(エクサ)、Z(ゼタ)、Y(ヨタ)−−−と続く。小数点以下では、千分
   の1がm(ミリ)、それの千分の1をμ(マイクロ)のように、以後、千分の1小さくなる毎にn(ナノ)、
   p(ピコ)、f(フェムト)、a(アト)、z(ゼプト)、y(ヨクト)−−−と定義されている

2) 圧力において、以前の天気予報では、台風情報で、950mbar(ミリバ−ル)の低気圧という表現
   をしていたが、最近は、950hPa(ヘクトパスカル)の低気圧というような言い方に変わっているの
   をご存じかと思うが、これは、1,000mbar(ミリバ−ル)=100kPa(キロパスカル)のところ1k
   Pa(キロパスカル)の1/10のh(ヘクト)のSI接頭語を使用して、1,000mbar(ミリバ−ル)=
   1,000hPa(ヘクトパスカル)として、国際単位系(SI)を採用するため、単位を変換した結果で
   ある。1Pa(パスカル)=1N/m
(ニュ−トン/平方メートル)≒0.102kg/m

3) 長さの単位で、以前使用していた
μ(ミクロン)は無くなり、μm(マイクロメートル)を用いる

4) k(キロ)は小文字であるが、巷ではKm、Kg、KHz、KΩ、Kバイトのように大文字を使用している
   場合をよく見かけるが、これは間違いである。km、kg、kHz、kΩ、kバイトのように小文字を使
   用しなければならない

5) 割合の%は接頭語とは関係ないが、1/100である。、200%(2倍)未満は、150%、180%と
   いうように用いるが、200%以上は倍数を使用する。例えば
、200%は2倍、250%は2.5倍
   300%は3倍、1000%は10倍のようにするのが一般的である。ppmはparts per million(
   パーツ・パー・ミリオン)の略で、100万分の1を表す。ppbはparts per billion(10億分の1)
   pptをparts per trillion(1兆分の1)という。
   ppmは以前環境問題で,大気汚染などに〇〇ppmとよく使われていたのでご存じかと思われるが
   0.02%とか0.001%はppmを使用するべきである。1%=10,000ppm、0.1%=1,000
   ppm、0.01%=100ppm、0.001%=10ppm、0.0001%=1ppmである。
   2002年度の銀行普通預金利率は、4月からのペイオフに対応するために年率、0.02%から
   0.001%に引き下げられた。0.02%は200ppm、0.001%は10ppmと表現した方が解り
   やすい。0.001%といわれても、ピーンとこない。ppmは100万分の1だから、100万円預けた
   ら、10ppmの場合10円の利息であることが直ちに計算できる。今や、銀行預金利率は%から、
   ppmの時代へ突入することになる。(ppm経済とでも言うのでしょうか)

   競馬をやった人は解ると思いますが、勝負の結果、お金をとられた側(負け組、−側)とお金を貰
   った側(勝ち組、+側)の負け組と勝ち組の各総額が、同じになるのはご存じですね。これは、(+
   側)+(−側)=0(一定値)(プラス、マイナス、イクォール、ゼロ)の関係があり、これをエネルギ
   保存の法則(熱力学の第一法則)という。また、毎回競馬をする人が1年間の収支決算を行うと、
   0(ゼロ、平均値、損もしなければ、儲けもしない)に近づいていることに気づかれていると思いま
   す。このように、勝負を多数回行う(試行回数を重ねる)と、平均化の方向に向かうこと(0に近づく
   )をエントロピ増大の法則(熱力学の第二法則)という。
   経済は、この二つの関係から成り立っているが、上記の熱力学の第一と第二は、現時点では、打
   ち破られたという事実はない。また、宇宙の大法則であるので、これに従わなければならない。
   世の中で、誰かが100万円儲かったということは、それに見合うだけ、世の中の不特定者数の合
   計金額が100万円損しなければならない(端的にいえば、誰かが100万円儲かると、誰かが100
   万円損することを意味する)。景気回復において、当初、政府と民間のどちらが損するかを決める
   必要がある。民間に活力を与えるという意味では、最初は政府が税金(消費税)のキャシュバック
   を実施すべきである。消費者が使えば使うほどキャシュバックが大きくなるようにする。民間では健
   気にも、既にポイント制によるキャシュバックを行っている。
    
