この世界・・・



夢だと思ってた・・・



だが、現実だった・・・



光と気の現実@

?「早くしないと、学校に遅れちゃうよ〜;」

 私の名前は、鈴嶋詩音と言います。何で急いでるのかと言うと、寝坊して学校に遅れそうだからです。因みに、家族とは、私が高校生になってから離れて別々に暮らしてます。

詩音「そういえば、帰りにDVDを買いに行こう。」

 その時、一瞬だけだが、微かに気を感じたのであった。私は、何故か分からないが、景色が変わってる事に気が付いた。

詩音「何・・・此処・・・?」

 私は、今の状況が分からないため、近くに人が居るのを感じて向かったのだった。

?「それにしても、随分派手にやり過ぎたな。」

?「フリーザ様の命令だから、別に良いだろう。」

 その時、スカウターが私の気に反応したらしく、1人の男の人が私の所に来たのだった。

詩音「1つの気がこっちに来る!隠れ・・・。」

?「そこで、何をしている?」

 私の言葉を遮った人の方を見ると、頭の中の思考が止まりそうになったのだが、見覚えのある顔と傷に言葉を失って思わず逃げ出しそうになった。その時、その人は、逃げようとする私の腕を掴んで離そうとはせず、仲間の居る所へと私を連れて行ったのだった。

?「バーダック、その女はどうしたんだ?」

バーダック「俺の顔を見て逃げようとしたから、腕を掴んで此処に連れて来た。」

 この男の名は、バーダックと言うらしいのが分かると、バーダックに話しかけた人の名を私は聞いたのだった。

?「俺の名は、トーマだ。お前は?」

詩音「鈴嶋詩音と言います。」

バーダック「テメェは、何であの場所に居た?」

詩音「それは、私が知りたいです。」

トーマ「事情は、惑星ベジータに戻ってからだ。」

 トーマがそう言うと、詩音って奴をどちらの宇宙船に乗せるか決めなくてはならないため、地球人が決める時にやるジャンケンと言うのをやったのだが、トーマが勝ってしまったので、俺が女と一緒に乗る事になってしまったのだった。

バーダック「ちっ・・・何で俺が、テメェなんかと2人で乗らなきゃならねぇんだ。」

詩音「そんな不機嫌にならないで下さいよ。折角のカッコイイ顔が台無しになりますよ?」

 そして、惑星ベジータに到着して、バーダックは私の手を掴んで、トーマと一緒に大きな建物へと入って行ったのだった。バーダック達は、治療室みたいな所に来ると、荒々しく椅子に私を座らせたのである。

