13年の月日を経て現れた生命体・・・



その生命体に驚いているZ戦士達・・・



その生命体の正体とは・・・



道なき道を@

?「!?(心:うっ、嘘でしょ?何で、セルの気が感じるの?だって、セルは悟飯がかめはめ波で倒したじゃない!)」

?「味滓お姉ちゃん、そんな恐い顔をしてどうしたの?」

 私の名前は孫味滓。
 今私に話し掛けてきたのは、双子の兄・悟飯とビーデルの娘のパンちゃんで、私はパンちゃんに「何でもない」と言って悟天と父の悟空と修業をしているのだが、どうしても東の方が気になって修業に専念できないので私だけ修業を一旦中断させたのだった。

味滓「ふぅ・・・(地面に座る)お父さんが感じないとなると、私の勘違いになるのかな(小声)

悟空「味滓、何かの気でも感じるんか?」

味滓「えっ?べっ、別に感じてなんていないよ(汗)それより、もう直ぐお昼になるから、私はお母さんの手伝いに行ってくる!(修業場を離れる)」

パン「味滓お姉ちゃん、何であんなに慌ててるんだろうね?」

悟天「あの慌てっぷりは、遠くの方から気を感じてたからだと思う。昔から、姉ちゃんはどんな小さな気でも感じてたから。」

 その時、私は悟飯と入れ違いになった事に気付かず、悟飯がお父さん達に人間が次々に消えていく奇怪な事件が起こってる事を話していた事に私は知る由もなかったのだった。





ー孫家ー

味滓「ただいまぁー。あれっ?悟飯は、お父さん達の方に居る(悟飯の気を感じ)」

?「味滓ちゃん、良い所に来ただ。ちょっとニュースを見てけろ。」

 私は、母のチチに言われてテレビのあるリビングに行くと、東の都で人々が次々に消える謎の事件がやっている事を知り、悟飯が何でお父さん達の方に居るのかやっと分かったのだった。

味滓「くっ・・・!やっぱり、さっき修業してる時に感じた気は“アイツ”のだったんだ(拳を握り)」

チチ「一体どういう事だべ?だって、セルは悟飯ちゃんが13年前に倒した筈なのに、何でまたこんな事件が起こっちまったんだ?」

ビーデル「味滓、とにかく現場に行った方が良いんじゃない?」

味滓「無駄だよ。だって、セルは気を上手く消して、この事件を引き起こしてるんだもん。」

チチ「だども、このまま放っておけないべ。」

味滓「気持ちは分かるけど、今は下手に動かない方が良い。それに、お父さん達が戻ってくるまで待とう?」

ビーデル「それもそうね。今は、下手に動くと危ないものね。」

 ビーデルはそう言って納得したが、お母さんは少し納得がいかないらしく、お父さん達が家に向かってる事が分かったので悟飯からお父さん達が聞いた話と私が感じた気の話をしようと家に戻って来るのを待ったのだった。

悟飯「今戻りました。」

味滓「悟飯、おかえりなさーい。戻ってくるの結構遅かったね。とりあえず、お父さん達には少しセルの事について話したみたいね。」

悟空「あぁ、悟飯から聞いたぞ。」

味滓「それなら、悟飯が話した事で、大体の事は分かってるね。後は、悟天とパンとトランクスに事情を説明しないとね。」

?「フンッ!事情を話さんでも、トランクスは大体の事情を知ってるから話さんで良い。」

味滓「・・・べジータさん、一体いつから居るんですか(べジータの方を見る)まぁ、それは良いとして、此処に居る悟天とパンとトランクスはセルの事を知らないから話すね?」

悟天・パン・トランクス「「「セルって誰(ですか)?」」」

 3人の声が揃ったのだが、そこはあえてスルーするとして、私は“セル”に関して相手を尻尾から吸収する事や完全体に関しての事を分かりやすく説明して、べジータさんが何故か付け加えで未来からトランクスさんが来た頃の事を話したのだった。