   エントロピ増大の法則は例えば、部屋の掃除をしないでいると、だんだんガラクタが増えて、蜘蛛の
   巣が張って、ゴミの中で暮らすような状態になるが、これを、エントロピが増大したという。
   表現方法は、専門的には熱劣化(エネルギ劣化)というが、一般的には、平均化、ランダム化、無
   秩序化、乱雑さ、ガラクタ化(味噌も糞も一緒)とか言われている。エントロピは一方向であって、後
   戻りできない。(覆水盆に返らず)
   人の場合は、赤ん坊がオギャ−と生まれた瞬間から、年齢を重ねる毎にエントロピが増大するが
   一生を終えて人の体は分子や原子に分解され、全体的に平均化される。この時エントロピは最大
   となる。この一連の経過の中で、人は生き返ることは不可能であるから、エントロピは一方向で不
   可逆的(後戻りできない)である。そして、時間が後戻りできないのも、このエントロピが増大するた
   めだと言われている。経済の場合は、稼いでも、稼いでも「お金が無くなる方向へ進む」のがエント
   ロピ増大の法則である。

   エントロピは確率にも関係していることが解っている。例えば、宝くじで1等(2億円)に当る確率は
   非常に小さいが、この時、エントロピは非常に小さいといい、情報量は非常に大きいという。逆に
   何も当たらない確率は、非常に大きいが、エントロピは非常に大きく(最大)、情報量は非常に小
   さい。すなわち、情報量ゼロ、ガラクタ情報、または、カスを掴まされるといわれる。ところで、常識
   という情報量はどちらだろうか、一般的に、世間の素人の常識は、真実とは180度ズレているとこ
   ろから、情報量ゼロ、ガラクタ情報の類に入り、エントロピは最大である。だから、その常識を逸脱
   しないと何も問題は解決しないが、世間は、その常識に惑わされている。例えば、3世紀の日本の
   様子は
魏志倭人伝に書かれているが、その当時、日本には女王の都する邪馬台国があったと記
   されている。ところが、その頃の日本人の常識があまりにもデタラメであったので、未だその場所
   は特定されていない。魏志倭人伝による邪馬台国への道程には、従来の説と九州説があり、従
   来の説は、本来は畿内説であるが、新井白石や本居宣長、いずれも九州説など、江戸中期以来、
   200年以上に亘り論争が繰り広げられてきたが、その決着は未だ着いていない。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
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(3)時空がゆがむ(空間の次元と時空の次元は異なる)
時空とは、空間の時間の流れである(3次元空間を、x、y、z の座標軸で表すと時空4次元(または4次
元時空)の時間軸はct軸(x、y、zと直交)となる。「c」は光速、「t」は時間である)
(数式が不得手な人は次のミンコフスキ−空間とローレンツ変換は無視して先に進んで下さい)
第1図において、原点Oと点P(x、y、z、t)との距離「s」を s
=x+y+z−cで定義した時、その
長さ「s」を不変に保つ変換がローレンツ変換であるが、2点間の距離「s」が、上式で与えられる空間を
ミンコフスキ−空間(4次元時空)と呼ぶ。ある時刻に、ある場所で何かの物理的事象が起きた上記の
点Pを世界点と名付け、点Pの運動によって4次元時空に描かれる軌跡、直線または曲線を世界線と
いう。
今、3次元空間(立体)を考える時、光が走った距離ctを立体の斜辺とすると、c
=x+y+z(c
を移項して0=x+y+z−c)は3次元のピタゴラスの式である。3次元空間(x、y、z)の内を1
次元の光が走る(時間)場合は、x
+y+z−cは常に0でなければならない。ところが、時間と空
間を対等な関係にするには、新たにct軸を設けて、4次元時空の式で表さなければならない。その場
合は0ではなく、一定値「s」を備え、s
=x+y+z−cという幾何学を用いることになる。これは、
4次元時空による超立体の対角線の長さであり、これを4次元のピタゴラスの定理という。
ただし、−c
「+」の記号で表すと、s=x+y+z(ict)(「i」は虚数√−1)となり、ictを用
いることにより、上記、
=x+y+z−cは形式的に、ピタゴラスの定理として使用できる。
このミンコフスキ−空間において、x
+y+z−c=0で与えられる方程式を光円錐(ライトコーン)
という(4次元時空は図示できないので、3次元時空で表すと(第1図)、t軸を軸とする方程式、x
+y
−c
=0の直円錐面である。ここで、x+yを空間的領域とすると、cは時間的領域である。
+y−c=0とはx+y=cであるので、空間的領域(x、y軸平面)と時間的領域(t軸)の長さ
が常に同じであるという意味である。したがって、x、y軸平面とt軸のちょうど中線、x、y軸平面からの角
度45°の軌跡を進む光の世界線を表す)。
原点OとP点を結ぶ線は世界線である(原点O、P、Qまたは原点O、Qを結ぶ線も世界線である)。そし
てこの世界線の長さが上記で与えられた距離「s」である。4次元時空では、空間的領域は(x、y、z)で
あり、それに時間的領域(t)軸が直交する。



