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ファイル名とフォルダの編集

ここまでは一般的なデータ変換の説明をしてきましたが、ここではSL-CT800でWMAファイルを実際に使うために、SL-CT800の仕様に合わせた特有の編集方法を解説します。
WMAファイルを扱う場合、SL-CT800における仕様上の主な制限事項は、
@アルバム名・ファイル名には英数文字しか使えない、
A曲の再生順序は、ファイル名・アルバム名順になる、
Bタグ情報は表示できない、
ということです。

Aについて補足しますと、SL-CT800では上位階層から階層順に、同じ階層内ではファイル名順(名前は、テキスト数字・アルファベット順です)、続いてフォルダ名順に再生されます。例えば、CD−R内に「01 Please Please Me」「07 Revolver [UK]」という名の2つのフォルダを置き、各フォルダ内にそれぞれ2個ずつ「08 Love Me Do」「14 Twist and Shout」および「02 Eleanor Rigby」「05 Here,There and Everywhere」の名のファイルを置けば、この順序で再生されますし、「01 Please Please Me」フォルダ内にさらに「13 Yesterday」の曲名ファイルを内包する「05 Help! [UK]」という名のフォルダを配置すれば、「13 Yesterday」は3曲目に再生されます。

そのため、ファイル名順(数字アルファベット順)の再生でも構わなければ取扱説明書にあるような付番の必要はありませんし、アルバム単位の管理も不要であればフォルダの作成も不要です。
ファイル・フォルダ間の関係は理解しにくいかもしれませんが、ファイルの作り方によっては名前順に再生できない場合や再生そのものができないことがあるそうですから、わざわざ複雑な構造にする必要もないと思います。
一般的にはCD−R直下にアーティストフォルダを0〜数個、各アーティストフォルダ内にアルバムフォルダを1〜数個、各アルバムフォルダ内に音楽ファイルを1〜複数個、というファイル構造が使いやすいと考えられます。

この場合、SL-CT800はアーティストフォルダ名は無視し、アルバムフォルダ名をアルバム名としてファイル名を曲名として認識します。

SL-CT800の取扱説明書で、この番号が001のように3桁になっているのは999個のファイルまで対応できるためだと思われますが、アルバム単位でフォルダを作るのであれば2桁付番で充分でしょう。なお、テキスト順なので、例えば09は2より優先されます(テキストの場合、文字を左から順に読み取ります)2桁付番であれば、1〜9の数字は01とか09と表示すればOKです。

以上のことを理解したうえで、ここでは、SL-CT800でアルバム順・アルバムの収録曲順に液晶表示&再生するための編集方法を説明します。

その前に、ID3タグ編集に便利なフリーソフトSuperTagEditor をMERCURY's Software Lab. のホームページから探してダウンロードしてください。ID3タグとは、曲名/アーティスト名/アルバム名/ジャンル等、再生時にプレーヤ上で表示するための情報です。今回は主にファイル名を変更するために使いますので、このソフトを使うメリットを感じられないかもしれませんが、作成したCD−Rをパソコンで Windows Media Player 等を使って聴く場合にタグ情報を編集しておくと便利ですから、使ってみましょう。

  1. SuperTagEditor を起動し、ツールバーから「ファイル−フォルダを開く−マイミュージック−アーティスト名−アルバム名」を選択し「OK」をクリックすると、エクセルの表のような形式でさきほど作成されたWMAファイルのデータが一覧表示されます。

  2. SuperTagEditor 表の「TrackNo」をクリックすることにより曲順を整列させた後、上から順に「ファイル名」の前に01、02のように番号を付加します(01 I need you のように番号と曲名の間に半角ブランクを入れると見やすいカモ)。また、「ファイル名」が「トラック1」とか「ゲットバック」のように日本語表示の場合もSL-CT800では表示できませんから、付番しながら英数文字に書き換えてください。なお、ファイル名以外は日本語表記でも差し支えありません。

    編集が終わったらツールバーから「ファイル−タグ情報を更新」と操作すれば、編集データは保存され、各WMAファイルは編集後のファイル名に書き換えられます。
    このファイル名をSL-CT800では曲名として認識します。

  3. 同様に、他のフォルダ内のWMAファイルを編集します。

  4. 新しいフォルダ(以下、親フォルダと呼びます)をハードディスク内に作成し、そのフォルダ内に、CD−Rに収録する予定のフォルダをCD−R1枚分である640Mbまたは700Mb以内に収まるように移動します(ただしCD−Rを読み書きするための領域も必要になりますから余裕を持たせてください)。つまり、この親フォルダ1つがCD−R1枚に相当すると考えてください。

  5. 移動した各フォルダにも、ファイル名と同様に、再生順にフォルダ名の前に付番し、日本語表記であれば英数文字に書換えます。ただし、フォルダ名順(数字アルファベット順)の再生でも構わなければ付番の必要はありません。
    WMAファイルを内包するフォルダ名をSL-CT800はアルバム名として認識します。

以上の操作により、親フォルダの直下に付番されたアルバム名がついたフォルダがいくつか置かれ、各アルバムフォルダ内に付番された曲名のついたWMAファイルがいくつかずつ配置されたことになります。

これでCD−Rを作成する準備は整いました。

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