老人「バーダック、その娘は?」

バーダック「コイツは、詩音と言って、制圧し終えた時に現れた女だ。」

詩音「はっ・・・初めまして。」

トーマ「事情を聞く為に、此処に連れて来たって訳さ。」

 2人の説明が終わると、老人も含めて3人が私の方へ顔を向けたのだった。

詩音「ありのままを話すけど、怒らないって約束できる?」

バーダック「素直に話せばの場合だがな。」

詩音「・・・はぁ・・・素直に話してもヤバい気がする。」

?「何がヤバいんだ?」

バーダック・トーマ「「ターレス!?」」

詩音「うわぁ〜、もう1人のバーダックだぁ〜。」

 私は、その人の前まで近寄ってみると、本当にバーダックに似てると思ったのである。その時、バーダックが、私の手を掴んでターレスと言う人から離したのだった。

バーダック「アイツには、あまり近付くな。」

ターレス「それより、その女は、何者だ?」

トーマ「詩音と言う名で、俺達が制圧に行った星で会ったから、此処まで連れて来たんだ。」

詩音「ねぇ、バーダックに似てるけど、血縁関係ってあるの?」

バーダック「んなもんはねぇよ。それより、テメェが何であの星に居たのか説明しろ。」

詩音「そうだね。じゃあ、何処から話せば良いかな?」

トーマ「まずは、何処から現れたのか説明してくれないか?」

 私は、トーマにそう言われて深呼吸をしたのだった。

詩音「えーっと、自分の部屋から気を感じて、そしたら景色が変わって、さっきの星に居たって訳なのよ。」

ターレス「それで、バーダックかトーマのスカウターに反応して、事項を聞く為に連れて来られた訳か。」

詩音「そう言う事になるね。」

 ターレスは、私の説明を聞いて、納得したような感じだったのである。

トーマ「ちょっと聞いて良いか?」

詩音「うん?何?」

バーダック「お前の戦闘力は、何処で身につけた?」

詩音「地球で身についたけど?」

 その時、凄く大きな気が近付いてるのを感じた私は、治療室の近くまで来てるのが分かった。バーダック達は、その戦闘力が誰なのかスカウターで分かったらしく、冷や汗を一粒流していたのだった。私は、気を消してバーダック達が治療するカプセル(?)の後ろへと身を隠したのだった。