光速以下で運動する粒子の世界線は、その粒子の世界点を原点とする、この光円錐の未来圏の内
側にあり、絶対に光円錐上の外側にはなり得ない。なぜならば、光速で動く光の世界線がこの光円
錐であるからである。過去からの光も下側の光円錐上を通って現在に至る。もし、S点に他の粒子が
あっても、この粒子とP点の粒子との因果関係は全くあり得ない。
上記でx
+y+z−c=0は3次元時空で表すと、空間的領域(x、y軸平面)と時間的領域(t軸)
が常に同じであり、光の世界線を表すと述べたが、今度はx
+y+z<cの場合は空間的領域
(x、y軸平面)より時間的領域(t軸)が大きいことを表しているので、時間的領域にあり、-s
=x
+z−cの距離「s」を時間的距離または固有時間という。(−cが大きいので-sとなる)
ユークリッド幾何学(中学、高校で習う幾何学)では、原点OとQ点を結ぶ線の方が原点OからP点を
経由してQ点へ行くよりも短いが、時間的距離(固有時間)は原点O→P点→Q点の方が原点O→Q
点より短くなる。これは、ユークリッド幾何学とは逆になる。これらを結ぶ線が直線の場合は、慣性系
であり、曲線を描く場合は、加速度系となる。そして、曲線の方が直線より固有時間は短い。また、原
点OとQ点を結ぶ線が直線で、t軸と平行する場合は、物体が静止していることを意味する。
x軸に平行な線1,2,3(x、y軸平面と平行な面)はフイルムの1コマ1コマを表す時間的経過を示すが、
もちろん矢印方向に連続的に変化しているので、映画そものでもあり、テレビ画面に映し出されるビデ
オまたはテレビ画像でもある。実際は、3次元空間の時間の流れである。
次に、x
+y+z>cの場合は空間的領域(x、y軸平面)が時間的領域(t軸)より大きいので、空
間的領域に位置し、s
=x+y+z−cの距離「s」を固有距離という。原点OとS点を結ぶ線であ
る。ところで、第2図および第3図は2次元時空で表しているので、x軸は(x、y、z)を代表しているが、
第2図はs
=x+y+z+(ict)(「i」は虚数√−1)で、時間軸(t)を虚数のict軸とした時のローレン
ツ変換の図形である。(x−ict)座標系と(x′−ict′)座標系の変換は回転座標で表されることが解る
が、回転角θも虚数角となり、これは非常に理解しがたい。そこで、時間を実数で表し、s
=x+y
−cで、時間軸(t)をct軸とした時のローレンツ変換の図形が第3図である。
その図形において、(x−ct)座標系(地上)と(x′−ct′)座標系(電車右)とは、例えば、特殊相対性
理論などで準光速で運動している電車が右方向に走っている場合と地上の関係を表した図形である。
したがって、電車左は電車が左方向に走っている場合の(x″−ct″)座標系である。地上は直交座標
であるが、電車右および電車左の座標系は斜交座標である。直交座標と斜交座標との目盛りはそれ
ぞれ異なる。空間的領域で地上の原点OとSとの距離は双曲線とx′軸(電車右)およびx″軸(電車左)
との交点S′、S″に対応する。この双曲線のことを目盛校正曲線という。時間的領域(ct軸、ct′軸、
ct″軸)においても同様に、双曲線によって目盛は校正される。また、回転角θは電車の速度が速くな
るにしたがって、光の世界線(x軸との角度45度またはct軸との角度45度)に近づくが、光の世界線の
軌跡45度をお互いにを越えることはない。よって、ローレンツ変換は空間的領域と時間的領域とが入
り交わることはない。
一般的に、時空は下記に示すように、それぞれの空間に時間軸を一つ加えた時空元で表される。
ニュートンの万有引力のころでは、 空間と光速は無限と考えられていたが、アインシュタイン博士の特
殊相対性理論では、 光速は一定で有限であり、時間や空間や質量も観測者によっては、異なるように
見える。ただし、
特殊相対性理論は、静止の世界と準光速での運動の世界において、お互いに時
間が遅れて見えるだけで、実際の時間の遅れはない。

