犬の種類は300種類もあるといわれています。それぞれの種類によって、性格や飼い方も様々です。

犬の名前の由来から飼いやすさなど、個々の性格を犬種別にご紹介いたします。

世界の犬種豆辞典


ボーダー・コリー

 

■ルーツ

 

イギリスの牧羊犬の中で最も作業能力が高いボーダーコリーの祖先犬は、8世紀頃、スカンジナビア半島のバイキングによってスコットランドに渡り、そこでトナカイの牧畜犬として使われていた犬だとされています。

 

その後、土着の牧羊犬やラフ・コリーと交配して現在のボーダー・コリーの姿になりました。ボーダー・コリーはラフ・コリーほどの美しいスタイルではなく、また牧羊犬としてあまりに優れていたため、都市部で知られるようになるには時間がかかりました。近年になってワーキングなどの競技大会でボーダー・コリーが活躍して、初めてその名を世間に知らしめました。

 

ボーダー・コリーのボーダーとは国境のことで、イギリスとスコットランドの国境付近で生まれ、牧羊犬として活躍していました。ただ国境としての意味だけでなく、イギリスから見た「辺境」であるスコットランドの犬という意味も込められています。

 

現在でも牧羊犬としてすばらしい能力を発揮し、「牧羊犬でボーダー・コリーの右に出るものはいない」とさえ言われ、家畜をコントロールする技術はトップクラスです。飼い主に忠実で、攻撃的な面がないので、家庭犬としてももちろん問題ありません。

 

■外見

 

ボーダー・コリーは筋肉が発達していて、バランスのいい体格をしています。類まれなる運動能力を持っていて、フリスビーなどの競技大会では常に上位に入る犬種です。直立か半直立の耳と、長く飾り毛のあるしっぽを持っています。

 

■被毛・毛色

 

ボーダー・コリーの被毛は長く豊富なダブルコートで、毛色はブラック&ホワイトをはじめ、たくさんの毛色があります。顔や胸、足やしっぽの先に白い斑があります。

 

■性格

 

ボーダー・コリーは非常に知性が高く、状況判断に優れているので、しつけはもちろん、トレーニングの飲み込みも早いです。無邪気で人懐っこく、人間に対して攻撃的になることはまずありません。また飼い主に極めて忠実で、子供とも仲良く遊びます。

 

■飼育・手入れ

 

ボーダー・コリーの被毛はダブルコートなので、入念にブラッシング、コーミングをしてあげましょう。換毛期には特に手入れをしてやり、死毛をしっかり取り除いてあげましょう。シャンプーや歯、耳の掃除も、必要に応じて定期的に行います。

■散歩・健康管理

 

ボーダー・コリーの知性と運動能力に見合ったトレーニングや運動をさせてあげましょう。ボールを投げてとりにいかせるなどの運動をして、散歩は1時間程度、自転車を使ってたっぷりと、朝と夕方の2回行うといいでしょう。ただ運動能力が優れているとはいえ、あまり無茶をさせすぎると、関節系の疾患になるので気をつけましょう。また皮膚疾患や眼疾患にも注意を払いましょう。


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