□技術メモ - 麻雀の得点計算 ※管理人の個人的なメモ書きです。 このページの内容は正確であることを保証しておりません。 ----------------------------------------------------------- ※少々古い本を参照しているので現在の方法と違いがあるかもしれません。 気が付いたら修正していきます。 -------- ○得点計算の手順の概要 ・組み合わせ点を算出する(下記参照)----(1) このときの得点の単位を符(ふ)という。 ・聴牌(てんぱい)と和了(あがり)の種類による点数を算出する(下記参照) なお、門前(めんぜん)でロンするとこれに10符を加算する。----(2) ・上記の2つの得点と副底(基礎点のようなもの)20符を合計して、得点を算出する。 算出した値は1の位は切り上げにして、最終的な符を算出する。----(3) 七対子など、切り上げにしない役もあるので注意。 ・符に対して、役が1つあるごとに2倍していく。 14翻になると数え役満になり、ここで計算をストップする。 これが散家(子)1人あたりの支払額になる。これを基本点という。 計算は以下の通り。 基本点 = 符 * 2^(翻数+2) ----(4) (上記の+2は、場ゾロの分) 計算式で算出する上限は2000点とする。 2000点を超える場合は、翻数に応じて決まった基本点を使用する。 親の場合と子の場合の早見表がある。計算結果と早見表とを見比べることで 理解が早まると思う。 ・ツモの場合 親は支払い、受け取り、ともに(4)の値の2倍を授受する。 荘家(親)なら、(4)の値の6倍を受け取る。 散家(子)なら、(4)の値の4倍を受け取る。 ・ロンの場合 荘家(親)の場合、(4)の値の6倍を放銃した人から受け取る。 散家(子)の場合、(4)の値の4倍を放銃した人から受け取る。 ・100点未満の点数は、支払いの直前で切り上げにする。 -------- ○満貫(マンガン)について ・5翻以下で、基本点が2000点を超える場合を満貫という。 2000点を超える場合は計算式を用いず、飜数に応じて定めた値を基本点とする。 また、30符4飜・60符3飜の場合、基本点は1920点となり、切り上げて満貫とすることがある。 (フリー雀荘等、広く普及しているらしい) ・満貫(マンガン) 5飜以下の場合で基本点が2000を超える場合、和了点を子8000/親12000とする。 ・跳満(ハネマン) 6〜7飜の場合、基本点を3000点、和了点を子12000/親18000とする。 ・倍満 8〜10飜の場合、基本点を4000点、和了点を子16000/親24000とする。 ・三倍満 11〜12飜の場合、基本点を6000点、和了点を子24000/親36000とする。 ・役満(四倍満) 13〜14飜の場合、基本点を8000点、和了点を子32000/親48000とする。 ・切り上げ満貫 30符4飜・60符3飜の場合、基本点は1920点となり、2000点に近いので切り上げ満貫とすることがある。 フリー雀荘では採用していることが多い。点棒のやりとりが煩雑になるのを防ぐためらしい。 -------- ○組み合わせ点について ・以下は1964年の資料。参考程度にどうぞ ----> http://3rd.geocities.jp/tnoguchislg/001-mj.png ※荘風牌(チャンフォンパイ) 場の風牌のこと。東場なら東。南場なら南。 ※連風牌(レンフォンパイ) いわゆるダブ東、ダブ南のこと。 ※門風牌(メンフォンパイ) 自風牌のこと。 ※客風牌(コーフォンパイ) オタ風牌のこと。 <---- ・副底(基礎点のようなもの) 20点 ・順子 0点 ・雀頭 場風、自風、三元牌なら 2点 連風牌(ダブ東、ダブ南) 4点 ・刻子 中張牌 明刻 2点 暗刻 4点 明槓 8点 暗槓 16点 ヤオキュウ牌 上記得点 * 2 -------- ○聴牌と和了の種類による点数について ・待ちの形と、ツモ/ロン の組み合わせで点数が決まる。 ・以下は1964年の資料。