ゴッサムシティオブダークナイト


■ハーレークイン
 本名:ハーリーン・クインゼル
 自称ジョーカーの恋人。
 新人の精神分析医としてアーカム・アサイラムに赴任してきたが、ジョーカーとの面談を進めるうちに、ジョーカーの“悪の美学”に魅せられ、彼に恋愛感情を抱くようになる。その後、ジョーカーを脱獄させて、自分もピエロのようなコスチュームに身を包み、ジョーカーの相棒として活動するようになる。
 ハーレーはジョーカーのことを「プリンちゃん」と呼び慕っているが、ジョーカーのほうはハーレーをうとましく感じており、殺そうとしたこともある。
 ポイズン・アイビーと行動を共にすることもある。

■ラーズ・アル・グール
 本名:不明
 ラーズ・アル・グールとはアラビア語で“悪魔の首”を意味し、地球の環境を守るためならば、人類総虐殺をもいとわない国際テロリスト組織の首領である。
 世界各地に点在する特殊な力場「ラザラス・ピット」に作られた泉に入ることにより、不老不死に近い肉体を手に入れた。暗殺者集団「リーグ・オブ・アサシンズ」を率いていたこともある。
 “クレンチ”という致死性のエボラ・ウイルスを撒き散らして数千人のゴッサム市民を殺したり、“バベルの塔”という特殊な装置を使い、全世界の人間の言語中枢を撹乱して混乱をまきおこしたこともある。

■スケアクロウ
 本名:ジョナサン・クレーン
 子供の頃、同級生からいじめを受けていたジョナサンは、恐怖を克服するために心理学と生化学を学び、後にゴッサムシティ大学の教授となった。しかし、生徒に死の恐怖を体感させるといったエキセントリックな指導をしたために、解雇されてしまう。
 その後、スケアクロウと名乗って、犯罪の世界に入る。彼の武器は自ら開発した特殊な「恐怖ガス」で、これを吸い込んだ人間は自分が最も恐れているものの幻覚に悩まされるようになる。

■ベイン
 本名:アントニオ・ディーゴ
 数十年前、カリブ海の島国「サンタ・プリスカ共和国」で革命をおこそうとした人物がいた。首謀者は国外に逃亡したが、その妻は逮捕され、獄中で子供を生んだ。子供は刑務所内の地下の独房に入れられ、そこで生活することになった。
 その後、大人になった彼は「ヴェノム」と呼ばれる筋肉増強剤(麻薬)を使った人体実験の被験者となり、凶暴な怪人ベインへと変身することになった。
 仲間とともに刑務所を脱獄したベインは、アメリカへ渡り、ゴッサムシティの支配を企てる。ベインはアーカム・アサイラムから犯罪者を集団脱獄させ、バットマンを弱らせた後、自らの手でバットマンの背骨を打ち砕いた。

■マッド・ハッター
 本名:ジャーヴィス・テック
 電子工学の天才技師で、脳波に影響を与え、相手を意のままに操る特殊なマイクロチップを開発した後、ルイス・キャロルの『不思議の国のアリス』に登場するキャラクターにならって、自らマッド・ハッターと名乗り、犯罪の世界に入る。
 さまざまな帽子のなかにマイクロチップを仕込み、それで相手を操って誘拐・強盗などを働く。
 帽子に関して偏執的な収集癖を持っており、バットマンのマスクもコレクションに加えようと狙っている。

■スカーフェイス
 本名:アーノルド・ウェスカー
 孤児のアーノルドは感情を抑圧して生きることをおぼえ、やがて多重人格障害へと発展していく。成人後、殺人を犯した彼は刑務所へと送られるが、そこで囚人仲間から木彫りのダミー人形を渡される。実はそれは刑務所の敷地内にあった首吊りの木から作られたものだったのだが、その人形を手にした時から、アーノルドのなかにスカーフェイスという残虐な人格が芽生えてしまう。
 それ以来、アーノルドはスカーフェイス(=自分の無意識)の命じるままに、犯行を重ね、ギャングのボスとしてのし上がっていく。
 ゴッサムシティが大地震に見舞われた時には、「地震王」を名乗って一億ドルを恐喝しようと企てた。