真実2
その社会では、家族は編成されて作られます。
いわば、理想的な家庭ができあがるわけです。
子供も、どの親に配分されるか決められてしまいます。
双子ができてしまえば、一人は幸せに暮らせるようにある場所に送ります。
一人はどこかの家庭に配属されます。
送り出すときには、お祝いをします。
しかし、主人公は知ってしまうのです。
送り出すのでもなんでもなく、単にそれは「殺す」ということだと。
人々は殺しているつもりもないし、殺すってことがどういうことがも分かってないかもしれません。
そんな異様な社会に度肝を抜かれました。
しかし、私たちの現実世界となんら変わりがないのではないかとも思います。
犯罪がはびこったり、自分だけが良ければいい、しんどいことや苦痛から逃れたくてそこから目を背けてしまう。そういうのを全て象徴してるかのようなコミュニティでした。
最後に、主人公は他のコミュニティがあるか探そうとするのですが、探せたかどうかははっきり分からないまま終わるんです。