一般相対性理論では、 3次元(現世)の空間は重力によって、曲げられ、窮境的にはブラックホールを
形成する。同時に、時間も変化する。このように、重力環境の影響で、時空がゆがめられてしまう。

ブラックホールはシュワルツシルト半径(a=2GM/c
)で表されるが、G:重力定数、M:天体の質量、
c:光速である。天体の質量Mに地球の質量を代入すると、a=2x6.6720x10
ー8x5.974x1027
(3x10
10=0.8857cmとなる。すなわち。地球を半径8.8mm(直径17.6mm)までに圧縮
するとブラックホールになることを意味している
。そして、この中に落ち込んた物質は二度と現世に
は戻れない。
第4図はブラックホールと光円錐を表したものである。光円錐は未来圏のみを示しているが、重力の強
い方へ図のように変形し、シュワルツシルト半径aでは完全にそれの内側(あの世)に変形するので、こ
の光円錐内の物質(粒子)は絶対にシュワルツシルト半径aの外側(現世)に出られないことが解る。
さらに、ブラックホールの中心に向かうと、光円錐は時間的領域から空間的領域に傾き、光速を超える
というよりは時間と空間が入れ替わり、空間が時間の代わりをする。後は、物質は一点にとどまること
ができず、中心に向かって永遠に落下する。したがって、
シュワルツシルト半径aがあの世とこの世
を結ぶ三途の川である


3次元(現世)空間の時間の流れは時空4次元という。テレビのように2次元画面の時間の流れは
時空3次元である。
したがって、時空は空間の次元に時間軸を一つ加えた次元であるから、現世の3次元空間(幾何学的
次元)と時空3次元とは異なる。 単に、 3次元、4次元というときは幾何学的次元を表す。
3次元空間
(時空4次元)以下は現世にて確認できる。

          
空間(幾何学的次元)                  時空元
           4次元空間(超立体)→時間の流れ→ 時空5次元(
5次元時空)(あの世)
           
3次元空間(立体)  →時間の流れ→ 時空4次元(4次元時空)(現世)
           2次元空間(面)   →時間の流れ→ 時空3次元(
3次元時空)
           1次元空間(線)   →時間の流れ→ 時空2次元(
2次元時空)

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