東北の城館柵 3岩手県 1岩手郡
01下田城
識別番号 030401
調査番号 0011
位置 盛岡市玉山区下田喜雲寺の裏手にある。
沿革 館主は川村一門である下田弥三郎秀祐と言われる。川村一門には日戸氏,玉山氏,渋民氏,沼宮内氏などがいる。
価値 不整型の楕円形で,北側の本丸は畑と稲荷神社境内となっている。5m程度の空堀を隔てて二の丸がある。喜雲寺の墓地跡と,さらに南側の高台全てが二の丸とされている。遠く東側に北上川,北側に松川,西南側に生出川と川に囲まれ,規模も大きい。
調査結果 比高19m,本丸南北59.0m,東西84.4m,喜雲寺の方から眺めるとその全容が分からないが,墓地から更に南側の台地である二の丸まで進むと規模の大きさに驚かされる。生出川の南側にも出丸がある。北上川の西側にあり,街道とは遠く離れ,重要な位置とは言えないが,それなのにこれだけの規模の城があることは何か他に理由があるのかもしれないと考えさせられる。
遠景 本丸から生出川の眺め
広大な本丸 二の丸から玉山村内の眺め