アリス・ベイリーの本は、私が秘教関係の書物を読んでいるときに知ったものである。すべてのことは本質的には相対的であるということが理解できるならば、個人にとって、この本の意味するところもまた相対的であり、同じものではないということを理解して頂きたい。したがって、正解というものも間違いというものも本当にはない。あえて言えば、すべてが正解であり、間違いでもある。それは受け取る側の判断自体に委ねられている。私たちは理解するために判断する。もう小さな子供のときからそうしてきた。するとそこで私たちは条件付けられる。なぜならば、自由状態において、判断することは、そのまま等しく判断されることになるのであるから。その条件付けられたすべてが私たち個人個人のパーソナリティー、個人意識を作り上げている。本当にはそこに法則はない。自由があるのみである。もし法則があると感じるならば、そこにあるのは「錯覚」である。
 それはオカルトに精通している方なら簡単に理解して頂けることだと思う。