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■対話三 イラク戦争、その後■ ―おわりにかえて―
E:今日は僕の方から出向いてきたよ。
いよいよイラク人による『(イラク)暫定(ざんてい)政府』の手に主権が移譲(2004・6/28)されたね。何はともあれイラク人自身による国家の再建の始まりに違いない。だから、形としてはとりあえず「イラク戦争」の終結ということになる。
前の二回にわたる『対話』で、僕の言いたいことはほぼ語り尽くしたから蛇足になるかもしれないが、この「主権移譲」にいたる道筋の話をしないと何とも締りが悪いからな。そんなわけで今日は「イラク、その後」について君と雑談でもしようと思ったんだ。
まあ、今日は雑談だから酒でも飲みながらノンビリ話そう。
H:ああそれはいいね。おやっ、なんだいそれは? ん? 大吟醸「光節(こうせつ)」(19)? あまり聞いたことがない。
E:実は、僕の友人が田舎で酒屋をやっていて、これは彼のお薦めってわけだ。僕はこの酒がことのほか気に入っているんだ。と言うわけで君と飲むためにわざわざ送ってもらったんだ。
H:それは嬉しいな。どれどれ、それじゃ何はともあれ、遠慮なく飲ませてもらうことにしよう。…うん、これは結構いける。なかなか乙な味じゃないか。
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