楽子、耕助を観察するの巻き

おやつは落花生
耕助さんは、おやつにいつも落花生をつまんでいる。きっと、真っ二つに割るのが得意に違いありません。落花生や大豆は彼の好物のようです。大豆の成分は脳の働きを良くするのかも。楽子も見習って食べようかしら。
 でも、私、楽子が落花生を上手に剥けないと、彼はいかにも同情してる、という眼差しを・・・。
放っておいてくれません?!。私は甘栗を剥くのは上手なんですからね!
等々力、日和、磯川警部
 耕助さんはあれでとても人見知りする。だからこのお馴染みの三人の顔を見ると、なんとも人懐っこい顔になるのです。実は、普段の彼は結構近寄りがたいところがあるのです。ちょっと想像つかないかしら?
 この三人の警部さんとは、時々湯治に出かけたり、飲みに行ったりしているようです。等々力さんには、いつかうなぎをご馳走になるんだ、と、彼は息巻いています。
活字中毒
 
耕助さんは暇があれば日がな一日本を読んでいる立派な活字中毒者です。新聞、雑誌、週刊誌、図鑑、百科事典などなど。どういう訳か推理小説は苦手?理由を尋ねると「だって事実は小説より奇なりでしょう?」と笑う。それはそうね、と納得する私。ちなみに彼のお勧めは「理科年表」。
読むともなく目を通していると、これが中々面白いんです。楽子も自分で理科年表を購入しました。活字中毒伝染中。
飲酒実験
 耕助さんはお酒に関して、それ程いける口ではないらしい。そこで無謀にも、楽子は彼に対して非道な飲酒実験を行った。果たして酩酊した金田一耕助はどのように変化するのか・・・。
 実験手続きは、日和警部に協力を得て耕助さんの自室で日本酒五合を彼のペースで飲んで貰う。酩酊状態の判断はある論文から拝借した。酩酊した所、彼は唐突に歌を歌い始めた。しかも気持ち良さそうに。
 酔ってクダを巻く時だってあるでしょうが、大抵の場合、彼は酔うと陽気になり、よく笑い、よく語る・・・、という事が判明しました

お行儀の悪い耕助
 
耕助さんのお行儀の悪さはかなり目立ってます。すいかや葡萄などの果物を食べる時は所構わず、種を「ぷっ、ぷっー」と遠慮なく吐き出してますし。大抵は庭に向かってやってますから問題はありませんが、お客さんの前でも平気でする時は、こちらも見ていてハラハラします。
 下駄やスリッパなども脱いだら脱ぎっぱなし。まあ、耕助さんの大らかな性格の現れとしておきましょうか(笑)。楽子としては、特に何も申し上げませんが、よそのお宅でもきっと同じことをしているんでしょうね。やっぱり誰かが注意して差し上げないといけないかしら。楽子は面倒で放って置いてるけど・・・。焼き鳥の櫛をくわえたまま歩き回るのだけは止めた方がいいですよね。

 後日談として、耕助さんが飛ばしたスイカの種が発芽していました。・・・大切に育てましょうかね(笑)。



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