人間の性

 

 

 

 

 

「Sexは脚の間にあるが、Sexualityは耳の間にある」 カルデローン女史

sexが下半身の問題ならsexualityは性に関する人の精神活動

愛のあるSEX

<index>
★なぜ男と女は引かれあう? ★動物と人間のSexの違いは? ★性の歴史
★乃木将軍婦人の手紙 ★男の浮気・・・ ★性交時における身体反応
★よりよいSexLifeのためには 編集後記 表紙に戻る

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<なぜ男と女が引かれあう?>

ギリシャ神話によれば、人間のルーツは両性具有で球状の体をし、4本の手足と2つの顔を持っていた。

それが神の怒りを買い、罰として2つに分断され、男と女が生まれた。

常に片割れの相手を求め、男は女に、女は男に引き付けられ、再合一を願っているのだとか・・・・

 

<動物と人間のsexの違いは?>

人は記憶力が発達し、明確であるため過去の性体験が、その後の性行動・性意識に影響する。

人は社会的存在であるため、一人で生きていくことはできない。そこで、性に関しても社会のルールや習慣に従う。

人は知能が発達しているため言語を使い、文化を創造する。性の文化史をひもとけば、その地域・時代の特徴がわかる。

性行動が許容される条件として、相互の愛情を挙げ、愛情の基盤の上の人間的性が築かれる。

大脳皮質の発達により、自らの性をコントロールできる。(単なる性的欲求のみに基づくものではない)

生殖をコントロールし、性的快楽と生殖を分離できる(避妊技術)

動物は生殖を目的とするが、人は生殖だけでなく快楽の追求として性行為を行い、快楽志向が性行為の主動因となることが多い。

性行為をある目的のために利用することがある。(商業的利益を得る・など)

動物の交尾が後背位であるのに対し、人には多くの体位が利用される。

 

<性の歴史>

原始時代(野蛮時代)
  • 共同生活をする男の全群と女の全群が、互いに相手を共有しあった。つまり無秩序に性交が行われた。飢えと寒さに耐えながらも集団の中で子供を増やしていった時代である。結合の欲望が狂気にさえしたという。また、性器崇拝は人間創造の神秘に対する感情表現だった。
未開時代
  • 無秩序な性交から、すぐれた種族として生き残るためには血縁関係の濃い性交は絶たねばならないことに気づく。長い時間をかけて、集団内での性交の対象が狭められ、男性は妻たちの中のもっとも主要な妻を、女性はもっとも主要な夫を持つことになる。それでも多夫多婦制。
家父長制家族時代
  • 性の自由を認めると、家族制度を基盤とする社会がゆらぐため、性が抑圧されタブー化される。女性にとっては厳格な一夫一婦制でも、男性の側には身勝手が許される法律まであった。夫婦の性生活も妻にとっては”閨のつとめ”であり、歓びを味わうものとして許されなかった。
  • 戦時中は強力な国家を作るため、戦力となる人間を「産めよ殖やせよ」と女は子を産まされた。Sexは快楽より生殖の手段として限定された時期である。同時に男にとっては、生と死の狭間にあって苦しみや恐怖を忘れるための麻薬でもあり、公娼や私的暴力によってはけ口を得た
 

(参考資料)

乃木将軍婦人から姪への「母の訓」

「閨中に入るときは必ず幾年の末までも始めての如く恥しき面色を忘れ給うべからず・・・

殿御用事にかかり給いなば、殿御の胸に顔をしかと差当て、しかと抱きつつ腰を余り動かし給うべからず。

また、如何に心地よく耐りかね候ときも、たわいなき事を言い、

又は自分より口を吸い或いは取り乱したる声など出し給うべからず」

 

 

 

<男の浮気は生物学的に見ると・・・>

  • 女は生涯に最大300個の卵を排卵するが、その卵は産まれた時にすでに準備されているため、年をとれば老化していく。古くなった卵から奇形が産まれやすいのはこのためか・・・。
  • 男は性的成熟後に、毎日30億〜50億の精子が新たに作られる、常に生産されるため消費もしなければならない・・・つまり排出

 

 

<性交反応>

 
興奮期

(上昇期)

  • ペニスの勃起

  • 陰嚢の皮は緊張する

  • 睾丸は前方に向かい軽度の上昇

  • 陰核(ペニスに相当)は亀頭部が腫脹し太さと長さが増す

  • 膣内は性刺激後、10〜30秒で潤滑化。膣腔の拡大。

  • 小陰唇&大陰唇は厚みが増す。

平坦期

(プラトー期)

  • ペニスの亀頭部の腫脹が増す

  • 睾丸がさらに上昇

  • カウパー腺から粘液が分泌する

  • 皮膚の紅潮、発汗。筋の緊張。

  • 呼吸・脈拍が速くなる。

  • 血圧も上昇

  • 陰核の位置が後退し、小陰唇の色がぶどう色に変化する。

  • 膣口は狭くなり、逆に奥は拡張する。

  • バルトリン腺から粘液が分泌し、膣口の潤滑化。

  • 皮膚の紅潮(顔・胸・腹に目立つが全身も)

  • 筋の緊張は男性より著明にみられる(顔・手足)

絶頂期

(オーガスム期)

  • 射精中枢の働きで、射精が起こる。

  • ペニスは射精時、律動的収縮を起こす

  • 肛門括約筋は収縮

  • 脈・血圧の急激な上昇著しい。

  • 血液中の酸素低下

  • 体温の上昇・発汗

  • 視覚・聴覚の減退と視野の狭窄

  • 瞳孔が開く傾向

  • 膣口部にある隆起の収縮が0.8秒間隔で5〜12回繰り返される。間隔は長くなり、徐々に減退する。

  • 収縮の程度は、オーガスムの強度によって左右される。

  • 同様

  • 過呼吸によって一時的に意識を失うこともある。

無反応期
  • あらゆる性的刺激に対し、まったく反応しない

  • あらゆる性的刺激に対し、まったく反応しない

消退期

(下降期)

  • ペニスは軽度増大の程度まで急速に消退し、その後徐々に萎縮する

  • 陰嚢は弛緩する。

  • 尿意をもよおす場合もある。

  • 膣隆起の急速な萎縮&膣壁の弛緩が起こる

  • 小陰唇の色も大きさも正常に戻る。

男女の最大の差異は、射精の有無と、男性は1回の性交に対し1回しかオーガズムを経験できないが、女性は複数回オーガズムを経験することが可能である。しかし、女性の中にはオーガズムを一生経験しない者もいる。

 

 

<よりよいSex Lifeのために・・>

  • 仕事やストレスから解放された、安らかでリラックスできる時間を選ぶ。もっとも良い時間帯は、十分の睡眠をとった後の早朝か、昼寝後の日中が良いでしょう。
  • 食後1〜3時間はしない。血液は消化作用に使われているため、心臓に負担がかかってしまいます。
  • 外部からの妨害の入らない、気兼ねのいらない安心してできる環境を選びましょう。
  • 風邪薬の成分には性欲を減退させるものがあります。また、血圧を下げる薬や睡眠薬や安定剤なども同様です。やせ薬も・・・。

 

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