ニホンイシガメ(本イシガメ)ってどんなカメ?
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作成中 2009年6月4日現在
子供のクサガメは「ゼニガメ」という名前で売られている事が多いです。
もともと「ゼニガメ」はニホンイシガメの子供を現す呼び名でした。
どこから来た亀?
日本や韓国・中国などの池や川に自生するカメです。
現在ペットショップで売られているクサガメのほとんどは大陸から輸入されたもののようです。
どのくらいの大きさになるの?
日本にもともと居るクサガメは大陸の個体と比べて大型化(メスは甲長30cmにもなるようです)するようですが、現在ペットショップなどで小亀で売られているものは中国・韓国などの大陸産であることが多い為、最大でも25cmに満たないサイズまでしか大きくなりません。
メスは卵を産むために大きな体が必要になるためオスよりも大きくなります。
オスは15cm〜20cmくらいになります。
十分に成長したオスは全身が黒くなる事があります(黒化)。
名前の由来は?
クサガメという名前は顔に有る模様が草の様に見えるので「草亀」という名前になったという説もありますが、陸上で外敵に出会ったときに身を守るため臭腺と呼ばれる器官から非常にくさい臭いを出すために「臭亀」という名前になったという説が有力なようです。
しかし、他にくさい臭いを出す事が名前に由来しているものは、そのまま「ニオイガメ」という名前が付いている場合が多いので「草亀」という説もアリかも!?
ほんとにくさいの?
外敵に襲われたときに身を守るためにくさい臭いを出すので、家で飼っていて臭いを出される事はまずありません!
たまに「飼っていると臭亀の名前のとおり飼っている水が凄く臭くなります」と言うような記事を見かけますが、それは単に水が腐っているだけなので大きな間違いです!!
クサガメの臭いは緑のコケの青臭さをギュッと何倍にも凝縮したようなにおいです。結構強烈♪
特徴は?
クサガメは同じく日本の在来種ニホンイシガメのように水底を歩き回る事は少なく、泳いで移動する事が多いようで、泳ぎは非常に上手いです。
徐々に深い水に慣らしてやれば自由に泳ぎまわる姿が見られます。
池で観察すると水面にぷかぷかと浮いている様子も良く観察できます。
また、クサガメは寒さには比較的弱く、水温・気温が25℃を下回る頃から極端にエサを食べる量が少なくなります。
泳いで移動する事が多く寒さにも弱い事から平野の流れの緩やかな川や、池などに棲むのに適した亀だといえると思います。
水底を歩き、寒さにも強いので高地の池や流れの速い川に棲むのに適した亀であるニホンイシガメとの棲み分けがされているようです。
何を食べている?
クサガメは肉食傾向の強い雑食性といわれています。
昆虫やエビなどの甲殻類や貝や魚や小動物の屍骸や水草や果物やコケ類など何でも食べます!
家で飼う場合にはどうしても食べ物の種類が少なくなってしまいますが、なるべくいろんな種類の食べ物を与えたいです。
夏場のセミなどもカメたちにとっては重要な蛋白源になっていると思います。
タニシなどの貝類を好んで食べるメスは頭が大きくなる(巨頭化)事があります。
何年くらい生きるの?
クサガメの寿命は20年以上と言われています。
40年以上も生きた記録も残っているので環境がよければ非常に長生きします!
体温は何度?
カメは変温動物といって、人間などの恒温動物と違い決まった体温はありません。
棲んでいる場所の水温や気温で体温が上がったり下がったりするのですが、元気に動き回ったり食べ物を消化・吸収するためには体温が高い状態じゃないといけません。
なのでカメは太陽に当たって体を温めて体の活性を高めます。
甲羅干しって何?
クサガメは普段はずっと水の中で生活していますが常に水の中に居ると体にコケが生えたりヒルなどの外部寄生虫が付いたりするので体を乾かす事によってヒルやコケの付着をおさえているようです(野生のクサガメを捕まえてみるとほぼ必ずヒルが付着しています)。
また、日に当たることで体を温めて体の活性を高めます。
冬眠って何?
カメのような変温動物は寒くなると体温も下がってしまい、冬には元気に動き回る事ができなくなり冬眠と呼ばれる状態になります。
秋の終わりごろから食べ物を食べなくなり、冬が来るまでには完全に絶食状態になりほとんど動かなくなります。
暖かくなるまでは食事もとらず水面に出て息継ぎもすることなくすごします。
では、何で息継ぎもしないで食べ物も食べずに何ヶ月も生きていられるのでしょう?
人間のような恒温動物(平熱というものがあり体温がほぼ一定)はじっとしていても体温を作り出すために常に多くのエネルギー(カロリー)を消費して、同時に多くの酸素も必要となります(寝たきりでもカロリーと酸素が必要)。
しかし、カメのような変温動物は体温の維持の為にエネルギーと酸素を使う必要が無いため、じっとしていればエネルギーと酸素はほんの少しで済みます。
さらに体温が下がると消化器官などの内臓も働くのをやめるので酸素の消費量は極少なくなるので皮膚呼吸(皮膚で直接水中の酸素を取り込み、二酸化炭素を放出する)や絶食によって空っぽの腸などの消化器官や食道などの粘膜で必要な酸素を取り込むことで水面に鼻を出して呼吸をしなくても生きていけます。
全身に酸素を送るのが仕事である心臓(心臓は酸素や栄養を血液に乗せて全身に運ぶのが主な仕事です)も1分間に数回鼓動するだけの状態になります。
こうしてカメは寒い冬を仮死状態ですごします。
日本のクサガメは減っているの?
日本にもともと棲んでいるクサガメは川に産卵できる場所が少なくなってしまったり、海外から持ち込まれたミシシッピアカミミガメ(ミドリガメ)の増加によって生息数が減っています。
ミドリガメの害はニホンイシガメよりも生息範囲が大きく重なるクサガメの方が影響が大きいかもしれません。