
ワイマラナー
■ルーツ
ワイマラナーは、ドイツのワイマール地方で、貴族のみが飼育できた犬です。17世紀頃に誕生したといわれていますが、正確なルーツはわかっていません。ジャーマン・ショートヘアード・ポインターやブラッド・ハウンドと近縁であるとされていて、狩猟能力も万能です。
ワイマラナーは、ドイツでは門外不出として大切に扱われ、そのため海外での普及は遅れ、アメリカに渡ってからも特別な犬として手厚く扱われ、現在でも「灰色の精霊」として人気が高いです。
以前はワイマール・ポインターと呼ばれていて、ポインターの一種とされていましたが、その特徴的な毛色から、ワイマラナーとして独立の犬種とされました。
20世紀になって、短毛のワイマラナーと別に長毛のものが作出され、ワイマラナーには短毛と長毛の2種類がいます。猟犬としての用途が少なくなってきた現代では、飼い主に対する非常に高い忠誠心から、家庭犬として、世界で広く変われています。
■外見
ワイマラナーは力強くとても筋肉質で、バランスのいい体格をしています。毛の長さによって、ロングヘアードとショートヘアードと呼ばれ、琥珀色の明るい目と、つやのある手触りのいい灰色の被毛が特徴的です。長い耳は垂れています。
■被毛・毛色
ワイマラナーの被毛は滑らかでツヤがあり、手触りがとてもいいです。毛色は、シルバーやグレー、スチールグレーなどがあります。
■性格
ワイマラナーは好奇心旺盛で温厚な甘えん坊です。とても従順で、飼い主といっしょに過ごすことが大好きです。頭も賢いので、訓練やしつけの飲み込みもはやいです。家庭犬としてはもちろん、番犬としての役割も果たします。
■飼育・手入れ
ワイマラナーのショートヘアードは手入れも簡単で、絞ったタオルで定期的に汚れをとって、マッサージをしてあげる程度で問題ありません。時々、コミュニケーションも兼ねて、獣毛ブラシやラバーブラシでブラッシングしてあげてもいいでしょう。
■散歩・健康管理
ワイマラナーは走り回るのが好きなので、1日2回それぞれ1時間程度の散歩が必要です。運動量が不足するとストレスがたまり、神経質な犬になることもあります。ショートヘアードは寒さに弱く、屋外飼育には向いていません。冬場は服を着せるなどして、気を配ってあげましょう。逆に暑さには強いです。大型犬に多い股関節形成不全に注意しましょう。
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