(No31) 
 『行ってきました!』 そういう名前のお土産がありました。 このページは、お土産を食べてはいただけませんが、“チョット出掛けてきました” −ご紹介いたします− のコーナーです。
 ご覧にいただき、お楽しみください。
    

 大阪天満宮「大盆梅展」  
    場所:大阪市北区天神橋2-1-8


 「盆梅」という言葉、関西でいえば滋賀県長浜市がイメージに浮かぶ。
 ところが先日、NHKテレビを見ていたら「盆梅展」の紹介があっていた。室内に立派な老木を配した画像は、てっきり長浜市の模様かとながめていたが「天満宮」と紹介されている。注意して見ていると、なんと大阪にある「天満宮」と紹介があった。
 神戸から長浜まではかなり遠い距離だが、大阪ならと、早速に出かけてみた。
 
 「大阪天満宮」は、JR東西線−北新地駅の東隣り「大阪天満宮駅」のすぐ近く。天神橋商店街がすぐ横に通る。
「大阪天満宮」の主神は、その名から判るよう「菅原道真公」。かかわりのある梅のマークが建物のそこかしこで見られる。

 「大阪天満宮」の「大盆梅展」の開催、実は平成16年に始まり今年で第4回目を数えるそうだ。開催としては新しいところからか耳に伝わってこなかったようだ。しかし訪れる人は多く、今では“早春の浪花の風物詩”として定着してきている。
「大盆梅展」は境内施設「参集殿」(登録文化財指定)で開催される。会場には40年から200年の古木が(本殿前には樹齢280年の梅が展示されている)整然と展示されている。紅梅、白梅、やや黄色みを帯びたものなど、ふくいくとした香りと共に別世界が広がっていた。

 展示会場には約50鉢ほどがならべられる。樹高は、小ぶりのもので60センチ位、大物では2メートルはあろうかと思われるものが室内に展示される。
 「盆梅」を見るといつものことながら思うのは、この老成した樹木の管理の大変さと、小ぶりの鉢で生育する植物の日常管理の大変さに感心する。それがキッチリとされた作品を目の当たりにすると感動すら覚える。
 最近、ミニ盆栽がブームだそうだが、本物志向に十分応えてくれる味のある「大盆梅展」だ。
本殿正面には樹齢280年の盆梅が展示される(写真右)

 この展示室は、盆梅の背景となる襖障子がピンクに染まり、いい雰囲気を演出していた。
 実はこの色合い、庭園にしつらえた「緋毛せん」が太陽に反射し襖障子を染めている。計算しつくされた感のする心憎い演出だった。

 「大盆梅展」、今回は割と近くの大阪市内で堪能することができた。
 見事な出来ばえの盆梅の数々、今年は暖冬とはいえ落ち着いた雰囲気のなかで、梅の「花」と「樹形」と「香り」を鑑賞すると、季節感をキッチリ感じることができた。



              チョットひと息に「梅干」とお菓子のおもてなし(但し有料です)
室内展示で目をひく堂々とした樹高150cm位の老木(写真右)

◇「大阪天満宮」点描◇
合格祈願の絵馬がどっさり! 新名所−寄席「繁昌亭」がすぐ横に 境内では骨董市が開かれていた

   
(訪れた時:2007年 2月)

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