ついてきた女(管理人の体験)

 これは、私が学生のころ体験した実話です。

 クラブの夏合宿の最終日、恒例の「きも試し」をやることになりました。
場所は、九州の「あおの洞門」って洞窟です。
「きも試し」自体は問題なく終わったのですが、その後不思議な体験しました。

 家に帰って、合宿の疲れからかベッドに倒れこむように寝ていました。
そして、全身を上から押し付けられる感覚があって目を覚ましました。
私は、うつぶせに寝ていましたので背中から押さえつけれれる感じです。

 ふっと目の前の本棚をみると、そのガラスには私の体の上に髪が長い女性が
しがみついてるい様子がうつっていました。 そして、怖いことにガラス越しに目が
合ってしまいました。
私は、とっさに目をつぶって「消えろ、消えろ」と心でつぶやきました。
そしたら、体が軽くなりました。
「助かった」
私は「ほっ」としました。 それと同時に、だんだん腹が立ってしまい、今の女性
に対して屈辱的な言葉を発してしまいました。

 その途端、さっきよりもっと強い力で押さえつけられはじめました。
薄く目を開けると、体がベッドに埋まっていくのが目で確認できました。
全身、頭から指先までまんべんなく押さえつけられています。
ギシギシ、、、ベッドがきしむ音が耳に聞こえます。
体の半分がベッドに埋まったとき「殺される!」と思いました。

 その時、なぜか強く「ご先祖様、助けてください!」と念じていました。
その途端に体がすっと軽くなりました。
その夜は、部屋で線香をたいて数珠をもって寝ました。
親は、白い目で私を見ました、、、

 そして、翌朝起きてみてビックリでした。
かけていた布団が裏表綺麗に反対になっていたのです。
いくら私が寝相が悪いといっても、こんな器用なことはできません。
不思議な体験でした。

 そして、まだ話は続くのです。

 夏休みも終わって、学校で皆にこの話をしました。
1人を覗いて笑っていました。
そして、その笑っていない1人が口を開きました。

 「俺のところにも来た」

 話はこうでした、夜に友人が寝ていたらドアが開いて女性がはいって来た
そうです、髪が長いところは私と同じです。
とても綺麗な女性だったそうです。(余裕がある友人です。)
そして、友人の枕のところに立つと座っ顔を覗き込んだそうです。
友達は、般若心境を知っていましたので、心で般若心境を念じたそうです。

 そしたら、消えたそうです。
起きて、ドアの鍵を確認してそうですがしっかりとロックされていたそうです。
ドアが開くはずありません。

 その友人の話を聞いて、皆は私の話を信じてくれました。
実際、霊感の強い友人でしたので、、、

 それっきり、その女性は私や皆の所へは現れていません。
般若心境が効いたのでしょうかねえ。