愛媛県自閉症協会トップページへ

トップページへ この会についてのページへ 活動のページへ 自閉症って?のページへ 入会のご案内のページへ お問い合わせのページへ リンクのページへ

自閉症って?

自閉症と聞くと、「内向的な性格」や「引きこもりの状態」などを連想するかもしれません。
「自ら」「閉じこもる」という漢字表記から、よくそういう誤解をされます。
母親の育て方や家庭環境などによって後天的に作られる障害であると、長く言われてきました。

1980年代、医学の発達や臨床研究の進歩により、自閉症は先天的な脳の機能的、質的障害、
または中枢神経機能の障害と考えられるようになりました。
脳のどの部分の障害かは分かっていませんが、育て方や心の病気などとの関係は否定されています。
五感を通して入る情報をうまく統合・整理・理解することが難しく、
また、感情や意思の表出を適切な方法で行なうことも困難な障害で、
「自ら閉じこもっている」状態とは異なります。

近年では、ADHD(注意欠陥性多動症候群)、アスペルガー症候群などと共に
「発達障害」の一つとして位置づけられています。
これらの障害は、「自閉症スペクトラム(連続体)」と呼ばれ、共通の特徴があります。
これを、イギリスの医師であり自閉症児の母でもあるローナ・ウィングは、「三つ組み」(下記)として整理しました。

たとえば、おもちゃも人も一直線に並べたがる人、ずっとコマーシャルのセリフを繰り返し言い続けている人、小さな物音には振り返るのに名前を呼ばれても知らんぷりの人、人と目を合わせるのが苦手な人、突然大きな声で叫ぶ人、じっと座っていられなくてすぐにウロウロ立ち歩いてしまう人、などなど…。
出現率は1,000人に2〜3人とも、100人に1人とも言われます。もしかしたら身近に思い当たる人がいるかもしれませんね。

外見では分からない障害なので、「変な子」「しつけの悪い子」「なんだか気味が悪い人」と思われるかもしれませんが、
内面には、とても豊かで優しい心を持っている人たちです。

時にパニックや奇声等でご迷惑をおかけすることがあるかもしれませんが、
どうか温かい目で見守ってください。

分かりやすいパンフレットがあります。ぜひ以下をご一読ください。


おすすめの書籍、DVD

書籍
書名 著者 出版社 おすすめポイント
『自閉症の僕が飛び跳ねる理由
−会話のできない中学生がつづる内なる心−』
東田直樹 エスコアール 言葉は話せないけれど、文章で考えを綴れる著者。自閉症の人たちの可能性と、内面の豊かさを教えてくれる一冊です。
保護者の方は、バスタオルを用意して読んでくださいね。
光とともに・・・〜自閉症児を抱えて〜
1〜15巻
戸部けい子 秋田書店 自閉症の子どもの育児コミックです。2004年に篠原涼子さん主演で、テレビドラマ化もされました。
作者の丁寧な取材に基づいた、愛情いっぱいの作品です。

DVD
題名 監督 キャスト おすすめポイント
レインマン バリー・レビンソン ダスティン・ホフマン
トム・クルーズ
アカデミー作品賞受賞。
自閉症の兄、レイモンド役のD.ホフマンの演技がとても素晴らしく、様々なコダワリ行動には「あるある!」と共感してしまいます。
ハッピーエンドではないところもリアルです。
マーキュリー・ライジング ハロルド・ベッカー ブルース・ウィリス
アレック・ボールドウィン
自閉症の男の子が国家機密の暗号を解いてしまったことから命を狙われることに。FBI捜査官(B.ウィリス)が、自閉症児の扱いにくさに苦戦しながらも守り抜きます。カッコイイです!
男の子を探す目印が腰にぶらさげた絵カードの束だったり、エコラリアを利用して見つけたり、さりげなく自閉症の特徴を描いています。