味滓「べジータさん、別にトランクスさんが未来から来た頃の事は言わなくても良いじゃないですか(汗)」

悟天「えっ?トランクスくんは、今此処に居るのに何で来るの?」

≪ズコッ!≫←悟空・悟飯・味滓・べジータ・ブルマの事情を知ってる5人は悟天の言葉でズッコける。

?「悟天くん、このトランクスじゃないのよ。同一人物だけど(汗)」

味滓「悟天は、セルの時にまだ生まれてなかったから知らないけど、実はこのトランクスが赤ん坊の時に未来のトランクスさんが居たの。」

べジータ「しかも、あのトランクスは、赤ん坊だった頃のトランクスの成長した姿だったってわけだ(更に付け加え)」

悟空「あの頃のトランクスは、今のおめぇ(トランクス)より強かったかんなぁ〜。そういえば、今は未来でどんな事をしてんだろうな。」

?「きっと、元気にしてるわよ。」

 ブルマさんがそう言うと、私達はトランクスさんが未来から来た頃やセルと闘った頃や未来に帰ってしまった事などを思い出し、一時だけ今ニュースで起こってる事件の事を忘れて笑ったのだった。

ベジータ「それより、今は笑ってる暇などない筈だ。今、ニュースでやってる事を何とかせんと、地球人達は居なくなってしまうぞ。」

味滓「あっ、そうだった(汗)」

悟空「兎に角、今から神様の神殿に行って、何が起こってるのかデンデ達に聞いたみた方が良いんじゃねぇか?」

味滓「そうだね。デンデなら神様だから、何か知ってるかもしれないしね。」

トランクス「あの・・・セルって奴を放っておいても良いんですか?もし、放っておいて、人々がセルって奴の所為で居なくなったら大変なんじゃ(汗)

べジータ「だが、今は気配を隠していて、何処に居るのかも分からんのだからデンデの所に行くのが得策だ。」

悟空「ならっ、決まりだな。」

味滓「それと、アンタ達(悟天・トランクス)も一緒に修業するわよ。良いわね?」

 私がそう言うと、悟天とトランクスは凄く嫌そうな顔になったのだが、小さい頃に対戦ごっこをしていただけあって自分達も戦力として必要なのが分かってたらしく仕方ないといった感じで頷いたのだった。

悟空「よしっ!そうと決まったら、早速ピッコロの所に行くぞ。」

味滓「じゃあ、お父さんは先に神様の神殿に行ってて。私は、汗を掻いたから、別の胴着に着替えて神様の神殿に行くから。」

パン「パンも、味滓お姉ちゃんと行く!(味滓の腕に引っ付く)」

悟空「分かった。それじゃあ、先に神様の神殿に行ってっからな?それと、多分、先に修業してっかもしれねぇからな?」

味滓「んっ、了解。じゃあ、神殿でね(にこっ)」

チチ「味滓ちゃん、大丈夫だか?オラ、凄く心配になってきただ(心配そうな顔)また、あの時みたいに、悟空さが死んじまったらと思うと・・・。」

味滓「大丈夫だよ。今度は、絶対に以前のようにお父さんを死なせないから(にこっ)」

 お母さんが何故そんなにもお父さんの事を心配してるのかと言うと、セルと以前闘った時にクリリンさん達(クリリン・ヤムチャ・天津飯・トランクス・ベジータ・ピッコロ)と私と悟飯の目の前で瞬間移動をして、界王様という人の星でセルと共に自爆してしまった事でお父さんが死んだ事に対して悲しみを思い出してるからだ。

パン「味滓お姉ちゃん、何だか悲しい顔してるけどどうしたの?(心配な顔で覗き込む)」

味滓「なっ、何でもないよ(笑顔になり)じゃあ、私は着替えてくるから、パンは此処でちょっと待っててね(にこっ)」

パン「うんっ!(頷)」

チチ「味滓ちゃん、ちょっと待つだ。オラの使ってた胴着、まだ使えそうだから使ってけれ。」

味滓「えっ?良いの?」

チチ「あぁ、良いだ。それに、この胴着を大切に着てくれる方が、オラとしても嬉しいだかんな。」

 お母さんがそう言うと、私に胴着を渡して「裾は直してっから使ってけれ」とコソッと言うので、私は自分の部屋に行ってお母さんが若い頃に使ってた胴着に着替えてパンが私の腕に掴まって一緒に神様の神殿へと瞬間移動したのだった。