参考程度にどうぞ ----> http://3rd.geocities.jp/tnoguchislg/002-mj.png ※単吊聴(タンチャオテン) 対子の残り1牌を待つ形。いわゆる単騎待ち。 ※双ポン(石+並)聴(シャンポンテン) シャンポン待ち。対子2つで待つこと。 <---- ・待ちによる得点 ペンチャン、カンチャン、単騎 2点 その他 0点 ・上がりの形による得点 鳴き+ロン 0点 鳴き+ツモ 2点 (ツモ符ともいう) 門前+ロン 10点 (門前加符ともいう) 門前+ツモ 1飜 (いわゆる門前ツモ) ・七対子および平和の場合 七対子 一律25符 ツモ平和 一律20符 鳴き平和、および平和のロン 一律30符 (最低和了点は1000点という決まりを満たすためらしい) -------- ○計算の例 (1) 七対子の場合 七対子は、切り上げなしの一律25符固定の2飜とするのが一般的。 これにドラが1つ付いて、ロンした場合は以下の通り。 飜数 = 2 + 1 + 2(場ゾロ) = 3飜 + 2(場ゾロ) = 5 基本点 = 25 * 2 * 2 * 2 * 2 * 2 = 800 親:800 * 6 = 4800点 子:800 * 4 = 3200点 (2) 食いピンの場合 食い平和(鳴きのピンフ、およびピンフのロン)は、一律30符固定とするのが一般的。 ロンした場合は以下の通り。(門前でツモした場合は(3)参照) 飜数 = 1 + 2(場ゾロ) = 1飜 + 2(場ゾロ) = 3 基本点 = 30 * 2^3 = 240 親:240 * 6 = 1440点, 切り上げて 1500点 子:240 * 4 = 960点, 切り上げて 1000点 (3) ツモ平和の場合 ツモ平和は、一律20符固定とするのが一般的。 ツモした場合は以下の通り。 飜数 = 1(平和) + 1(門前ツモ) + 2(場ゾロ) = 2飜 + 2(場ゾロ) = 4 基本点 = 20 * 2^4 = 320 親:子1人あたり 640, 切り上げて 700, 3人なので、2100点 子:子1人あたり 320, 切り上げて 400, 親は 640, 切り上げて 700, 合計は 400 + 400 + 700 = 1500点 (4) 雀頭がダブ南、暗刻1つ(3元牌)、チイが1つ、ツモ、もしくはロンの場合 符を計算する。 4 + 8 + 20(副底) = 32 (ツモなら34) 切り上げて40符 飜数 = 1 + 2(場ゾロ) = 1飜 + 2(場ゾロ) = 3 基本点 = 40 * 2^3 = 40 * 8 = 320 ツモの場合 親:子1人あたり 640, 切り上げて 700, 3人なので、2100点 子:子1人あたり 320, 切り上げて 400, 親は 640, 切り上げて 700, 合計は 400 + 400 + 700 = 1500点 ロンの場合 親:320 * 2 * 3 = 960 * 2 = 1920点, 切り上げて 2000点 子:320 * 4 = 640 * 2 = 1280, 切り上げて 1300点 (5) 雀頭がダブ東、三暗刻(いずれも中張牌)、ドラ3、メンゼン、ロンの場合 符を計算する。 4 + 4 * 3 + 10(門前加符) + 20(副底) = 46 切り上げて50符 飜数 = 2 + 3 + 2(場ゾロ) = 5飜 + 2 = 7 基本点 = 50 * 2^7 = 100 * 2^6 = 6400 基本点が2000を超過しているのでマンガン以上となる。 マンガン以上の場合、飜数により点数が決まる。 5飜ならマンガン、6〜7飜ならハネマン、8〜10飜なら倍マン、となる。 11〜12飜は3倍マン、13〜14飜なら4倍マン(数え役満)となる。 5飜なのでマンガンとなる。 親:12000点 子: 8000点 -------- ※参考 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%BA%BB%E9%9B%80%E3%81%AE%E5%BE%97%E7%82%B9%E8%A8%88%E7%AE%97 --------