?「たった今、この場所で強い戦闘力がスカウターに反応したが、お前達では無いよな。」

バーダック「あぁ。俺達じゃねぇよ。」

ターレス「もし、そんな奴が居たら、捕まえてフリーザ様の所に行ってるしな。」

?「そうか。なら、もし見つけたらフリーザ様の所に連れて来い。」

 その人は、そう言った後に治療室を出ていったのだった。

詩音「今の人は、誰?」

ターレス「フリーザの側近で、ザーボンだ。」

バーダック「おいっ、正体がバレねぇように、戦闘服を着ておけ。」

 バーダックにそう言われた私は、自分が着ていた服から戦闘服に変えてスカウターまで装着をしたのである。

詩音「これで良いのかな?」

トーマ「尻尾がねぇと、バレちまうな。」

詩音「尻尾って、これの事?」

 バーダック達は、私の尻尾をみて驚いてしまったのだった。

バーダック「何で、お前に尻尾があるんだ。」

詩音「何でって・・・小さい頃には、気づいたらあったのよ。それに、孫悟空の子孫だしね。」

ターレス「カカロットの事か。まさか、子孫が居るとはな。」

詩音「それに、超サイヤ人を更に越えた姿にもなれるよ?」

トーマ「そう言えば、尻尾の色が俺達と違うような気がする。」

詩音「先祖の孫悟空は、超サイヤ人4になったと伝説があるの。」

バーダック「超サイヤ人4とは何だ?」

詩音「あっ、口で説明は難しいからなるね?」

 そう言うと、気を高めようとしたら、トーマに止められたのだった。すると、ターレスのスカウターに通信が入って誰かと話をしていた。

ターレス「ザーボンがお前の戦闘力に気付いて、フリーザとドドリアと一緒に此処に来るみたいだ。」

詩音「それは、ちょいと困っちゃったなぁ〜。」

バーダック「ったく、厄介な奴をこの星に連れてきちまったぜ。」

詩音「そのドドリアとザーボンって強いの?」

トーマ「ザーボンとドドリアは、フリーザ様の次くらいの強さだ。」

詩音「あっ、3つの大きな気が近付いてる。その他は、そんなに大きな気ではない。」

 その時、フリーザと側近であるザーボンとドドリアが治療室に入ってきたのだった。

ドドリア「おっ、あの女が一番戦闘力が高いぜ。」

詩音「(心:うわっ、見るからに健康になりそうな奴と、ちょっと美形だなと思う2人が出てきたぁ〜。)」

フリーザ「ふっふっふ・・・そこの貴女、一体何者です。」

詩音「なっ、何者と言われても、説明のしようが無いんですけど(汗)」

ザーボン「フリーザ様、このものはサイヤ人のようです。」

 そう言うと、私の尻尾に気付いたザーボンは、私の尻尾に指を指したのだった。

詩音「でも、只のサイヤ人じゃないですけどねぇ〜。」

バーダック『バカッ!余計な事を言うんじゃねぇよ!』

 バーダックが小さな声で言うと、トーマがフリーザに話をしたのだった。

トーマ「フリーザ様、この女は、ちょっと事情がありまして、此処に置いておく事は出来ませんか?」

フリーザ「どの様な事情があるのかは分かりませんが、星の制圧にお手伝いして頂けるなら良いでしょう。」

ターレス「(心:フリーザが承諾するなんて、普通思わねぇだろうな。)」

詩音「・・・それは、星に住んでる人々を殺せと言う事って訳?」

フリーザ「まぁ、そう言う事になりますね。」

詩音「・・・・・・・・・・・・・。」

フリーザ「貴女には、少し考える時間を差し上げましょう。」

 フリーザはそう言うと、治療室から出て行ったのだった。勿論、側近であるザーボンとドドリアも一緒に出て行ったのだった。

詩音「あのフリーザって奴、何考えてるのよ。」

バーダック「仕方ねぇだろ。俺達、サイヤ人は戦闘民族なんだからよ。」

詩音「サイヤ人の中にも、闘いを好まない人とか居るでしょ?」

ターレス「居るが、フリーザを裏切れないから、命令されたら制圧しに行くんだよ。」

詩音「・・・はぁ・・・そんなのサボれば良いだけの話じゃない。」

老人「そんな事は、サイヤ人にとって出来んのじゃよ。」

 私達は、そんなこんなで話をしてると、空が暗いのに気付いたのか、トーマとターレスは先に帰ってしまった。

バーダック「ちっ・・・あいつ等、先に帰りやがった。」

詩音「バーダック、何か苛立ってない?」

バーダック「ったく、テメェがフリーザ様に余計な事を言うからだ。」

 そう言ってるバーダックは、苛立ちの原因が私なのだと言う口調で話をしていた。そして、バーダックの家に到着した途端に、小さな男の子が走ってバーダックに抱きついたのだった。

?「父ちゃん、お帰りなさい!」

バーダック「おぅ、たでぇーま。」

?「親父、仕事の方はどうだったんだ?」

バーダック「少し手応えがあったが、3日で片付いた。」

 私は、この親子の会話についていける訳もなく呆然としていた。その時、男の子が私に気付いて私の方に来たのだった。

?「姉ちゃん、誰だ?」

詩音「私は、詩音と言うの。事情があってこの世界に来たのよ。」

バーダック「そう言う訳だから、暫くの間はコイツと一緒に生活をしねぇといけねぇんだ。」

?「オラは、カカロットって言うんだ!宜しくな!そして、こっちが兄ちゃんのラディッツだ。」

ラディッツ「親父、この女二尻尾があるけど、サイヤ人なのか?」

バーダック「あぁ。サイヤ人だ。」

 その時、キッチンから女の人が現れて、私を見るなり抱きついたのだった。

?「(ガバッと詩音に抱きつく)バーダック、こんな可愛い子、何処で見つけてきたのよ!」

バーダック「何処でって・・・フリーザ様の命令で、制圧しに行った星で会った。」

?「そうなの。貴女、お名前は?」

詩音「鈴嶋詩音と言います。」

?「詩音ちゃんね。」

 女の人がそう言うと、まだ私を抱きしめているのだった。

?「あっ、私はシェイルと言ってね。バーダックの妻であり、ラディッツとカカロットの母よ。」

ラディッツ「お袋、その辺で止めとけよ。」

シェイル「嫌よ。だって、こんなに可愛いんだもん。」

 シェイルさんはそう言って、私を離そうとはしなかったので、バーダックが見兼ねてシェイルさんと私を引き離したのだった。

カカロット「それより、姉ちゃんは何で尻尾があるんだ?」

詩音「あっ、この尻尾は、私の先祖がサイヤ人なのよ。」

ラディッツ「つまり、俺達と同じ戦闘民族の血を受け継いでると言う訳なのか。」

詩音「あっ、私が持ってきた鞄に詳しい事が書いてある本があるから見る?」

 私がそう言うと、バーダックシェイルさんとラディッツとカカロットが、私を囲んで本を見たのだった。

続く

☆あとがき▽
はっ、初めてのDB小説の完成〜(バンザーイ/笑
この小説は、私がHPを完成させた記念として書いた小説です。

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