ー神様の神殿ー

味滓「遅くなってごめんなさい(汗)」

パン「ごめんなさい。」

悟空「おっ、やっと来たか!オラ、もう少しで迎・・・え・・・に(少し固まる)」

 私とパンは、急にお父さんが語尾の方を変な感じに言ったので、顔を見合わせて「どうしたの?」と言ってお父さんの肩を軽く叩いたのだが、暫くそのまま固まってしまったお父さんは我に返るのが遅くなって私の顔を見たのだった。

味滓「?・・・どうしたの?」

悟空「えっ?あっ、いやっ、何でもねぇ。しっかし、チチのわけぇ頃にホントソックリだ。オラ、一瞬チチが若返ったと思っちまったぞ。」

味滓「この胴着、お母さんが大切に着てほしいらしくて、私に手渡したの。」

ピッコロ「ではっ、その胴着を大切に着る事だな。母親の思いが籠められた大切な胴着なのだからな。」

味滓「はいっ!」

ベジータ「おいっ!そろそろ精神と時の部屋を誰が使うか決めた方が良いんじゃないのか?」

 ベジータさんのその一言で、私達は精神と時の部屋を誰が使うか考えてるうちに、西の都から気を感じて神殿から様子を見ると、神様の神殿に向かってきてるので、気を探ってみたら私達のよく知ってる気がこっちに来てるのが分かった。

?「皆さん、お久し振りです(神殿に着地する)」

味滓「トランクスさん、お久し振りです。トランクスさんが、こっちに来たという事は、未来で何かあったんですか?」

未トラ「いえっ。母さんが「久し振りに皆に会ってこい」と言ったので、未来から来てみたんですよ。」

悟空「そうだったんかぁ〜。それで、タイムマシンに乗って、この過去の世界に来たっちゅーわけなんか。」

未トラ「はいっ、そうなんです。」

味滓「じゃあ、今では未来の方が平和だ。だって、この時代では、また厄介な事が起こっちゃったみたいなんだもん。」

未トラ「そういえば、こっちの母さんに会った時、大変な事が起きてるような事を言ってました。」

ベジータ「丁度良い。今起こってる異変について、説明すればコイツも闘う気になるだろう。悟飯、コイツに説明してやれ。」

 ベジータさんが悟飯にそう言うと、ニュースでセルの事や私が気を感じた事などを話して闘いに参加してほしいと申し出て、その話に驚いた未来のトランクスは悟飯の話にストップを掛けたのだった。

未トラ「ちょっと待って下さい。確かセルは、13年も前に倒した筈なのに、何故またセルが現れるんですか?」

味滓「そう。セルは、以前倒してる筈なのに、またこの時代に現れたから変なんです。」

未トラ「それに、現れる筈がないんだ。だって、以前ドクター・ゲロの地下研究所は、クリリンさんと一緒に破壊したんですから。」

パン「味滓お姉ちゃん、そのセルっていう奴は強いの?(味滓の服を引っ張る)」

未トラ「そういえば、不思議に思ってましたが、この男の子と女の子は一体誰なんですか?」

味滓「そっか。トランクスさんの未来では、悟天が居ないんだよね。」

未トラ「はいっ、そうです。それに、俺の居る未来では、こっちの女の子も存在はしてません。」

悟空「チチは、あっちじゃ悟天を生んでねぇのか。」

未トラ「えぇ。そして、この女の子も存在はしてません。多分、俺の知らない未来でなら生まれてると思いますが。」

味滓「じゃあ、トランクスさんの未来では、悟飯とビーデルは結婚してないんだ。ちょっと残念。」

 私がそう言うと、悟飯は「何で?」と疑問を投げ掛けてきたので、私は「だって、パンが生まれてないから」と言ったらお父さんが「オラも、未来じゃ死んじまってるもんな」と言って頬を掻いたのだった。

