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震災から11日目の3月22日、被災地の方自身が出来る復興へのアクションを起こそうというコンセプトのもと、仙台の大学生中心にリスタート東北プロジェクトを立ち上げました。
当初の活動のメインとなるアイディアは、避難所にいる肉体労働の出来ない高齢者の方々に協力していただき、何か義援金集めの手助けとなるような生産的な活動が出来ないかというものでした。
日中は、肉体労働の出来る人は家の片づけや瓦礫の撤去、家族の捜索などに出かけてしまい、避難所には力仕事の出来ないお年寄りばかりという状況でした。彼らは震災により大切なものを失くしてしまい、沈んでいました。また、肉体労働が出来ず、食糧を減らすだけの自分の状況を不甲斐なく思っている人も多くいました。
その様な彼らに簡単な作業を通して生産的なことをしてもらい、自分たちも復興の役にたっているという精神的な救いになるような企画を考えていました。
そこで、絵を描いてもらったり細工をしてもらったりと手元にある限られた材料のなかで色々と出来ることを模索しましたが、どれもイマイチ高齢者の方々の協力は得られませんでした。
しかしその過程で絵を描くなどの創作的な活動は子供たちにこそ相応しいものだということが分かり、活動の中心が子供たちへとシフトしていきました。
絵の描き方も工夫し、みんなでひとつのテーマに沿って一枚の絵を完成させる合作もとりいれたりしました。
それらの作品を東京で販売し、義援金を集めるということになりました。他にも低コストで実用的なもので作れるものはないだろうかということになり、ミサンガを作ることになりました。

また、今まで、被災所に暮らしている方々を始め被災地域に住む方々から支援してくださっている方々への感謝を発信する場がなかったことに気づき、感謝の気持ちを集めるありがとう企画を開始しました。
全世代がこの展示会に参加できるようにと始めたありがとう企画は、趣旨をきちんと説明すればほとんどの避難所の方々が協力して頂きました。
ほんとうにたくさんの人からの感謝のメッセージを頂きました。
また、避難所にいる方々だけが被災者ではなく、避難所の方々だけが支援を受けているわけではありません。既に日常生活に戻れた被災地域の方々の中にも感謝の気持ちを持っている方が沢山います。そこで、大学のキャンパスや街頭でもメッセージを集めることになりました。

今後も被災地からの感謝のメッセージを伝え、震災を風化させないような活動を行っていきます。
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