Interplanetary Highway

 
ようこそInterplanetary Highwayへ!このページでは太陽系の他の惑星について、探査機から送られて来た画像と一緒に解説しています。現在太陽系には少なくとも9つの惑星が存在することが明らかになっており、地球の探査機は冥王星を除く8つの惑星を既に訪問しました。

また、惑星群だけでなく、地球の月をはじめ多くの衛星の探査も行われ、今日までに50個以上の衛星が確認されています。

最新情報

FINAL UPDATE
情報:Howard Mengerがピアノで弾く土星の音楽。 <AUTHENTIC MUSIC FROM ANOTHER PLANET>

情報:Carl Saganが金星の生命体について語る。 <Clouds of Venus (1963)>

情報:火星の地下都市に関する記述。<THE TRUTH ABOUT MARS>

 

 

太陽系案内図


太陽に最も近い4つの小型惑星は地球に似ていることから「地球型惑星」、 第一小惑星帯の外側にある4つの大型惑星は木星に似ていることから「木星型惑星」と呼ばれていま す。海王星の外側には「カイパー・ベルト」と呼ばれる第二小惑星帯と冥王星がありますが、その外側の空域に関してはまだ詳しいことは解っていません。

太陽系9惑星

地球型惑星と月の画像
木星型惑星の画像
木星の4大衛星の画像
土星の6大衛星の画像

 

 

第1惑星(水星)

太陽に最も近い第1惑星・水星は地球の月よりやや大きい程度の小さな惑星で、表面の様子も月によく似ています。水星を訪れた探査機 は米国のマリナー10号(1974年)だけで、惑星についての多くは謎に包まれたままです。比較的に強い惑星磁場があることや、氷の極冠が存在することなどが確認されています。

水星の表面(マリナー10号撮影)

第2惑星(金星)

第2惑星・ 金星は地球の「双子惑星」と称され、大きさや表面重力、質量といった特徴はほとんど同じです。金星の惑星磁場は非常に弱いので磁気圏は存在しませんが、高度に充電された超高温の電離層が存在します。惑星全体が温暖多湿な気候を持ち、高い山脈や大きな盾状火山、大平原が広がる大陸、水路で繋がれた海などがあります。

金星の表面(マクスウェル山麓)

第3惑星(地球)

第3惑星・地球は我々の故郷であり、自然が豊富で美しい世界です。地球を特徴づけるものは表面を彩る様々な地形・環境と、そこに棲む生物と人間の多様性です。地球の惑星磁場は地球型惑星の中で最も強く、発達した磁気圏を形成しています。

第3惑星/第1衛星(月)

月は衛星と してはかなり大きな天体で、その直径は地球の4分の1以上もあります。月の大部分はクレーターに覆われた砂漠ですが、裏側に幾つかの温暖地帯があり、地球とよく似た環境が整っています。また、極地方と山岳地帯などで多量の水(氷や雪)があります。

月の表面(アポロ17号着陸地点)

第4惑星(火星)

第4惑星・火星では赤や茶色の土壌に覆われた砂漠が広がっています。かつては水が豊富で地球と同じような環境を持つ惑星でしたが、その後の気象条件の変化のため大気が薄くなり、寒冷化が進みました。しかし極地方と地下にはまだ多量の水が残っていて、広域な緑地帯も点在します。また、フォボスとデイモスと呼ばれる2つ の小さな衛星も発見されています。

火星の表面(ユートピア平原)

第5惑星・木星

第5惑星・木星は直径が地球の11倍以上もある大きな惑星で、南半球にある「大赤班」(リン化水素と硫黄を吹き出す巨大火山の上空の大気現象)が特徴です。惑星全体が東西方向に流れる白と黄色の縞模様の雲に覆われています。これまで5機の地球製の探査機が訪問しましたが、いずれも地表に着陸するように設計されたものでは無かったので、雲下の様子は不明です。木星には合計で16個の衛星が確認されています。

第5惑星/第7衛星(ガニメデ)

ガニメデは木星最大の衛星で、大きさは水星より少し 大きい程度です。表面は氷塊が衝突して出来たクレーターが多数あり、氷が飛び散った跡が点在しています。月と同じく、古い地形(クレーターが多くて暗い部 分)と比較的に新しい地形(クレーターが少なくて明るい部分)が混在しており、厚さ100キロメートル程の地殻の下には液体の水の層が存在すると考えられ ています。

第5惑星/第8衛星(カリスト)

カリストは水星とほぼ同じ大きさで、表面の様子はガ ニメデと良く似ています。しかし、カリストでは火山による造形運動が殆ど無かったらしく、古い地形が表面の大半を占めています。地下深くでは地熱により氷 が溶けて出来た水の層があると予想されています。カリストの軌道は木星のガリレオ衛星の中で最も外側に位置します。

第5惑星/第6衛星(エウロパ)

エウロパの表面はクレーターが殆ど無く、その大半が 氷に覆われています。氷が割れて出来た多数の溝が表面を横切っており、氷のすぐ下には水の層(海)があると考えられています。

第5惑星/第5衛星(イオ)

ガリレオ衛星の中で木星に最も近い軌道を周回するイ オは活火山が点在し、火山性の赤茶色の土壌に覆われた陸地と、氷が溶けて出来た海が存在します。火山から噴出する大量の硫黄の一部は木星の磁場に捉えら れ、イオの周辺でプラズマ(イオ・トーラス)となって浮遊しています。イオの火山活動のエネルギー源は木星の潮力です。

第6惑星(土星)

美しいリングに囲まれた第6惑星・土星の直径は地球の約9倍、表面は黄色みがかかった乳白色の雲に覆われています。氷の粒子で構成されたリングは、その幅の広さ(約 59000キロメートル)に比べると非常に薄い(約2キロメートル)ものです。土星には合計で18個の衛星が確認されています。

第6惑星/第1衛星(タイタン)

タイタンは月や水星よりも大きい土星最大の衛星です。ハッブル宇宙望遠鏡の近赤外線観測により、タイタンには陸地と海があることが発見されています。更に、衛星としては珍しく濃密な大気と厚い雲と霞の層を保持しています。

第7惑星(天王星)

第7惑星・天王星の特徴は自転軸が軌道面に対してほぼ直角に倒れていることです。そのため天王星での半年間(42地球年)、極地方は極端に長い夏(極が太陽を向いている時)か冬(極が夜側にある時)を経験することになります。天王星の上層大気には可視光線の赤い波長の部分を吸収するメタンが含まれているため、惑星全 体が青っぽく見えます。(衛星の数:15)

第8惑星(海王星)

第8惑星・海王星は美しい青色の天体で、天王星と同様、上層大気中にメタンが含まれています。表面には木星の「大赤班」に似た「大暗班」と呼ばれる濃紺の雲の渦が発 生しますが、これは海王星の巨大火山の上空での大気現象だと考えられます。(衛星の数:8)

第9惑星(冥王星/カロン)

第9惑星・冥王星は衛星カロンとの二重惑星で、太陽系で最も小さい惑星です。衛星カロンの公転周期は冥王星の自転周期と同じなので、冥王星の地表から見ると、カロンはたえず上空の同じ場所に浮いているように見えます。また、冥王星には窒素が主体の大気があります。