衆議院選挙候補者アンケート回答結果
兵庫2区(神戸市兵庫区、長田区、北区)
Q1 障害者の地域福祉に関して推進すべき具体的な政策をお持ちですか。
政党・候補者名 回答番号 各 候 補 者 の 回 答
(小選挙区)公明 赤羽 一嘉 1  障害者が地域で生活していくという方針だが、自宅の近くに作業所などの施設がない場合が多い。この問題を解消するには、できるだけ面的にきめ細かく施設を設けることが必要だが、規模が小さくならざるを得ず、そうすると補助が当たらないという問題もある。 財源に限りがあるのも現実だが、現行補助制度を見直し、自宅近くで地域の人々との交流がなされやすい施設整備を推進したい。
 
Q2 昨年12月に出された障害者基本計画は「障害の有無にかかわらず、国民誰もが相互に人格と個性を尊重し支え合う共生社会とする必要」があり、「地域での自立した生活を支援することを基本に、障害者一人一人のニーズに対応してライフサイクルの全段階を通じ総合的かつ適切な支援を実施する」こと基本理念として謳っています。
これまでノーマライゼーションの思想に代表される障害者も健常者も地域で共に生活し、働き、学ぶことを求める運動があり、その理念が社会に根付いてきたことの現れであり、現在「脱施設、地域生活」に向けて具体的な施策が求められている状況だと思いますが、これに対してどのようにお考えですか。
政党・候補者名 回答番号 各 候 補 者 の 回 答
(小選挙区)公明 赤羽 一嘉 2  入所施設や養護学校などの現行の施策を踏まえた上で、可能な人から地域社会に戻すべきである。
 
Q3 障害者基本計画においては「障害者が地域において自立し安心して生活できることを基本に」「入所施設は、地域の実情を踏まえて、真に必要なものに限定」とされていますが、予算制度においては在宅サービスは裁量的経費(国庫補助金)、施設サービスは義務的経費(国庫負担金)とされており、国の責任の重さひいては予算の配分(在宅2:施設8)に大きく現れています。これに対して、在宅サービスも障害者の生活に不可欠なサービスとして「義務的経費(国庫負担金)」とし、予算配分を変えることを求める要望がありますが、これに対してどのようにお考えですか。
政党・候補者名 回答番号 各 候 補 者 の 回 答
(小選挙区)公明 赤羽 一嘉 4  在宅サービスの経費を完全に保障するには、義務的経費とすることが当然の方法であるが、現実問題として財源に限りがあり、すぐさま国庫負担金からの支出は難しい。また、限られた予算内での配分変更は、直ちに施設運営に支障をきたす恐れがあり、すぐささの実行は妥当とはいえない。むしろ、在宅サービスの受給関係を見極めながら、所要財源を確保していくことが重要と考える。
 
Q4 本年の4月より障害者施策において支援費制度が導入され、大きな改革がなされましたが、支援費制度についてどのように評価されますか。
政党・候補者名 回答番号 各 候 補 者 の 回 答
(小選挙区)公明 赤羽 一嘉 3   支援費制度については長所・短所の両面を感じている。
(個々人の実態に即したサービスが受けられ、またサービス提供者の増加を促すメリットがある。しかし、問題になったようにサービス単価を上げるだけで所要財源を保障しないかのごとき動きについては、サービス受給者の不安を呼ぶだけでなく、自治体も困惑することになるため、財源面で配慮が必要。)
 
Q5 今年の1月に国の障害者ホームヘルプサービス補助金の予算が足りなくなる恐れがあるということで、厚生労働省はホームヘルプサービス国庫補助交付基準を設定し、これに対して多くの障害者団体・自治体が抗議の声をあげました。現在、国は調査を行っているところですが、支援費制度導入によって各地域のサービス量が増えて補助金が不足し、障害者が必要な介護を受けられなくなる可能性が現実のものとして高まってきており、障害者及び自治体は不安を感じています。これに対してどのようにお考えですか。
政党・候補者名 回答番号 各 候 補 者 の 回 答
(小選挙区)公明 赤羽 一嘉 2  本年度の補助金については現行でやむを得ないが、来年度は必要な予算を確保すべきである。
(第一義的に必要な予算は確保しなければならない。しかし、サービス量なりサービス水準(質)の妥当性については、今後新たな事業者が多く参入することもあり、慎重に見極めていく必要があると思う。)
 
Q6 2000年に交通バリアフリー法が施行され、鉄道駅のバリアフリー化・ノンステップバス導入の促進など国の予算措置がなされ、公共交通機関・歩行空間等のバリアフリー化が、わずかながら進んできました。しかしながら、まだまだその量的質的な広がりは、地域格差があり、様々な障害者が十全に社会参加していく上では、極めて不十分です。そうであるのに、国の補助金削減の流れの中でバリアフリー補助金も削減の対象とされ、今後の整備が停滞するのではないかと多くの障害者が大変懸念しています。これに対してどのようにお考えですか。これに対してどのようにお考えですか。
政党・候補者名 回答番号 各 候 補 者 の 回 答
(小選挙区)公明 赤羽 一嘉 1  バリアフリー化の促進は社会の高齢化等も踏まえ今後ますます重要になる課題であり、継続して国が予算措置を行うべきである。
 
Q7 障害を理由とする差別的対応の禁止及び防止に関して、諸外国では“障害者差別禁止法”に代表される法整備が進められています。日本においても、障害者差別禁止法の制定を求める運動が広がっていますが、これについてどのようにお考えですか。
政党・候補者名 回答番号 各 候 補 者 の 回 答
(小選挙区)公明 赤羽 一嘉 1  障害者差別禁止法を制定して差別の禁止を法律に明文化し、具体策を講じる必要がある。
 
Q8 候補者として、有権者である障害当事者にアピールしたいことがありましたらお答え下さい。
政党・候補者名 各 候 補 者 の 回 答
(小選挙区)公明 赤羽 一嘉  人権尊重を党是として標榜する私たちの公明党は、障害者福祉の課題解決がまさに人権の保障と捉えています。これまで施設中心に考えられてきた障害者福祉も人権の観点から、住み慣れた、また地域住民の一人として地域の人々との交流、協力の中で、暮らしていく環境整備が重要課題であると考えています。私たち公明党は、交通バリアフリー法の制定に際しても、他党に先駆け提案をし、実現をさせて頂きましたが、常に所要予算の獲得に苦労しているのも事実です。
 行政だけが障害者福祉を支えることは、昨今の財政状況から極めて難しいのが現実であり、健常者も障害者もなく、社会の一員として社会全体でお互いに支えあうために、すべての人々へのたゆまざる啓発活動も重要なことであると思っています。