勝手に考えてみました。以下の事は何の根拠もありません。
Written By wild geese
「インテリジェンス・アキュムレーション」もしくは、「ナレッジ・クラスター」
情報集積・知的産業集積ということにしといてください。
まず、情報という概念は様々ありますが、
@ WANTS:欲求、漠然としたもの
A NEEDS:必要性、すでに形になっているもの
という2つの情報に分類します。
個人で持つネットワークを
@ Formal-Network:フォーマル・ネットワーク
A Informal-Network: インフォーマル・ネットワーク
ここでのネットワークとは、個人が所属している社会である。
Informal sectorは、私的なつながりであり、Formal sectorは、公的なつながりである。
仕事上のつながりであっても、公的なつながりと私的なつながりがある。
ネットワーク内での分類において、社外での外部とのconnectionや、社内の内部とのconnectionを
@ フォーマル
A インフォーマル
に分類する。
@ フォーマル・コネクションにおいて情報の重要な要素は、
@正確 A迅速 であり、的確なNeedsの認識である。
A インフォーマル・コネクションにおいて情報の重要な要素は
@信頼 A不必要 であり、未成熟なWantsの認識である。
内外部でのインフォーマル・コネクションによる情報交換は
@ 社内でのブレーン・ストーミングを活性化させる
A 新製品、新サービス、新ビジネス・モデルのSeedsとなる。
このインフォーマル・ネットワークに必要なものは
@ 長期的な結びつき
A 人対人の結びつき
B ゆとり
C フラットな対人関係
D 信頼
である。
砂時計理論
砂時計の中心部は最も細くなっている。情報というものも同様であり、左右(上下)の持っている情報のごく一部しか
交換できない。(情報のボトル・ネック)そこで、Needsの認識が重要な要素になってくる。
しかしながら、経済状況に日々変化している。そのなかで、Wantsを認識し、Needsに変換していかなければならない。
それを可能にするには、砂時計の中心部を広げること、長い時間をかけて情報をやり取りする必要がある。
それが、砂時計の理論である。
補足
@ 個人のネットワークが広がることで、ネットワーク外部性の効果は広がる。
A しかしながら、広がりすぎたネットワークは、その効果を薄める。(外部性の逆説)
B 変化への対能力をつけることが可能である。
結論
結果的にはIT革命により、Face to Faceが可能になれば、この効果も広がる。
また、必要な情報をITにより、交換が可能になれば、インフォーマルな情報のやり取りの量が増える。
知識の集積により、産業内、企業内での技術革新が加速するのである。
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