プリント基板をOLIMEX,.LTDで

最近のインターネット、EDAツールの発達のおかげで個人でも海外のプリント基板メーカーを利用
できるようになりました。昔では考えられないことが、実に簡単にできるようになりました。

格安プリント基板で有名なolimexに基板を発注してみました。
ブルガリアで製造するので納期はかかりますが、とにかく安く、少量生産してくれるのが魅力です。

回路図はこーどねーむホンコン様より提供していただきました。
(関係各位殿にお礼申し上げます。)

基板設計ソフトはCadSoft Computer社のEAGLEを使用しております。
基板データにつきましては完全フリーですので、改造、変更していただきましてもかまいません。
olimex社に発注していただきましてもかまいません。ただし、このデータより作成されました基板
の品質、動作を保証するものではありません。ご使用の際は自己責任にてご利用ください。

hongkong25.zip
内容:
基板データ(hongkong25.brd)
回路図(hongkong25.sch)

EAGLEのフリーウェアバージョンでも基板の詳細を確認することができます。上記の基板データ
hongkong25.zipを解凍し、EAGLEのprojectフォルダにコピーすれば詳細まで確認することができます。
(フリーウェアでは部品位置の変更等はできません)
EAGLEの使用方法につきましてはその使用法を詳しく解説されたホームページがありますのでgoogleで
探してみて下さい。

OLIMEX,.LTDへ発注

通常、プリント基板屋さんはガーバーデータしか受け取ってくれませんが、OLIMEXはEAGLEの
基板データ(*.brd)を受け取ってくれます。
プリント基板データ(hongkong25.brd)とreadme.txt(必要事項を記入しておいた)ファイルから
hongkong25v3.zipを作成し、olimex社へ送りました。
半日もしないいうちに注文書(pdf形式)を添付した電子メールが返信されてきます。


あとはこの用紙に必要事項を記入してfaxするだけです。

このケースの場合、標準径以外のドリルを使用したのと、ホール数が規定数を
超えていたため、追加料金が発生しております。

あと、基板データ中シルク図中に10mil以下の線幅のラインあったため、別料金が発生しております。
10mil以下の線が発生しないようにすればこの費用は発生しません。

私の場合は$5を支払って適当にやってもうらうようにしました。
ガーバーデータで一度出力してアパーチャを確認すれば、余計な出費はなかったのでは?と思います。

基板到着

注文のファックスを送ったのが2003年7月18日でプリント基板の到着が8月1日でした。
ちょうど2週間かかりました。7月23日にolimexより基板出荷の連絡があったので、基板製造
はかなり短期間でやってくれるようです。デリバリーに9日間ほどかかりました。今回は特に
急いでるわけではなかったので、通常のair-mail便を利用しました。速達や宅配便も利用で
きるみたいです。ちなみに速達だと$33で宅配便だと$50です。


プリント基板が汚れているように見えますが、これは銅箔表面のメッキの状態が
模様になっているみたいです。通常はスルーホールメッキしたあと表面を研磨する
のですが、その工程を省いているみたいです。そのため、メッキの模様が浮き出て
いるだと思います。

パッドをじっくりみてみますと、穴位置がパッドの真中にないことがわかります。
精度はそれほどいいわけではないですが、この価格でプリント基板が入手できるので
あれば上出来です。

上の画像の基板ではありませんが、前回試作した基板の中でスルーホルの断線は
ありませんでしたが、0.3mm幅のパターン中に断線が一箇所ありました。
パターンはやはりできるだけ太く設計しておいたほうが良いようです。ビアは0.7mm径
と大きめにしてありますので問題ありませんでした。

olimexを利用すれば、かなり本格的な基板を安く、少量から造れますのでプリント基板
を数枚しか利用しない人にはとても便利です。趣味の方にとっても、仕事でも納期に
余裕があればOLIMEXはとても重宝しそうです。

ちなみに違うプリント基板をOLIMEXに発注しようとしたところ、8月1〜31日まで夏休みとの
連絡がありました。(うらやまし〜)


TOP