□技術メモ - 力学 ※管理人の個人的な技術メモです。 このページの内容は正確であることを保証しておりません。 このページではニュートン力学に関する事について記述します。 (主に運動量、力積、運動方程式、力学的エネルギー保存則、 およびそれらの関係についてメモ書き) ----------------------------------------------------------- 〇カロリー、ジュール、ニュートン、ワット ・カロリー(記号 cal, calorie) 水1kgの温度を1℃上げるのに必要な熱量のこと。 4.184Jに該当。 ・ジュール(記号 J, joule) 102グラムの物体を1メートル持ち上げる時の仕事に相当する。 1J = 1 N * m に該当。変換して 1J = 1 Kg * m^2 * s^(-2) このような単位を書くのは大変なので、J と書く。 ・熱の仕事当量 1calの熱量に相当する仕事の量のこと。 1843年にジュールが実験により観測した。 J(熱の仕事当量) = 4.1855 J/cal また、仕事 W と熱量 Q との間には以下の関係がある。 W = Q * J(熱の仕事当量) ・ニュートン(記号 N, newton) 1kgの質量を持つ物体に1m/s^2の加速度を生じさせる力のこと。 1N = 1 Kg * m * s^(-2) このような単位を書くのは大変なので、N と書く。 ・ワット(記号 W, watt) 仕事率のこと。 1W = 1 J/S に該当。 -------- 〇運動の法則 運動の法則には以下の3つがある。 ・運動の第1法則 慣性の法則とも言う。 ・運動の第2法則 力は質量と加速度の積に等しい。 質量の大きな物体は加速しにくいともいえる。 経験則であることに注意。 F = m * dv/dt ・運動の第3法則 作用・反作用の法則ともいう。 -------- 〇力学的エネルギー保存則 ・運動エネルギーと位置エネルギーには以下の関係がある。 1/2 m * v^2 = m * g * h ・力学的エネルギー保存則について導出する。 運動方程式は以下の通り。これを変形する。 F = m * a F = m * dv/dt 両辺にvを掛ける。 F * dx/dt = m * v * dv/dt 両辺をtで積分する。 積分(F * dx/dt)dt = 積分(m * v * dv/dt)dt 積分(F)dx = 積分(m * v)dv 物体にはF=mgの力が働いているので m*g*h = m * (1/2 v^2) 整理して 1/2 m*v^2 = m*g*h これは仕事と同じ単位であり、以下のことが言える。 仕事 = 力×距離 -------- 〇運動量と力積の関係 ・力積とは運動量の変化のことと言える。 導出は以下の通り。 F = m * a = (mv - mv')/t 従って F * t = mv - mv' 従って力積に関しては以下のことが言える。 力積 = 力×時間 -------- 〇運動量保存の法則 以下の法則が成り立つ。 (1) 運動量の変化は受けた力積に等しい。 mv' - mv = I (I:力積) 導出は、上記、運動量と力積の関係 と同じ。 (2) 外力を受けない系の運動量は保存される(運動量保存の法則) 2つの質点が衝突したときに以下が成り立つ。 M1 * V1 + M2 * V2 = M1 * V1' + M2 * V2' これを一般化すると以下になる。 Σ(k=1→n) Mk * Vk = 一定 --------