街に入ると四人は宿を探し、裏通りにしては清潔な宿を見つけると
其処に伊達を残し、
雷電は偽の旅券を手に入れるため、
月光は三面寺からの追手がいないかどうかを確認するため、
飛燕は食糧を購入するため市場へと、
それぞれ、出掛けて行った。

残された主は、旅の疲れを癒すため早々に床へ入った。
宵闇が迫る砂漠の街は、昼間の暑さが嘘だったかのように涼しく過ごしやすくなる。
窓から見える街は、その涼しさを待っていた人々で賑わっているようだ。
















飛燕は人通りの無い旧市街で、その殺気に気が付いた。
振り向く前に、細い針に似たものが横切る。
自分と同じ武器。
振り向くと其処には自分と同じ顔が有った。