『行ってきました!』  そういう名前のお土産がありました。 このページは、お土産を食べてはいただきませんが、“チョットでかけてきました” −ご紹介いたします− のコーナーです。
 お気軽にご覧にいただき、お楽しみください。

今回は兵庫県中部市川町八千代町にまたがる「笠形山」に登る。
この山の魅力は、中クラスの標高(939m)を持つ山だが、山頂からの眺望は360度きき、丹波、北摂、播磨、それぞれの山容が美しく眺められる。また、このコースは途中見どころが多く、単調にならず山歩きが出来ることはうれしい。

スタートは市川町ふもとの駐車場から。幅2メートルは十分にある林道をアプローチする。一つ目の見どころは、途中道端に咲く山野草の「アケボノソウ」。花びらに可愛い斑点を付けた珍しい花の群生を見ながら登れる。
 つづら折の杉林道を登ると、「笠形神社」の境内に着く。ここに二つ目の見どころがある。幹の周りを大人十人が手をつないでも抱えきれないほどの「大杉」に出会う。一帯は杉の名産地だそうで、かって姫路城改築のおり、芯柱にここの大杉を献上したと伝えられる。

この場所を過ぎると本格的なトレッキングコースに入る。本格的とは“険しい”というのではなく、展望が

開け周囲の山々を眺めながら、楽しく歩けるという意味。県中部の山々独特のなだらかの山容が美しく眺められる。

40分ほど歩くとあずま屋作りの休憩所に着く。中腹の平らな場所に設置されていて、トイレもある。町の行き届いた管理ぶりがうかがえる。

ここから目前に「笠形山」本体が望める。山容が丸みを帯びて、眺めていて癒される山だ。
この地点からは山頂まで1キロメートルほど。道は一旦下がったのち最後の登りへと向かう。歩きながらいつも思うが、下らなくてその分、登りが少なければと。しかし、これが自然であり、そしてこの地形を楽しむことがトレッキングの醍醐味なのだ。石混じりの登山道を、足元の滑りに注意しながら上りきると頂上に到着。

頂上は、結構フラットな場所で、360度の眺望が確保される。三つ目の見どころだ。

北には県最高峰の「氷ノ山」、西は「雪彦山」、東に「六甲山」、南には遠く「明石海峡大橋」も見ることができる。また、ここは県中央部のため、中国山脈を形づくるそれぞれの山の連なりが、墨絵のように広がっているのが目を楽しませる。

帰路は同じコースを戻る。
最後の楽しみは、ふもとの駐車場から車で程ない所にある「せせらぎの湯」温泉。すき透った熱めのお湯に肩まで浸り、今日のコースを思い浮かべる時、一日の疲れがスーと消えていく。


(No15)
今回の場所 《 笠 形 山(かさがたやま)》 (939m)  兵庫県八千代町
      
行ったとき  2003年 9月
      
登山口迄のルート  神戸−国道175号−小野市−加西市−福崎町−市川町
                             (車で移動、片道約75Km)

「笠形神社」の大杉

アケボノソウ

「笠の丸」休憩所

頂上に到着

「せせらぎの湯」温泉

ススキに囲まれた登山道

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