| POMPEII | ROMA,ALBEROBELLO,MATERA,CAPRI,CASERTA |
南イタリア世界遺産
(ローマ、アルベロベッロ、マテーラ、カプリ島、カセルタ)
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1月31日 ローマ市内見学は、コロッセオとトレビの泉、スペイン広場周辺だけ。 古代ローマの政治・経済の中心地であるフォロ・ロマーノは、ローマ建国の地・パラティーノの丘の麓にある。今回のツアーでは、東外れのコロッセオ(円形競技場)とコンスタンチヌスの凱旋門を眺めただけである。トレヴィの泉・スペイン広場を少し散策し、昼食後、早々にローマを発ちアルベロベッロに(510km/7時間)向った。 カッシーノを過ぎて高速道路(A1)を降りて、一般道をBeneventoに出る。イタリア半島を縦断するアペニン山脈をBenevento付近で横切るのだが、牧草地・穏やかな渓谷・石灰質の低山・雪を被った高山、と南イタリアの風景が楽しめる。Beneventoから再び高速道(A16)でアドリア海側のBariに出る。ここから目的地アルベロベッロまでは約60kmとなる。 |
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2月1日 午前中は、アルベロベッロのトウルッロ(複数形はトウルッツリ)街並みを見学する。 トウルッロ(円錐形の屋根の家)は、岐阜/白川郷の合掌造りと姉妹提携されている。石灰石の石片を漆喰なしに積み重ねて造られる。トウルッロ造りの職人は当地でも貴重な存在である。古代からの技術で、現存するものは15世紀以降のものである。 屋根の上には、太陽崇拝または魔除けの種々の小尖塔(クーポラ)があり、屋根の斜面には、IHSなどキリスト教シンボルや種々の原始宗教・魔術シンボルなど(キアンカレット)が描かれているものがある。 近郊の町でも、トウルッロは物置として別荘の一部として、色々な姿で現在に生きている。 |
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午後は、67km離れたマテーラに移動し、サッシ(サッソの複数形で洞窟住宅群)の街を観光する。 古代からカルスト地形の谷間に洞窟を掘り住居としていたが、8世紀頃にはキリスト教徒・修道士の隠れ家として使われた。16世紀には高台に立派な教会が建ち、マテーラはナポリ王国の街として繁栄した。洞窟住居としては、トルコ/カッパドキアに似ているが、カッパドキアでは自然の造形美が際立っているが、ここでは、洞窟の入口を石造りで補強した住居群自体がが目を曳きつける。 街の繁栄とともに貧富の差が大きくなり、サッシの下水道施設不備から疫病が蔓延し、1950年代には一度は町を放棄した。1993年にサッシ独特の街並みの保存を目的として、世界遺産に登録され、街を再建し観光地として復活した。 マテーラからナポリは、255km/4時間。 |
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2月2日 朝一番(AM6:00)に、ナポリ港から小1時間でカプリ島へ渡る。 古代ローマ皇帝が別荘を築いたカプリ島は、現在も富豪・有名人の別荘・ヨットハーバーがある超高級リゾート地である。 「青の洞窟」へは遊覧船で近くまで行き、手漕ぎ小舟(4〜5人)で洞窟内に入る。入口では乗船客は寝そべって身を低くする。洞窟内の海面は、狭い入口から洩れ差し込んだ太陽光が石灰質の海底で乱反射し、鮮やかなブルーを呈する。船頭がイタリア民謡を唄ってサービスする。アナカプリ地区に上陸し、高台のカプリ地区へは専用小型バスで断崖を駆け上る。高台には観光客相手のお土産屋・レストランがある。 ソレントに渡り、沿岸沿いにポンペイへ。ポンペイ遺跡見学後、ナポリに帰る。 |
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2月3日 ナポリから36km離れたカゼルタへ、王宮・庭園見学後、ローマに帰る。 カゼルタ王宮はナポリの北郊外にある。18世紀中期にブルボン王家の別荘として建造され、将来はナポリの執政機関を移転する意図があったという。ヴェルサイユ宮殿を意識して建てられ、ナポリから直線道路で結ばれるように計画されていたようだ。 執務室、客室は煌びやかに装飾され、居室の内装は落着いた雰囲気をかもし出す。王宮内部にキリスト教神父の居室・寝室もあり、早朝ミサに備えている。王家の姫の部屋は、贅を尽くした絵画・シャンデリアで飾られている。王宮前の庭園は、広大で、池・噴水・彫像などが配置されている。 カゼルタ〜ローマ間(201km、3時間)を高速道路で帰り、ピザパーティーで”駆け足ツアー”は終わった。 |
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