731部隊細菌戦国家

賠償請求訴訟!

 

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細菌戦は国際法違反の戦争犯罪である−

細菌戦裁判の提訴(1997/8/11)にあたって

                
七三一部隊細菌戦国家賠償請求訴訟弁護団
                 弁護団長  弁護士  土  屋  公  献

 今夏、中国の細菌戦被害者が、日本政府を被告に起こした裁判は、現在の時点で日本の戦争責任問題を考えていくうえできわめて重要な意義をもっていると思います。
 当時すでに細菌兵器は、当然、国際法で禁止されていました。しかし軍部中枢は、国際法を無視して秘密裡に、細菌戦を計画し、ペスト菌などの細菌培養と人体実験を行ない、中国各地の実戦で細菌兵器を使いました。この細菌戦は、日本が中国で犯したさまざまな戦争犯罪の中でも、最も残虐なものです。当然、日本政府は細菌戦による重大な人権侵害行為の真相を明らかにし、速やかに適切な被害回復を行なうべきです。

日弁連は、この趣旨を、一九九五年の人権大会宣言として採択しています。

 ところが日本政府は、旧日本軍が細菌戦を行った事実をまだに認めていません。アジアの人々が日本は戦争責任を取っていないと指摘するのは当然です。

 しかも、いま「自由主義史観」なるものをとなえるグループが現れ、日本が犯した罪
を隠し通そうと動いています。しかし、これは、根本的に間違っています。日本が戦争
責任をとることこそが、中国を含むアジア諸国からの信頼を回復する唯一の方法であり
、それこそが日本の国益につながるのです。

 私は、この裁判を支援する運動を日本中に広げ、裁判に勝利することが真の平和を築
く国民の力を強めるものであると確信します。 

(1997.8記)


 

訴   状

請求の趣旨

請求の原因

 目次

 序 論

 第一 本件細菌戦被害の発生(*

   一、被告の細菌戦と中国六地域の被害

   二、衢州における細菌戦被害の発生

   三、義烏における細菌戦被害の発生

   四、崇山村における細菌戦被害の発生

   五、寧波における細菌戦被害の発生

   六、常徳における細菌戦被害の発生

   七、江山における細菌戦被害の発生

 第二 被告の細菌戦

   一、被告の細菌戦部隊の創設

   二、一九三九年から四五年の被告の細菌戦

 第三 被告の細菌戦と本件各被害の因果関係(*

   一、細菌戦による衢州のペスト被害

   二、細菌戦による義烏のペスト被害

   三、細菌戦による崇山村のペスト被害

   四、細菌戦による寧波のペスト被害

   五、細菌戦による常徳のペスト被害

   六、細菌戦による江山のコレラ被害

 第四 被告による細菌戦の隠蔽(*)

   一、細菌戦隠蔽という新たな国家犯罪

   二、秘密作戦としての細菌戦

   三、敗戦直前の被告による隠蔽

   四、戦後における被告とアメリカによる隠蔽

   五、一九八〇年代における被告の隠蔽

 第五 細菌戦の事実の解明(*)

    一、井本熊男の業務日誌の発見

   二、一九四〇年の細菌戦に関する井本日誌

   三、一九四一年の細菌戦に関する井本日誌

   四、一九四二年の細菌戦に関する井本日誌

   五、細菌戦部隊員及び中国人被害者の供述

 第六 被告の責任(*)

   一、中国戦争被害者の損害賠償請求権

   二、ハーグ条約第三条に基づく損害賠償請求権

    三、中国法に基づく損害賠償請求権

 第七 原告らの損害

 第八 結語

(右の*の部分について、要旨の一部を紹介する。)*  *  *


連絡先) 「731部隊細菌戦国家賠償請求訴訟弁護団」事務局
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