Ganxingqu's  HomePage  最終更新日 2004.07.31    

  市民による「行政評価」の部屋   
        −公表されている「行政評価表」を市民が評価してみよう−
     
  このHPの趣旨
掲示板
NEW!
評価システムの
導入目的
  評価の視点の
正統性

施策目標・評価
基準の改善提案
リソース等情報の
充実改善提案

評価表シートの
改善提案

ベンチマーキングの試み        
三重県各市への
市政アンケート

NEW!
究極の行政評価
システム

NEW!
「新しい公」を
考える
 
 有権者・納税者として評価システムをどう活用するか考えるHPです。
 
 行政と市民のあり方等について皆さんと意見を交換します

 導入目的である「行政の質の向上」「説明責任を果たす」意味について
 考えます。
 評価の視点の正統性は何かを考えます

 県民に判りやすい「施策目標」や「評価方法」について改善提案します
 
 評価システムに表示されている予算の性格・使途等の詳細や労働量・
 所要時間・直営・委託等の別等の詳細な表示の必要性について議論
 し改善提案します

 評価表シートの各項目について改善提案します
 

 市民に理解しやすい指標について議論し、モデルを考えてみまます
 
 
 三重県の各市長に対して、行政評価システムの導入状況、市民との
 意思疎通の状況、優先順位の高い政策の取り組み状況等について
 アンケート調査をさせて頂きました。
 

 納税者から見て望ましい究極の行政評価システムについて考えます


 
 e−デモ「新しい公」会議室の議論の素材を提供し、整理してみます









                                   


このホームページの開設趣旨


 このホームページは、一般市民(県民)が、行政の公表している「行政評価」の評価結果について、有権者として納税者として意見を提言することの意味を考え、評価を試みるために開設しました。
 行政評価とは、「行政機関が主体となって、ある統一された目的や視点のもとに行政活動を評価し、その成果を行政運営の改善につなげていくこと、さらにそれを制度化して行政活動のなかにシステムとして組み込んで実施すること」(慶大教授 島田晴雄氏の定義による)とされています。日本における行政評価は、三重県を嚆矢として導入され歴史も浅く、まだ揺籃期にあるため様々な議論がありますが、ここでは島田氏の定義に従うこととします。

 三重県では、当初「事務事業評価システム」と呼び、その後、現在の「みえ政策評価システム」と改められました。このシステムの導入目的は「行政の質を高める」「説明責任を果たす」と説明されています。最初の「行政の質の向上」は、当面は自らの仕事を自ら評価する「内部評価(自己評価)」によりプラン(計画)⇒ドゥ(実施)⇒シー(評価)というマネジメントサイクルを回して、目的の達成に資することになっています。
 次の「説明責任を果たす」は、アカウンタビリティという言葉でも呼ばれますが、有権者、納税者に対して税金等で行う行政サービスの内容を透明性を持ち、信頼性の高い情報を公開することで果たそうとしています。
 しかし、当面は内部評価(自己評価)であり、県庁の中の閉じた視点からの評価であり、情報公開による外部からの評価の必要性があると考えます。そこで県民の視点を当て県職員以外からの見方・考え方をすれば、どのよう意見が出てくるのか等をとおして評価システムを検証する試みをしたいと思います。また、同時に出された県民の意見に
対して、当該事業の専門家である県担当チームが「県民の捉えかたに思い違いや誤解」があると思われるようでしたら、e−デモ会議室において反論なり説明なり情報提供なりをして頂くようお願いしたいと思います。

 このような趣旨を持って、2003年10月16日から、三重県のホームページ上にある「e−デモ会議室」内に「検証・みえ政策評価システム」という会議室を開設させて頂いております。この会議室の議論を、このホームページ上に反映して、同時進行的にホームページの充実を図りたいと考えています。
 このホームページが、そういう問題意識を持つ県民に方にとって、少しでもお役に立てば幸いです。
 

 
市民が評価することの意味

  −代表民主制と直接民主制−
 
 
それでは何故、市民が「行政評価」等という難しいことをする必要があるのでしょうか。政治は、首長や議員に任せ、行政は自治体の職員に任せておけばよいのではないでしょうか。つまりは、代表民主制に任せておけばよい、という立場です。
 それに対するひとつの考え方は次の設問を考えてみればよいのではないかと思います。、複雑化した現代の社会において、首長や議員が納税者・有権者の意見をすべて汲み取って当選したのでしょうか。行政職員は全員が住民の立場を理解して行政サービスを実施できるものでしょうか。
 エージェンシー理論による考え方によると、国民は政治家・官僚等と社会契約を結び、政治・行政・司法等の仕事を委託していると見ます。国民は依頼人(プリンシパル)であり、政治家等は代理人(エージェント)になります。この依頼人と代理人の関係は、両者の利害が必ずしも一致せず利害対立が発生するとともに、両者の間に「情報の非対称性」が存在することです。契約に関する情報は、依頼人より代理人が多く持っており、代理人はこの情報の非対称性を利用して、自らの利益に合うような行動に出ようとするインセンティブ(オポチュニズム)をつねに持っている、と説明されています。
 行政職員の方は、耳が痛く自分はそうではない、と仰るかも知れません。しかし、これは一般論として広範に知られた理論です。このようなことを防ぐために「情報公開」が叫ばれ、三重県では全国に先駆けて行政評価システムが公開されました。三重県民は折角公開されたこの評価システムを傍観していたのでは勿体ないと思います。県庁の外側からも評価する努力が「情報の非対称性」をさらに縮め、健全な民主主義の発展に寄与するものと思います。

 e−デモ会議室での議論
 Jさんは「代表民主制」について次のように言われました。

 



「行政評価システム」の導入目的

 みえ政策評価システムには次の2つの導入目的が示されています。

 T.政策や行政活動の質を向上させる
  (1)評価の結果を次の意思決定に反映する
  (2)マネジメントツールとして活用する
  (3)意識改革、政策形成能力の向上につなげる
 U.行政の説明責任(アカウンタビリティ)を果たす

 T.項については、(1)(2)(3)ともに行政内部の目的のように読めますが、「行政活動の質の向上」は、県民生活に影響しますから無関心ではいられません。あえて理屈をつけるとすれば、(1)「評価の結果」が、内部評価のみに限らず今後、県民等による外部評価も含めて考えれば、行政内部だけに留まらないことになります。
 次にU.項ですが、これは行政が外部に向けて果たす責務ですから、「説明責任」の説明内容の質が問われることになります。
 
 e−デモ会議室での議論