新発見!!! スポーツ選手に朗報
スポーツ後の“背中や手・足などの筋肉痛や腱鞘炎”は、過激なパフォマンスによる、脊柱を中心とした関節のオーバーユーズの最終結果として起こっていました!!!。
その発生原因は、脊柱周辺にある38対の関節(コアジョイントと命名)の、使い過ぎから起こった、関節機能異常による関節放散痛でした。!初期は背中の痛みが主ですが、機能異常が強くなればなるほど、その影響が末梢の手足におよんでいました。
特に上肢は肋椎関節、下肢は仙腸関節が、原因関節でした。!!!
1)放散痛の生理的役割
今まで運動や、肉体労働後に起こる痛みは、炎症症状のある手・足に原因があるとされ、痛い場所に冷却療法や局部注射・服薬等の保存療法がされて来ました。
1999年以降、柔道整復師として約5年3万例以上の臨床経験で、その原因が脊柱およびその周辺にある、38対の関節(コアジョイント)の関節機能異常(関節のロッキング)から起こる放散痛(リンクペインと命名)であることを突き止めました。
そしてこの関節放散痛は、関節を守る生理的な体の仕組=靭帯−筋肉リンク機構による痛みであり、それ以上オーバーユーズをさせないためにコアージョイントが発する注意信号であると確信しました。
2)放散痛の発生機序
関節の機能は大きく、関節の運動と支持・固定の二つに大別されます。運動には筋肉が働き、支持・固定には関節包や靭帯・関節周囲の線維性組織が働きます。運動と固定は真逆の機能であり、どちらもアスリートのパフォマンスに欠かせません。
アスリートが、パフォマンスを高める目的で筋肉を強化するとき、負荷をかけながら関節運動を行います。筋力が強化されると多くはパフォマンス力も上がりますが、筋力が強くなり過ぎると、関節包や靭帯などの関節周囲の軟部組織による固定・支持力を越して、容易に関節捻挫や脱臼、変形その他を引き起こします。関節の軟部組織がゆるんだり、軟骨のすり減りによる関節動揺は運動中に容易に軟部組織の挟み込みによるロッキング=関節機能異常を起こし、背部や四肢に放散痛(リンク痛)と筋肉のスパズムを発生させると考えています。
野球やゴルフ、テニスなど主なパフォ−マンスが、脊柱を運動の軸とし上肢を動かすスポーツの場合、脊柱のコア ジョイント(主にTh1〜Th5椎間関節、第1〜第5肋椎関節)に求心性または、遠心性に繰り返し負荷がかかります。脊柱周囲のコアマッスルが疲労すると、コア
ジョイント周囲の軟部組織にゆるみが発生し、容易に関節縁で軟部組織を挟み込み、関節がロッキングする事になります。これがいわゆる関節機能異常であり、関節の動きの制限とその部位に痛みと筋肉スパズムを発生させます。コアジョイントの場合、挟み込んだだ部位の軟部組織から、放散(リンク)痛と筋肉の過緊張が末梢へ、特定のリンク経路で放散します。筋肉の過緊張(スパズム)状態での運動は、結果として背部や、末梢部の筋・腱の一部、その停止部を中心に発熱、疼痛運動制限などの炎症症状が発生する事になります。野球肘やテニス肘がよく知られています。 また自転車競技では、下肢へリンク痛が出現します。この競技では、仙腸関節から恥骨に停止する靭帯から発生し、同部から起始する筋へ放散するタイプと、仙腸関節から坐骨外側へ停止する靱帯から、大腿外側後面、下腿外側後面へ放散するタイプが多く見られます。また上肢には肋椎由来の放散痛が、走行姿勢により現れます。
前者は、仙骨前面の靭帯が恥骨前枝に停止し、恥骨から起始する内転筋群に放散し膝前面から前脛骨筋・長母指伸筋・総指伸筋などへ放散します。特徴的な例として、恥骨結合部の靭帯から大腿四頭筋、膝蓋腱、前脛骨筋にリンクし、母指中足骨底外側へ放散痛を起こしたり、母指末節骨底内側(母指球)に放散痛を起こす事があります。また後者は坐骨外側に停止する仙結節靱帯から、外側ハムストリング、長短腓骨筋、第5または第4中足骨部(小指球)に放散することが有ります。
それぞれのリンク痛は、原因となっているコアジョイントを、微圧整復(ソフトモコアジョイントビリゼーション:SCJM)することで直ちに著減または消失します。
3)アスリートのためのコアジョイントメンテナンス
従来スポーツ後には、疼痛のある四肢の関節・筋肉などを冷却し、筋肉をマッサージするなどの末梢部への対症療法を中心に行っていました。リンク痛の発見でスポーツ後の四肢の痛みは、その部位の炎症症状とともに、コアジョイントに原因があることが分かりました。原因不明の痛みもソフトモビリゼーションを行えば直ちに、著減・消失する事からオーバーユーズになっているコアジョイントが特定できます。特定できれば、当該関節の機能異常を起こしている原因が、機能的障害か器質的障害(病的状態)かが判断でき、現在の対症療法に加え原因治療が可能になります。
スポーツによる痛みは第一期、第二期、第三期に分類できます。
第一期はオーバーユーズやオーバーロードにより起因する軽い捻挫により引き起こされ、機能異常の治療と捻挫の修復により1から2週で治癒します。
第二期は慢性で中等度の捻挫があり、捻挫症状の修復に4から6週かかります。
第三期は慢性で強い捻挫があり、12週程度修復期間がかかります。軟部組織の一部損傷や、軟骨の摩耗・骨の変形など器質的変化を伴うものは器質的変化の改善度により、機能異常の再発率が左右されます。
従来の四肢のメンテナンスに加えて、スポーツの前後で、コアジョイントのソフトモビリゼーションをすることで、競技パフォーマンスが向上し、さらに選手生命を長くすると確信しています。
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