ベジータ「そんな事より、早く修業をしないと、セルの奴がどんどん地球人を吸収していってしまうぞ。」

悟空「まぁ、そう焦るなって。それに、今回のセルは、オラ達だけじゃどうにもできねぇだろうし、ブウも呼んでセルと闘って負けねぇように修業するつもりなんだからよ。」

味滓「じゃあ、私がブウさんを呼んでくるよ。多分、サタンさんの所に居ると思うから。」

現トラ「味滓さん、俺も一緒に行きますよ。それに、何処にそのセルって奴が居るか分からないし、味滓さん1人だと悟空さんが心配するだろうから。」

悟空「おぅ、頼んだぞ。それと、クリリン達も異変に気付いてると思うから事情だけ話しておいてくれ。」

悟天「それなら、僕も一緒に行くよ。いくら姉ちゃんが強くても、そのセルって奴が姉ちゃんを狙うかもしれないから心配だし。」

 ブウさんを呼ぶ+クリリンさん達に事情を話しに行く事に決まった私達3人は、まずブウさんの居るサタンシティに気を探って瞬間移動をして、サタン邸に居るサタンさんとブウさんの目の前に現れてブウさんに事情を話し、続いてクリリンさん達に事情を話すために亀ハウスや色々な場所に移動してセルの事を詳しく話して神様の神殿に戻ったのだった。







続く







♪あとがき◆
はいっ、ドラゴンボール小説の新シリーズ「道なき道を」の第1シリーズが完成しました。
この小説は、今年の6月に発売されたゲームの主題歌「奇跡の炎よ燃え上がれ!」の一部の歌詞を拝借して思い付いて書いた小説です。
多分、ゲームを持ってる人は「道なき道を」の部分を見てピンッときたと思います。

作者&キャラトーク

ソラゾラ「何か、新シリーズと言っても、セルが再び登場しただけって感じ(汗)」

味滓「しかも、魔人ブウを通り越して、新シリーズで再びセルを登場させるとは思わなかった(汗)」

ソラゾラ「自分でもビックリだよ(汗)

悟空「でも、丁度良いんじゃねぇか?オラが、小さくなるよりさ。それに、ソラゾラがどんな設定にすっかオラ達には文句を言えねぇしな(笑)」

ベジータ「しかし、再びセルの登場とは予想外だったぜ。」

トランクス「そうですね。それと、まさか俺が、また過去に来る設定にする事にも予想してませんでしたよ。」

ソラゾラ「だって、劇場版のボージャックの時に出てから、未来のアンタは出てきてないじゃん。」

味滓「それにしても、書き途中のドラゴンボール小説やその他の小説はどうするつもり?コナン小説なんて、今は放置中じゃない。」

ソラゾラ「コナン小説は、また思い付き次第で書き進んでいくよ。」

悟天「ねぇ、全然進んでない小説はどうするの?やっぱり、そのまま放置?それとも、思い付いた時に書き進め?」

ソラゾラ「流石に、放置しっぱなしは良くないから書いていかないといけないよね(汗)」

味滓「でも、ソラゾラの事だから、何とかして書いてくつもりなんでしょ?それなら、まだ放置してても大丈夫よ。」

悟空「だけどよぉ〜、早く読みたいと思う人も居るんじゃねぇのか?」

ベジータ「だが、コイツのペースに任せておけば良い。あまり慌てさせると、コイツのペースが乱れてグチャグチャになってしまうからな。」

悟空「それもそっか。」

味滓「じゃあ、それで決まりね。ソラゾラ、アンタのペースで書いていくって事にしておいても良いかな?」

ソラゾラ「うんっ、良いよ。」

トランクス「あっ、もう修了の時間みたいですよ?ソラゾラさん、このトークの締めをお願いします。」

ソラゾラ「はいっ。ではっ、次回「道なき道を」の第2弾をお楽しみに!」

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